井関正裕客員教授の特別講義受講の勧め
                                    AA一同
 

 元裁判官で,本学法務研究科で平成21年3月まで特任教授として行政法を担当しておられた井関正裕先生が,この夏に下記講座を開講されます。
私自身,法科大学院在学中はもちろん,修了後にも何度も参加させて頂き,毎回とても勉強になっている講座ですので,是非皆さんにも受講をお勧めします(私も,予定が合う限り聴講させて頂こうと思っています。)。
奮ってご参加ください。



① 法令・判例調査クラス〔8月5日(火)〕

② 行政実体法解釈適用の手法〔8月27日(水),29日(金),9月1日(月)〕
  
   *開講時間帯は,いずれも4限~5限(14時40分~17時50分)


① 法令・判例調査クラスについて
 このクラスは,司法試験の得点に直結する内容ではありませんが,実務家として法律に携わる仕事をしていく上で必須でありながら,なかなか教えてもらう機会のない法令・判例調査のノウハウを井関先生から伝授して頂けるというもので,実務に出てからとても役立つと思われます。
 現役生はもちろん,これからサマークラークなどに参加予定の修了生には特にお勧めしたいクラスです。

② 行政実体法解釈適用の手法について
  このクラスは,司法試験の公法系科目第2問で毎年問われる行政実体法解釈の問題について,試験の現場で,初見の行政実体法を読み解き,解釈するための手法を,裁判官として数々の著名な行政事件を担当して来られた井関先生にご教授頂けるというものです。
  司法試験の公法系科目第2問では,例年,実体法解釈の問題に5割程度(平成26年度の問題ではなんと75%)の配点がされていますが,実体法解釈の問題は対策がとりにくく,多くの受験生が苦手にしているように思います。しかし,実体法解釈については,正しい考え方を身につけられれば,十分に高得点が狙える問題であり,それにより,ライバルに大きく差をつけることができます。
  私は,司法試験の公法系科目で高得点をとることができたのですが,それは,このクラスによるところが大きいと考えており,是非,多くの方に受講して頂ければと思います。
以 上