ミニSLが牽引する五分車の旅を終えて、次は製糖工場を見学します。中は2002年に稼働を終えて、観光見学が出来る様に整備されました。照明と天井や壁の窓ガラスからの光が工場内を照らしているとは言え暗いところもあり、ひとりだったら日中でも入るのをちょっと躊躇してしまいそうです。なんせ昔からオバケが大大大の苦手な私・たまねこなので…
半分顔をのぞかせた大きな歯車は、さとうきびを搾汁する時に活躍。搾りカスを燃料に稼働していたボイラーや絞り汁を精製・濃縮するタンクなどを見てまわりました。
今は動かず、不気味なほどに沈黙を守っていますが、最盛期にはひっきりなしに製造されていたんだろうなぁ…そこでふと思ったのが、タイトルにも書いた「ハウルの動く城」宮崎駿さんの世界がふと頭によぎりました。もしかして、夜な夜なひょこり動き出したりしてるんじゃないかなぁ…こんな妄想が、臆病な私を身震いさせるのでした。現代童話になりそうな気がするのですが、皆さんはいかがお思いですか?
最後は特設ステージに飾られたランタンがお出迎え。ここで見学コースのゴールとなり、光が眩しい外へ出ました。
肝を冷やしたとことろで、台湾の製糖工場のお楽しみ!ご当地アイスキャンデーをいただきました。卵黄入りらしいのですが…と思ってかじったら、中から顔を覗かせました。この素朴な味わいがいいんですよね〜。さて、後はさとうきび列車(五分車)が展示されているエリアを見てまわろうかな。
【旅のメモ】
台糖公司中彰區處(溪湖糖廠)
電話番号:04-8855868