告知されるということ。 | 看護師ユカの子宮体癌闘病日記★

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2011年12月7日 子宮体癌と告知されました。病気のこと、日常生活について書いていきたいと思います。

数日前、初診で腰に激痛があり

ジッと寝てられないからCTの検査も受けられないよ!という

患者さんが来院しました。

 

○麻を内服してもらい痛みが軽減したところでのCT撮影で

すでに癌があることがわかりましたが

次の受診で告知することになりました。

 

そして、昨日 告知の日

6×6くらいの腫瘍ができているという病状説明

これからの治療のこと、ポートを作る事など

その女性患者さんは

取りみだすこともなく主治医の話を聞いていました。

 

患者さんが退室した後

『女の人は強いな~・・・俺が告知されたらきっと・・・』って

 

私、こころの中で

 

『先生、告知されて 女だから強いとか、

男だから弱いってことないんだよ。

 告知されてビックリしない人なんていない。

むしろ、びっくりして何言ってんだ?

とか、嘘でしょって思ってる気持ちわからないのかよ

。何にも言える状態じゃないんだよ。』

と思っていました。

 

診察のあと、ホールの柱の隅っこで

小さくしゃがんで、泣きながら

電話をかけていたのを見てしまったし。

 

告知された時って

後からジワジワといろんな思いが

あふれ出てくるって

やっぱり体験した人しか

わからないことなんですよね。

 

院内にある『がん支援センター』の窓口は

私が告知された時は、ありませんでした。

そこには、困った時、辛い時は

話を聞いてくれる専門ナースもいます。

自分ひとりで、抱えるのではなく

家族にも言えないことや

こころの中で思っていることを話せる場所

とても大切だと思う。

私もそんな場所が欲しかったなと思うので

ドンドン活用してほしいです。

 

私の仕事

救急系から、告知をされる患者さんが多い部署へ。

私自身が告知されて6年迎えようとしている時

ここに異動になったのは、やっぱり

何かを伝えるためなのかなと思っています。

何にもできないかもしれないけれどね:*:・( ̄∀ ̄)・:*:

 

同じ経験をしたからこそわかるし、わかってあげたい。

こころのケアできるようになりたいな∮こころ∮

そんな日でしたおだやかうんうん

 

 

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