電球色のLED電球を買ってきた。

 

今回は60形ではなく、40形相当の明かり

にした。

 

アイリスの40形相当のLED電球の場合、

電球色と昼白色では明るさは同じでも、

消費電力が3.8W(昼白色)、

4.6W(電球色)と違う。

 

節約と実用性を考えれば昼白色を選び

たいところなのだけど、ひとり暮らしの身

としては、温かみのある明かりを求めて

電球色に惹かれてしまうのはいたし方

ないところ。

 

 

先週、洗面所に60形相当の昼白色LED

電球を点けたせいで、見えなくてもいい

現実をまざまざと映し出す鏡に目をそむ

けていたのだけど、これでようやくもとの

スナックのミラーに戻ってくれると、早速、

電球を取り替えた。

 

明るさを40に落としたせいだろうか。

なんだか物足りたい。

 

こんなに暗くては何も見えないのではと

不安を感じてしまう。

 

これは目が昼白色に慣れてしまったせい

なのか。

 

前に使っていた電球に戻して確認して

みたら、40形相当のLEDと明るさは

あまり変わらない。

 

やはり、明るさに慣れてしまったらしい。

 

じゃあ、電球色はそのままに、60形相当に

明るさを上げてみようか。

 

いや、電球色である以上、黄色味がかった

光になってしまう。

 

ここは昼白色にした方がいいのでは。

 

でも、

洗面所で手を洗う度に顔色を確認する必要が

あるのだろうか。

 

 

じゃあ、トイレの電気はどうする?

 

トイレは日々の健康チェックの場。

色を確認できるように昼白色にした方がいい

けど、とはいえ、リラックスできる場にする

ことも大切。

 

 

玄関はどう。

 

 

電気を点けるなら、そりゃあ、くっきり

明るく見えた方がいいに決まってる。

LEDに変えれば、今までより少ない消費

電力でも、十分明るくすることができる。

 

だけど、明るく照らしてまで、見る必要が

あるものって、何だろう。

 

 

見えないこと=気付かないことへの不安は

あるけど、我が家に必要なのは真実を

照らし出す明るさではなくて、温かみを

生み出してくれる光……かな。

 

 

一度変えたら、10年近く持つといわれる

LED電球。

 

決断には勇気がいります。