最終話のモノローグ部分は最初からだいたい決めていて、
自分へ向けた言葉でもありました。
加藤との再会後の状況にひとりで困惑していた頃、
ネットでコミックエッセイを目にする機会が増えました。
それは恋愛、家族、趣味など、様々な苦労もありつつ内容が濃く輝いて見え、
興味深く面白いけれど、
どうしても「自分とは違う世界のお話」でした。
今まで何も起こらず、何も起こそうとせず、むしろもう、何か起こるのが怖い。
でも何か起きてしまっていて、どうやら普通ではない…
同じような感覚の人がどこかに居るなら「私みたいなのも居るよ」と伝えてみたいし、
誰かに話を聞いてもらえれば気持ちの整理もできる気がして、
「山田、恋をする?」を描き始めました。
描いているうちに更に何かが起これば違う結末になるのかなとも思っていましたが、
無事、予定どおりの結末になりました(笑)。
山田と加藤のどちらが悪いとか、
何かを否定する話にならないようにしたいけれど、
どうにも「自分が良く見られたい」という気持ちが働いてしまうし、
動揺しやすい質のため、
描き終わるまでコメント欄を閉めており、大変失礼いたしました。
私自身「結末がハッキリしないお話がカッコイイ」と思っているため、
一世一代のカッコをつけたいところなのですが、
お伝えできる山田の近況としましては、未婚、実家です(´_`;)ゞ
加藤の会社もコロナ禍に負けず頑張っているようです。
モデルが実在の人物である場合の配慮については言わずもがなですが、
この漫画を描いたことは誰にも伝えておらず、墓場まで持っていきたいです。
アカウントはしばらく残しておくつもりですが、
今後マンガや絵を描けるかどうか自信がなく、考えがまとまっていません…
ですが、せっかくの繋がりを大切にしたいです。
もうすこし考えてみます。
現在無職なので、描き終わったからには職探しを始めないといけません。
とっても気が重いです\(^p^)/
最後まで描き切ることができたのは、読んでくださった皆様のおかげです。
今まで本当にありがとうございました!!
山田