あとは霊肉交換で

 元に戻って、

 俺に夢中な梓から、

 俺との結婚を

 親にせがませる。
 俺も元に戻ったら

 品行方正な

 きちんとした態度で

 梓の両親に

 気に入られるようにし、

 一日でも早く梓と結婚する!

 豪は一成が

 後ろを向いて唾液を

 口の中に

 溜めている間に

 梓と自分の幸せを

 想い描いていた。
 可愛い梓ちゃあん。

 成長した梓の裸を

 目に浮かべて

 ニヤニヤが止まらない。
 すると自分の顔が

 こっちを向いて、

 豪は現実に戻った。

 現実のほうが

 夢みたいだが。
「これでいいか?」
 一成は唾液をいれた

 ペットボトルを

 豪に渡し、

 受け取った豪は

 笑顔をみせた。
「あと髪の毛も少し。」
 有無を言わさず

 近寄って豪は

 自分の肉体の髪を

 引っ張って

 5本くらい抜いた。
「痛い!おい、

 いきなり抜くと痛いだろ。」
 一成は自分の腕を

 抑えて文句を言う。
「ごめん。」
 

 

 

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