あけましておめでとうございます。

 

今年は月末の行政書士試験の結果発表に関係なく、いろいろ思うところあって一旦法律の勉強から離れることにしました。

法律の勉強そのものは完全に辞めるわけではないけど、私には法律を飛び越えて守りたいものがあることに気がついたから。

法律が弱い立場の人たちを守るためのものでないと本末転倒なのに、現実があまりにも酷いことばかりで、福祉の法律ですら障害者の権利がずっと前から形骸化されてたのがわかって、疑問と同時に失望を感じていく中、法律の知識を学ぶだけじゃ私が本当にやりたいことはできないなと思ったからです。

 

37歳になるまで私は自分の障害からくる弱点とそれと上手に付き合う方法を全く知らないまま、学校時代、そして大人になってからも健常者中心の環境の中で、不勉強ななりに全く私の障害にあった努力の仕方を本気で考えようとしない人ばかりに囲まれ、今思えば相当酷い環境の中で生きてきた。

それが元で今振り返ると多分いじめがきっかけでうつ状態と境界性のハーソナリティ障害と適応障害を併発するような格好になってしまい、社会人になってからそれが悪化して20年精神科に通わないといけなくなり、閉鎖病棟に入る羽目になる程心も体もボロボロになったことがあった。

去年の夏までお世話になった心療内科のドクターは、かなり前から、

「あなたの場合はここまでこじれたのは、障害のことで酷い目にあいすぎたのが原因だね」

とはっきり言っていたけど。

 

そんな酷すぎ人生を変えたいと思って脚の大きな手術をしてから今年は丸5年目。

いろいろ自分なりに考えて法律を志してはみたものの、あまりに酷い現実を見せつけられる中疑問と失望は膨らんでいくばかり。

そしていつしか心の底に封印していたいじめ以外に大人にされてきた理不尽な仕打ちの記憶が徐々に蘇っていく中、こんなことじゃ同じような境遇の子供達の未来がめちゃくちゃになる!と悟ったのです。

こんなに障害のことで苦しい思いをして大人になるのは私一人でたくさん。

 

下手したら私は人間の心をなくしてしまいかねないところまで痛めつけられてきた。

だけどいろんなご縁に救われてなんとか道を踏み外さずにすんだ。

それこそ大好きな仮面ライダーやスーパー戦隊などのヒーローものじゃないけど、時には法律を飛び越えてでも守らなければならない大切なものをみんな忘れていると思うし。

とにかく障害のあるなしに関係なしに子供の未来に責任取らない大人ばかりの今の日本にライダーキックぶちかましたい。

 

少し過激な書き方にはなりますが、地獄をどうにか生き抜いた障害者の底力をなめるなよ!です。