こんにちは、

今年の関東圏は残暑は厳しくなく台風の影響が少ない状態です、他では豪雨の影響が大きく天候にはこれからも一喜一憂が続きそうです。「ACCU WEATHER 」の25日間予報では10月2日が晴れ、3日が曇り、4日が曇り小雨、5日が雨となっています。


今日は土浦花火の競技三部門についてです。


10号玉

中小企業庁長官賞をめざす10号玉の部は、尺玉とも呼ばれ大きさは直径30センチ前後、10㎏弱、高さは330m、1玉8万円前後(各会社によって違います)で古くから各競技会で技を競っていることもありハイレベルのものです。特に日本を代表する割物(玉皮の内側に星を均一に並べ割薬を詰め重ねられたもの)は広くに知られ、球状に開く菊物・ボタン物があり、球状が一重のもの、二重になるもの(芯物)、三重になるもの(八重芯)、四重になるもの(三重芯)と種類も豊富です。「昇り曲」といわれる本体と同時に打ち上げる上昇中の付加物で、花火玉本体とは別に外側に小型の花火を装着して上昇中にも楽しむことができます。
 10号玉の評価は、作品と玉名がマッチしている事が求められ、親星及び芯星ともに正円を描いていること、色合いが鮮明であることとなります。また、座り・盆・抜け星・消え口の精度が求められます。
  

創造花火

茨城県知事賞をめざす創造花火の部は、5号玉(規定7発)で創造性が重要で独創的なアイデア、星の配置や鮮明さ精度が求められます。変わり種の新作が楽しむことができます。

近年は精度の高い田畑煙火店や5連覇を含む抜群の安定度の北日本花火興業が高い評価となっています。
  

スターマイン

経済産業大臣賞をめざすターマインの部は、ひとつひとつの精度はもちろんのこと音楽に合わせたリズムある連射花火の構成、テーマとのマッチがポイントとなります。短時間に打ち上げられる大量の花火はすべての花火大会においても大きな注目です。

土浦全国花火競技会はスターマインの部に関して玉数・筒数・時間の制限(400発以下・4号玉以下・2分30秒以内)やルールも厳格でより精度の高いものが求められます。他の花火大会で大トリのようなスターマインが開始早々から見られるのも最高です。

また、プログラム中盤の大会提供の「土浦花火づくし」はワイドスターマインは6分間に1300万円をかけるひじょうに豪華なものです。



第83回土浦全国花火競技大会

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