皆さんこんにちは。「みんなのカウンセラー」こと、
のぶさわです。
「何で言われた通りにできないんだ!」
等と上司に怒鳴られ、
→「す、すみません・・・」と委縮したら
→「いつも、すみませんばっかりで
本当に反省してるのか?!」と
机を叩かれて増々委縮してしまう。
「こうなったのもあなたのせいよ!」等と
妻に睨まれ
→「・・・」と黙り込んでしまうと
→「あなたは都合が悪くなるとすぐそうやって
黙る!何とか言いなさいよ!」
と増々妻がキレる。
そういう”パターン”を繰り返し、
行き詰まっておられる方もいらっしゃると思います。
もしあなたや周りの方に少しでも当てはまる
様でしたら、その”パターン”から逃れる為の
ヒントをお伝えしたいと思います。
①あなたが本当に相手を怒らせたのでしょうか?
「もし私が相手の立場だったら、
同じ様に激昂するだろうか?」
と自問してみませんか?
そして、もしその答えが「否」だったら
あなたが相手を怒らしたのではなく、
相手が何かの”目的”を持って怒りを利用した
と考えられるのではないでしょうか?
例えば、
相手が誰か他の人や何かの出来事に対して
腹が立っていて、その怒りをぶつける相手
としてあなたをターゲットにした・・・。
→これを八つ当たりと言います。
また例えば、
あなたに怒りをぶつける事によって、
相手自身の劣等感を埋め合わせたり、
支配欲や自己顕示欲を満たしたり、
優越感を得ようとしているのかも知れません。
或いは、
相手は周囲の人へ力を誇示する事で
承認欲求を満たそうとしたり、
更なる支配を目論んでいるのかも知れません。
つまり、そう思われる場合は相手は
それらの目的を果たす為に怒りを使った
と考えられるのではないでしょうか?
※奥さんや彼女さん等、女性の場合は
「わかって欲しいのにわかってくれない」
「大切にして欲しいのにそう思えない」
等といった欲求不満が怒りとして表出してしまう場合
もあると思いますが、
これも「自分の欲求を充足させて欲しい」
といった目的があると言えるでしょう。
②相手はあなたを支配・コントロール
したいのかも知れません。
「①」の様に
「何でそこまで怒るのだろう?」と思える場合は、
相手の目的を果たす為にあなたが必要なので、
あなたを支配・コントロールし続ける必要があります。
少しだけ話が逸れますが、
この「自分の欲求充足」の為に
相手を支配・コントロールし続ける方法としては、
「怒りによって恐怖を与える」以外にも、
「相手の同情を喚起させる」
「相手に罪悪感を抱かせる」
「相手を脅す」
等といった”上級テクニック”(笑)もあります。
→例えば、
「おもちゃを買って欲しい」という目的を
達成しようとしている駄々っ子が母親に
「何で買ってくれないんだよ!」と暴れる
(怒り)
「友達はみんな持ってるのに・・・
僕だけ仲間外れになっちゃうよ(涙)」
(同情・罪悪感)
「お母さんなんて嫌いだ!死んでやる!」
(脅し)
さて本題に戻りますが、
ここでは
「怒りによって相手を支配しようとしている人」
を取り上げていますので、
支配・コントロールパターンが固定化された相手
という事になります。
そういった固定化されたパターンを動かすのは
非常に難しくなると思います。
ですからあなた側のパターンを変えてゆく方が
労力が少なくて済むでしょう。
それでは、
どうすれば自分側のパターンを
変えてゆく事ができるのでしょうか?
次回はその事について書きたいと思います。
(次回「相手(の怒り)に支配される人②」へ続く)
それでは今日も良い変化を
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