前回の記事は、こちら─、
『 サウンドの破壊神!?我が名は「 テンション 」(1) 』
また─、
テンションノートには、それぞれ、
シャープ ( ♯ ) や、フラット ( ♭ ) が付く。
それらの関係は、以下のようになる。
♭9th ( 短 2 度 ) |
9th ( 長 2 度 ) |
♯9th ( 増 2 度 ) |
× | 11th ( 完全 4 度 ) |
♯11th ( 増 4 度 ) |
♭13th ( 短 6 度 ) |
13th ( 長 6 度 ) |
× |
これらの音程を、手が不安を感じなくなるまで、
徹底して覚え込む。
この内面の不安が、本番では命取りとなる。
一瞬の迷いで、手は動かなくなる。
この一線を越えられるかがポイントである。
こういう基本的なことが、身に付いているかどうかが、
自信につながるのだ。
ハ長調なら安心だが、シャープやフラットが付くと、
とたんに弾けなくなるというのも、要は慣れの問題である。
どの調でも、鍵盤の間隔は同じなのだから。
尚─、
上記の表の ( × ) 印のテンションノートは、
通常、使用されることはない。
なぜだろうか…?
( 利口な読者なら、すぐにお気付きだろう。)