築地まぐろ屋3代目 豊洲市場場内からのマグロ新鮮情報

築地市場場内で40年以上のマグロ仲卸をしている、『松井水産』より、豊洲に移動しマグロの仕入れ情報、お得情報を毎日に配信

プリンプリンのブリンブリン(^^::)

2017-02-10 19:54:09 | Weblog
更新遅くなりました~スミマセンm(--)m
今日は世間的には当たり前?なのですが、河岸で働く私たちにとっては
非常に珍しい『土日連休』の前日、連休前!
なんか日月連休と違って・・・新鮮です(^^;;)

そんな本日、連休前という事で売れ口も見込めましたが、
それよりも「売る魚が無い??」そんな状態(泣)
天然本マグロは日本海、京都舞鶴の定置網が小マグロばかり20本ほど。
あと見かけたのは対馬の20キロ台の小マグロが数本。
あとは他の会社を見ていないのでわかりませんが、本数も大したことが無く
メジに毛が生えた程度の小マグロばかりではないかと思います。
唯一、天然物で大きかったのはノースカロライナ産の大西洋マグロがたったの1本。
大西洋はたったの1本ではお話にもならず、近海物の小マグロもちょっと
「いいな~」
と思う目立つものはもちろん、それ以外でも結構なお値段。。
セリ後、「今日の小マグロ、高いね~」とセリ人が言うくらいですから(汗)

そんな状況は養殖物以外なくなるのですが、1月で伊根産が終わってしまって以来
国産養殖は魚体もさほど大きくないものが中心。。
その中でひときわ目立っていた160キロの国産養殖!!



産地は高知県!
昨日のお昼前に釣り上げられたというでっかい国産養殖!
身は縮れていて鮮度バリバリ!まだ脂も色も出ていません。
卸してみると身が「プリンプリン」まだまだ繊維が活きている?ので切った部位から
さらに縮れてきてブリンブリン(^^;;)
正直、今日食べても味も素っ気も無いかもしれません(汗)
しかし!!1、2~3日置けば身もしっとりとして脂もグッと上がってくること間違いなし!!

国産養殖で鮮度の良いものはかなり見てきましたが、
ここまでの鮮度にはお目にかかったことはありません(^^;)


買うものが無くて?仕方なく??仕入れた高知県の養殖本マグロ!
思わぬ『怪我の功名??』でした~

来週も品物少なそうですね~(T0T)

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