おはようございます 京都の小次郎です

 

昨日、友人にメールで医薬品(抗がん作用のある物質)の質問をしていたところ、「講演が終わってから連絡するから待ってて…」と言われたので気が付いたのですが、昨日からアンチエイジングジャパン(エイジングケアビジネスの展示会)が始まっていたのですね。

 

このところ、小次郎はお薬の開発関係のお仕事が多かったため、アンチエイジング関連のイベントはすっかり忘れていました。

 

アンチエイジングジャパンは明日が最終日なのでセミナー(聴講)に行くか行くまいか迷っています。

 

最近の小次郎は、東京往復するだけで体調が悪くなってしまうしなぁ…。

 

 

さて、今回も前回に引き続き京都市山科区四ノ宮泉水町の「徳林庵」(とくりんあん)をご紹介します。

 

 

 

 

 

室町時代の天文年間に「南禅寺」の「雲英正怡禅師」(うんえいしょういぜんじ)によって「人康親王」を弔うために創建された徳林庵の建つこの地は、盲目の「琵琶法師の聖地」といわれています。

 

「人康親王」(さねやすしんのう/ひとやすしんのう)は仁明天皇の第4皇子で、宮中で上総、常陸国の太守、弾正台の長官を歴任しましたが、両目を患ったことからこの地に山荘を造営して隠棲されました。

 

その後、親王は唐から伝えられた琵琶を習い、その名手となります。鎌倉・室町時代の琵琶法師からは、「雨夜尊」、「天夜尊」と崇められたそうです。

 

徳林庵の境内には室町時代に建てられた人康親王の供養塔がありますが、近くの「十禅寺」(じゅうぜんじ)には墓があります。

 

人康親王の山荘は現在の諸羽神社の境内にあったそうです。

 

 

次回の「小次郎の京散歩」は、人康親王ゆかりの「十禅寺」(じゅうぜんじ)をご紹介させていただこうと思っています。