おはようございます 京都の小次郎です

 

今週は京都の夏の風物詩『祇園祭』(ぎおんまつり)2017年の様子をお届けしています。

 

さて、今回は京都府京都市下京区新町通綾小路下ル船鉾町の「船鉾」(ふなほこ)をご紹介させていただきましょう。

 

 

 

 

 

 

この鉾は応仁の乱の前から存在していたそうで、室町時代の中頃の文書、祇園社(現在の八坂神社)に伝わる「祇園社記」の記事に「神功皇后の舟」と記されているそうです。

 

当時からこの名の鉾が二基あり、その一つが前祭の殿を飾る「出陣の鉾」といわれる現在の船鉾だそうです。

 

 

完成した船鉾の船頭には「鷁」(げき)と呼ばれる想像上の瑞鳥が飾られていました。

 

 

 

この時期の京の街には、祇園祭見物(京都観光)で訪れる方が大勢いらっしゃるため、どの宿泊施設も満室状態です。

 

このような状況から、京の街にも海外からの観光者向けの法令に違反した宿泊施設が多数存在しているようです。

 

 

次回の『小次郎の京散歩』は、「菊水鉾」(きくすいほこ)をご紹介させていただく予定です。