おはようございます 京都の小次郎です

 

今日は11月24日金曜日、会社勤めの方は今日もお休みにして四連休とされている方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

というわけで(?)、京の街の観光名所は一昨日から交通渋滞で公共交通機関(市バスや私鉄バス)の運行に支障が出ているようです。

 

京の街は『観光』で潤っているのだから…という声が聞こえてきそうですが、京の紅葉名所の近くに住んでいる者にとっては、この時期の交通渋滞には『怒り』を覚えてしまうかも…(小次郎だけかな…笑)。

 

 

さて、今回は前回に引き続き京都府京都市左京区修学院開根坊町にある比叡山延暦寺の別院「赤山禅院」(せきざんぜんいん)の11月の様子をご覧いただこうと思います。

 

 

 

 

ご覧いただいている赤山禅院は仁和四年(888年)に、天台座主であった「円仁」(えんにん:慈覚大師)の遺命によって創建された天台宗総本山「延暦寺」(えんりゃくじ)の塔頭のひとつです。

 

円仁は遣唐使として唐に渡り、苦労の末に天台教学を納めた僧のひとりです。

 

赤山禅院はご本尊である赤山大明神は、唐の赤山にあった泰山府君を勧請したもので、日本では陰陽道の祖神(おやがみ)とされています。

 

赤山禅院が平安の都の東北にあり『表鬼門』に当たることから、赤山大明神は皇城の表鬼門の鎮守としてまつられたそうです。

 

 

 

 

赤山禅院へはバスと私鉄のそれぞれで行くことができます。

 

市バスの場合は、京都駅から市バス5号系統に乗って「修学院離宮道」下車、北東に歩いて20分くらいです。

京都駅から修学院離宮道までの所要時間は約40分といわれていますが、この時期は一時間くらいかかることもありますのでご注意ください。

 

私鉄の場合は、京阪電車「出町柳駅」で叡山電鉄に乗り換えて「修学院駅」下車、北東に歩いて約25分です。