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【途中報告】生きてます2

このブログを読んでくださっているみなさん、こんにちは。どうもお久しぶりです「よそじSE」でございます。

ハイ、生きてます。大丈夫です。仕事の山を越した・・・と思ったんですが、まだ少し多忙な毎日が続いてまして、3月上旬に再開と思っていたのですが、ちょっと時期がずれ込んでいます。

SEという職業柄、社会インフラを支える大事な仕事に携わる事が多いのですが、今回の私の仕事もその一部であり、社会の影でひっそりと人知れず頑張っています。とりあえず新聞沙汰になるような事もなく、何とか無事に凌げているのはホッとしています。

そんな訳で完全復活にはもう少し掛かると思いますが、再開までもうしばらくお待ち下さい。

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【途中報告】生きてます

このブログを読んでくださっているみなさん、こんにちは。どうもお久しぶりです「よそじSE」でございます。

ハイ、生きてます。大丈夫です。仕事の山を一応越してようやく先が見えて来ましたのでちょこっとだけ再登場です。ただまだ忙しさは変わらないのでブログ完全復活はもうちょっと先になりそうです。一応生存連絡という事で陰からこそっと出て来ました。ノシ

ここですみませんが内輪ネタです。

「エー、業務連絡ー、業務連絡ー。
N君、E君、あのビッグプロジェクトうまく行ったぞ!喜べ〜!君たちのおかげだ!この5年よく頑張ったよな〜!後は新システムで行くだけだ〜。早く戻って来いよー。」


以上、内輪ネタ終了。

ここのところの激務で疲れてはいますが、気が付けばうつ病明けの病み上がりと言うことをまったく気付かないぐらいに仕事に集中してましたし、電池切れを起こす訳でもなく、睡眠も安定していて、毎日「普通に」頑張ってます。わりと無理が効く身体になってきたなぁ〜と実感しています。

という訳で、今日は久しぶりに禁酒を破るつもり。
今週は引越しやら転院やら忙しい一週間になりそうなので、落ち着くまでもうしばらくお待ち下さい。

次男の誕生日プレゼントはこれをねだられました。男の子だなぁ↓

ラジコン陸上自衛隊74式戦車



リハビリ最終日、無事終了

このブログを読んでくださっているみなさん、こんにちは。今日はバレンタインデーでキッチリ義理チョコを頂いて、それを食べながら執筆している「よそじSE」でございます。まぁ嬉しいっちゃあ嬉しいですが、この義理チョコという習慣、無くなりませんかねぇ?「3倍返し」のお返しが面倒でいつも困ってしまいます。

では続けますね。

8/30(木)、通気練習10日目、前日に産業医に「復職可」の診断を頂いていた私としてはいよいよリハビリ最終日です。中途覚醒もなく、朝6時に目を覚ましました。スッキリした気分で朝から快活です。

いつものように朝食を摂って7:50に自宅を出発し、本社には8:50に到着しました。この日もルーティンに従ってミネラルウォーターとコーヒーを買ってIT業界雑誌を読み始めました。

もう復職は決まってるんだから、もうそんなに頑張ってリハビリメニューこなさなくていいんじゃない?という声が聞こえてきそうでしたが、最後まで手を抜きたくなかった私は、いつものようにガッチリ読書をこなして行きます。決して嫌々読んでいる訳じゃなく、雑誌の内容が面白かったので食いつきまくりで読み進めました。

午前中はあっという間に過ぎ去り、昼休みは後輩の相談に乗ってやる約束をしていたので、ランチを摂りながらあーだこーだと私が一方的に社会情勢やIT業界の事などの話題を話し込みます。私の「教え魔」本領発揮。(笑)
後輩も一通り納得したようで、私の宿題は終了。ひとつ仕事を片付けた達成感がこんなトコロにもありましたし、私を病人扱いせずズケズケと相談を持ち込む後輩にもある意味感謝。

午後は早々と日報をまとめ、15:00には書き上げて提出し、残りの時間はご褒美のエスプレッソを飲みながら手持ちの本を読書してのんびりと過ごしました。気が付くと、時間はあっという間に過ぎて行きました。

17:00を過ぎた辺りからソワソワしだし、この10日間お世話になった周辺の方々へご挨拶。

「お世話になりました。もう絶対にココ(本社のリハビリ)には戻って来ませんので。(笑)」
というのを合言葉に、一人一人に挨拶回りしていきました。

最後に、一番お世話になった人事の担当者さんのところに行って、

「すいませーん、私ってデキの悪い子でした?(迷惑かけっぱなしでした?という意味で)」
と言うと、

「ううん、全然、優秀優秀。毎日ちゃんと来れてたし、全然手が掛からなかったわよー。」
と言われ、一安心。

人事の担当者さんは、私のようなうつ病になった社員を何人も見ているので、ある意味プロです。その方から「手が掛からなかった」と言われたのはお世辞だとしても嬉しかったです。

「とにかく、(仕事をやり過ぎないように)抑えて、抑えて、ね。」

と、放っておくと仕事に没頭して、没頭しすぎて暴走してしまう私の性格を見抜いてか、優しくやんわりと釘を差してくれました。(笑)

カウンセラーさんにもご挨拶すると、「お疲れ様〜。じゃあさ〜、職場復帰してから2週間ぐらい経った頃にそっちまで会いにいくからさー、9/13(木)でどう?」と先のお約束。職場までわざわざ来てくれるんですか!?とビックリする一方、なんてアフターケアまで整ったいい会社なんだろうと改めて感心しました。仕事の具体的な予定が見えないので仮予定でしたが、拒む理由はありません。
※カウンセラーさんはその後も2〜3週間に1回くらいのペースで職場まで会いに来てくれています。職場復帰を果たしても、会社側としてはもう少し様子を見たいというのと、それだけ再発の危険が高い病気なんだな、と思います。

そして2週間お世話になった自席を片付けて、退社。退社後は20年前の上司の一人がたまたま人事部にいたので、私の「復帰祝い」と称して飲みに連れて行ってくれました。その時たまたま本社にいたもう一人の同僚を無理矢理連れ出して3人で、
「どうせならヤングなでしこ見られるようにテレビのある居酒屋にしようぜ。」
と、会社から程近い居酒屋のテレビの前に集結。

この3人が実は「バカ」が付くくらいにサッカー好きの3人で、準々決勝の日本 vs 韓国をテレビ観戦しながら昔話やサッカー話で盛り上がります。(もちろん私は酒抜きでウーロン茶のみ。)ヤングなでしこの勝利を見届けながら、私はいよいよ明日から復帰なんだ、そして色々辛かったけどこうやって飲み会に参加出来るぐらいに回復したんだという喜びを噛み締めていました。
ヤングなでしこの活躍のお陰で帰宅も就寝も遅くなりましたが、そんな事は気にもならずに24時頃眠りました。

・・・
と言うわけで、私の「リハビリ期」の執筆は以上になります。

ちょっとここで、重大(?)発表させて下さい。

このタイミングでキリも良いので、ここで一旦ブログを休止します。
と言うのも、実は只今(2013年2月14日現在)仕事の方が佳境に入ってまして、ちょっと忙しくなりそうなのでブログの一旦休止をさせて頂きます。無理すればブログ更新も続けられそうな雰囲気ではあるのですが、更新できるか/出来ないかと毎日心の中に引っ掛かりがあるのはイヤなので、とりあえず明示的に「休止」とさせて下さい。

このブログを始めて6ヶ月ちょっと、投稿した記事数は既に130を越え、お陰様でアクセス数は日増しにアップしています。コメントも少しずついただけるようになり、嬉しいことこの上ないのですが、毎日楽しみ(?)にされている方々への私なりの一応の筋の通し方とご理解頂ければと思います。

ブログの将来としては、復職後も色々と山あり谷ありでしたので、その辺をきちんと書くつもりです。少なくとも今(2013年2月)の時点ぐらいまでは書く予定なので、あと半年ぐらいは続くでしょう。

一応2週間後(3月上旬)を目処に再開したいと思ってますが、もしかしたら仕事の合間合間に時間を見つけたらポツポツと更新するかもしれません。突然ポッと更新しても怒らないで下さいね。
あと、コメントはいつでもお待ちしています。コメント返しぐらいは出来そうなので、気軽にコメント下さいませ。

最後にいま私が気に入っているマンガをご紹介しておきます。

●佐々木 倫子 著「チャンネルはそのまま! 1―HHTV北海道★テレビ」BIG SPIRITS COMICS SPECIAL

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ドジで天然キャラ、バカ枠でHHTVに採用された「雪丸花子」という主人公が織り成すドタバタ劇で、クスクス笑える緩さがいい感じのマンガです。「動物のお医者さん」と同じ作者さんですよ、と言えば分かる人は分かるかも。

このマンガで、「水曜どうでしょう」ファンなら必ず分かるあの名物ディレクターを模した脇役も登場する遊び加減が道民の心をくすぐります。いいマンガなんで是非読んでみて下さい。

そして「チャンネルはそのまま!」というタイトルに、「このブログを忘れないで下さいね。」の思いを込めておきます。このブログのブックマークも「そのまま」でおねがいしますね。

それでは皆様、しばしのお別れです。ごきげんよう。

勝ち取った「復職可」

このブログを読んでくださっているみなさん、こんにちは。昨日アップした記事が誤植だらけで落ち込み気味の「よそじSE」でございます。眠くてブログをアップした後確認せず寝てしまったので同じ記事が二回投稿されたりと散々な出来でした。本日修正しておきましたのでご了承下さいませ。お目汚し失礼しました。

では続けますね。

8/29(水)、通気練習9日目です。今日はいよいよ産業医診断で復職可/不可の判定となります。やや緊張していたのか2:30ぐらいに中途覚醒してしまいましたが、すぐに寝直し起きたのは6:00。起き抜けすごく眠たくて完全に目が覚めるまで20分ほど要してしまいました。こういう節目節目に中途覚醒してしまうのは、少しずつストレスが掛かってきている証拠なんだなぁと思います。

ジョギングは体調に万全を期してこの日も自重。カウンセラーさんに「朝のジョギングは止めておいたら?」の一言を逃げ口実に平日は中断する毎日が続きます。「頑張れるなら会社から帰った後の夜にやったら?」と言われたものの、毎日通院やら知人のお誘いやら何やらで結局帰宅が遅くなりなかなか平日は走れる時間がない日々でした。

いつものように朝食を摂って7:50に自宅を出発し、本社には8:50に到着しました。この日もルーティンに従ってミネラルウォーターとコーヒーを買ってIT業界雑誌を読み始めますが、11時に予約していた産業医診断の事が気になって仕方ありません。午前中、読書に充てられる時間は産業医の時間を差し引くといつもより1時間少ないので、診察時間は気にはなりましたが何とかハイペースで読書を続けます。

そして11:00になり、診療所へ行って産業医診断が始まりました。

4週間前の初めての産業医診断では、早く復帰したい一念で、

「もうこんなに元気になってるんだ。もう大丈夫なんだ。8月中旬までに復帰しないともうそこには戻れないんだ。だから、早く復帰させて下さい!」

という気合が全身から発してしまっていたのか、やたらハイテンションで自分の事をアピールしてましたが、それが却って仇になったのか、「まぁ落ち着いて図書館通勤からしっかりリハビリしなさい。」という判断でした。

しかしこの日は、自分でもやたら落ち着いているのを感じていました。淡々と、リハビリ中にあったこと、感じたことなどを伝えていました。

・図書館通勤は辛くて最初はランチが食べられないぐらいだったこと。
・途中、身内に不幸があって急遽リハビリを中断して札幌に帰省したこと。
・それでもだんだん慣れてきて、図書館に一日いても苦痛じゃなくなってきたこと。
・本社に通勤練習を始めてからは、一日も休まずきちんとフルタイムで出来ていること。
・通勤練習中も3日目ぐらいに不調に陥ったけど、意図的にサボったりしてリカバリする術を身に付けて乗り切ったこと。
・上司にも相談し、復職した後の仕事も自分としては重荷には感じていないこと。

などなど、「まぁ色々と山あり谷ありでしたけど、ここまで何とかこれました。」という一言で締めくくると、

「そうね、ずいぶん(以前とは比べて)落ち着いたみたいですね。うん、じゃあ、復職してもいいかな。復職可の診断書を出しておきますね。でもね、いきなり飛ばしたらダメよ。最初は残業も休日出勤も禁止だからね。」

・・・という訳で、意外とアッサリ「復職可」の判定を頂きました。(喜)

ここで私は、湧きあがった2つの疑問を解かずにはいられませんでした。

「残業禁止って・・・いつまでですか?」
「薬(リフレックス)って、復職のタイミングで減らすものじゃないんですか?」


残業禁止って、まぁ言われるのは簡単な事ですが、実際に残業をしないように仕事をコントロールするのは難しいものです。システムエンジニアという職業上、ある程度の残業は必要悪でしたが避けにくいものです。

産業医の先生によると、残業禁止はその人の症状や復職時の状態、そして復職する先の職場環境などに応じて残業禁止する/しないなど細かく調整するそうですが、少なくとも3ヶ月、普通でも半年ぐらいは残業禁止を命じるそうです。残業禁止となったら、人事部でその厳命が直属上司に出され、勤務表のチェック対象になるとのこと。もはや、抵抗する術はありません。

私の復職する先のプロジェクトはとても忙しい状態で、正直残業なしでどこまでやれるのか自信はなかったですが、「ま、なるようになるしかない。」と受け入れるだけでした。

そして薬の方は、私が勝手に「復職するぐらい良くなっているんだから、そのタイミングで薬は減らすもんなんだろう。」と思い込んでいたのですが、先生によると「復職直後はそれはそれでまた大きなストレスが掛かるから、薬は減らさずにしっかり飲んでおいた方がいい。(抗うつ剤は)多めに飲んでも悪い薬じゃないから、そのまま飲んでいて下さい。」とのこと。どうやら薬から卒業できるのはまだまだ先のようです。

ま、それでも無事に「復職可」の判定が頂けたのは、大きな前進です。

診断書を頂いて、人事の担当者さんに「復職可の判定出ました〜イェーイ」と診断書をヒラヒラさせながらおどけて言うと、一緒に「良かったね〜!」と喜んでもらえました。(笑)
産業医診断の診断書だけあればいいのかと思ったら、「一応、後追いでいいので主治医さんからも復職可の診断書貰ってきて下さいね。」の一言。えー!主治医から診断書を貰うと余計に三千円もかかるーー!と渋っても会社のルールなんで従う他ありませんでした。じゃあ次の診察で貰っておこっと、と小さいノートにすぐさまメモ。

自席に戻って上司に復職可の旨連絡をメールすると、どっと力が抜けていくのを感じていました。同時に、全身から喜びが湧き上がって来ました。復職可を「勝ち取った」という気分で一杯でした。まさに私は復職可を「勝ち取った」のです。

そして残りリハビリ1日半、手を抜かずにちゃんと最後までやろうと決心し、読書と日報書きに精を出しました。途中、月曜日のランチで後輩に頼まれたある宿題を一人ブレストでこなしながら、どんどん進めていきます。退社時間まであっという間でした。

そして帰宅前にタバコで一服していると、別な後輩とバッタリ会いました。この後輩は、後輩でありながら、自分の先生でもあり、ある意味同志でもあり、私の良き友人、良き理解者です。

タバコで話しているうちにじゃあ晩飯でも一緒にという流れになり、私の「酒はダメよ」の一言でファミレスで夕食となりました。ファミレスでは自分の病気のこと、明後日から復職すること、今の会社の状況、相手の仕事の状況など様々なこと色々話し込み、タップ3時間以上サシでずーっと話をしていました。気が付くと時間はあっという間に22時。慌てて帰宅し、ブログを更新する間もなく薬を飲んで少し遅目に眠りました。

リハビリもラスト1日、隙間なくしっかりやって、ひとつもやましいことなく晴れて職場復帰を果たそう、という気持ちで一杯でした。

復職前の上司面談

このブログを読んでくださっているみなさん、こんにちは。眠たいままブログを書いて昨晩アップした記事は誤植だらけ、その後一部文章を修正して再アップしている「よそじSE」でございます。サイレースは相変わらず強力です。

では続けますね。

8/28(火)、通勤練習8日目の朝です。目覚ましなしで5:00に自然に起きました。前日のカウンセラーさんの面談でも「朝のジョギングはやめておいたら?」と言われていたので、早起きしてもやることなく仕方なく前日休んだブログを朝から書いて5:32にアップするという離れ技をやってのけました。そして更にもう一つのブログの記事も6:40にアップという連投。今じゃ絶対無理。(笑)

7:00になり朝食を摂りながら日記を書いて、7:50に自宅を出発、会社に8:50に到着しました。自席に着くと特に変わった感じもなく、気力充実しています。

いつものようにミネラルウォーターとコーヒーを飲みながら、まずは今日一日の予定を小さいノートに書き出します。この日は、リハビリを15時で切り上げ、私の会社に向かい上司面談するという重要な仕事がありましたし、夕方は主治医の病院に行って復職のことを相談しなければなりませんので忙しそうな一日になる予感がありました。
そしてリハビリを15時までに切り上げるというのは、いつもより2時間以上前倒しで作業を進める必要があり途中サボっている時間はありません。いつもより少しペースを上げてIT業界雑誌を読み進めます。

昼休みを挟んで午後は早速日報書きを開始し、14:30には一通り書き上げホッと一息。いつもより速いペースで仕事をこなせたのはまたひとつ小さな自信になりました。

15:00に本社を出て1時間かけて電車で移動し、16時少し前に会社に着きました。通勤練習の直前にノートPCを取りに寄って以来、約2週間ぶりに訪れましたが私の精神状態はかなり向上していました。もう自信満々で復帰する気合で溢れています。

上司は快く迎えてくれました。
「お、元気そうだな。どうだ?」
「もう全然大丈夫っす。明日産業医さんのジャッジなんですけど、それでOKが出ればもう今週金曜日からこっち(会社)に来ます!」

自分の口から、ハッキリと「戻る!」と宣言できました。

「で、戻ってきたら何しましょうか。」
「うん、まぁ、状況は分かっていると思うけど、元のポジションに戻すつもりはないから。つまんないかもしれないけど、責任あるポジションは考えてない。今、○○を考えるヤツが今いないんだよ。○○をやってもらおうかなって。」

詳しい事はここでは言えませんが、私はプロジェクトの状況は分かってましたし、何となく自分に求められる役割も理解していました。そして、元いたポジションにはもう戻れないという事、元のポジションは非常に責任が大きい重大な仕事だったのですが、それでツブれて病気になった自分としては、

「責任のあるポジションには置かない」

とハッキリ言われたことは、ある意味自分の職歴としては「後退」を意味していましたが、それでも不安な気持ちより安心した気持ちの方が上回っていました。


上司と30分ほど話し込んで、私はこれからの仕事の大枠を掴みました。

その後は同僚、後輩などに次々と話しかけ、「金曜日から来るからまたよろしく!」と何度も言って、会社を後にしました。産業医診断でどういう結果が出るかまだ分からない状況でしたが、私は間違いなく確信を持っていました。

会社を出た後は主治医の病院に直行。特に変わりなくきちんと通気練習をできている事を伝え、
「明日の産業医診断次第ですけど、もしOKならそのまま金曜日から復職しようと思ってます。」
と伝え、先生の「あ、そう」の一言で終わり。

復職してもいいのか悪いのか主治医の判断も重要かと思ってましたが、結局は自分の意志が一番需要に反映されるんだなぁと実感。それ以外は特もなく、いつものように診断が終わりました。

帰宅した後はテレビなどを観て過ごし、一日が終わりました。リハビリも残り2日間。そして明日は産業医診断という大イベントを控え、一陣の不安もなく終えました。今日色々と忙しくあちこち移動して過ごしましたが特段変化は見られず、明日の診断に診断に緊張しつつ夜を過ごしていました。

転んでもただでは起きない

このブログを読んでくださっているみなさん、こんにちは。三連休の最終日は落雪で破壊されたCSパラボラアンテナの修理に費やされた「よそじSE」でございます。固定具だけの交換でOKかと思っていたら、実はアンテナ本体も歪んで破壊されており、アンテナケーブルも断裂されており重傷でした。結局全交換。あぁ散財です。

では続けますね。

8/27(月)になりました。前日ヤングなでしこ観戦に行き、帰宅が遅くなったので少し遅目に薬を飲んで就寝したので、目が覚めたのは6:30でした。自ずと時間がなくジョギングは中止せざるを得ません。

朝食を摂りながら、はぁ今日は月曜日かだりぃな〜という気持ちが頭をもたげてきましたが、それを心の奥底に押しやり、無理矢理シャワーを浴びて身支度し自宅を出発しました。出発した時間は7:55と、通勤練習を始めてから最遅になってしまったのは、ブルーマンデーの現れだと思いました。


それでも電車の中でPowerSongを聴きながら会社に近付いてくると、不思議とそれなりにやる気が出て来ました。自席に着いたのは8:55という際どさでしたが遅刻しなくて良かったと胸を撫で下ろし、いつものようにミネラルウォーターとコーヒーを買ってIT業界雑誌を手に取ります。一冊/日のペースで読み進めてましたので、これで7冊目となります。

その日手にとった雑誌のページをめくっているうちに、ひとつの記事が目に入って来ました。そこには、私の知っている顔が写っていて思わずコーヒー吹きそうになりました。

詳しくはここでは書けませんが、私の仕事関係の付き合いのある良く知った人が、大勢を前に講演している様子を取材した記事でした。日付を見ると2012年5月某日に、都内であるシステムの刷新に関する内容を講演したようです。

「あの人が・・・自分が休んでいる間に・・・こんなすごい事をやってたんだ・・・すごいなぁ。」

自分が6ヶ月も休職している間に、周りはどんどん進んでいる。
自分は病気で置いてけぼり。

・・・でも、俺も転んで、ただで起きる訳にはいかない。
たくさん本を読んで勉強したし、これから頑張ろう。

「転んでもただでは起きない。」は、私の座右の銘です。自分ではあまり意識してなかったのですが、会社に入りたての20代の頃、ある先輩に「お前は本当に転んでもただでは起きない奴だなぁ。」と何気なく言われたのがきっかけです。確かに思い当たるフシがあり事実そうかもなと素直に感じましたので、それから座右の銘にしていました。

そんな事を考えていると、11時となりカウンセラーさんとの面談となりました。サッカーの話でひとしきり盛り上がった後、調子はどうなの?と聞かれ、

「はい、リハビリしているとたまに疲れて心の電池切れになったりしますけど、意図的にサボって外の景色見たりして気分転換して、何とかなってます。」と答えました。

リハビリしている最中に色々な人と話をしたり、お誘いを受けたりとこなしているうちに、突然ドーーンと疲れてしまう状態。これを私は「心のバッテリー切れ」と呼んでいました。心のバッテリー容量が元気の時と較べて1/10くらいに減少しているような状態で、まるで古くなって持続時間が短くなったノートパソコンのバッテリーのようでした。一晩寝ればそのバッテリーはそれなりに充電されますが、日中あんまり乱暴に使うとすぐに空っぽになってしまう、そういう心の状態でした。

ただ、そういうバッテリー切れになるギリギリの境目を知って、バッテリー切れになりそうになると、意図的に散歩したり外の景色を見たりとサボる事で、僅かながらも充電し一日を持ちこたえさせる術を学んだような気がします。そんな事に気付かせてくれたのは、目の前のカウンセラーさんが最初に言った「貴方は心のサインに気付くのが下手みたいね。」という一言にハッとしたからです。また、以前にも触れましたが酒井一太さん著『「うつ」とよりそう仕事術』Nanaブックス に、色んなヒントをくれたのが役に立ったようです。

そんな感じでカウンセラーさんとの面談も順調に過ぎ、「じゃあ明日から復帰を意識して、普段会社に行くペースで生活リズムを整えてみたら?」と言われました。復帰・・・ついにその言葉が他人から引き出せたのです。大きな前進でした。

しかし、本社に行く方が通勤が長いので生活リズムを復職先の会社に合わせると、本社では遅刻してしまいます。しかしそんな事は大して気にもせず、このまま無遅刻無欠勤でリハビリを終え、そのまま復職しようと思いました。そこに何の疑問もなかったです。

さてこの日のランチは、会社の友人二人に誘われ社員食堂に向かいました。あまり重たいものは食べられそうにないなぁとカレーライスを頼んだものの、2/3ほど食べてギブアップ。これ以上食べたらリバースするかもというギリギリで止めておきました。しっかり食べられたという状態からはまだ遠いものの、友人二人の前で何事もなくランチをこなせたのはまた更に一歩前進でした。

そして午後からは読書を続行し、日報をまとめ始めましたが、書いた意見はもちろんその知人の記事に関してでした。いつもに増して自分の意見にも気合が入ります。かなり考えこんで意見をまとめ、17:00に満足の行く出来になったのでこの日は終了です。

さて、業後は、昨日ヤングなでしこを一緒に観戦した先輩と再び食事。近場のイタリアンでサラダやピザなどを頂いて、先輩はビールやワインを飲んでましたが私はウーロン茶で我慢。あまり食欲が湧かなかった私は、少しだけサラダをつついただけで終わり、おかげで途中気分が悪くなる事もなく、連日の食事会は19:30に無事に終了しました。

そこからまっすぐ帰宅し、21:30に薬を飲んで22:30に気絶するように眠りました。

当初設定された通勤練習も残り3日。明日は上司面談で今後の仕事のことなど相談しなければなりません。いよいよ、復職に向けてカウントダウンに入りました。

・・・
さて、今日もこの頃読んでいた本から一冊ご紹介しておきます。

●デビッド・アレン著『はじめてのGTD ストレスフリーの整理術』二見書房

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GTDとは、Getting Things Doneの頭文字でGTD。端的に言うと、仕事を理路整然と整理し自分以外の信頼出来る記憶媒体にそれを記録し、作業に没頭する事です。この「次にやることや今日中にやっておくことを頭の片隅で記憶し続けること」と「今やっている仕事について考えること」を並立してやらないようにする、というものです。これもうつ病に関する本で「GTDは実はうつ病治療に良い」というのを見つけ、ちょっと勉強してみました。

これ、知的生産するシステムエンジニアにとってとても参考になる仕事術だと思います。まだ私はこのGTDのほんの僅かしか実践できてませんが、これを常日頃意識すれば効率良く仕事がこなせるようになるかもしれません。一度読んで、ちょっと忘れた頃にまた読み返してみるという使い方がこの本には向いているでしょう。

GTD、騙されたと思ってちょっと読んでみて下さい。すべてをこの通りに実践する必要はないと思いますが、少しだけでも実践出来れば良いと思います。少なくとも、ストレスフリーとまでいかないまでも、ストレス軽減にはなるかもしれません。

「記憶」と「作業」を両立すること、これは簡単なようで実は心には大きな負担となっているのです。それに気付けただけでも価値がある一冊だと思っています。

しあわせのパンとヤングなでしこ

このブログを読んでくださっているみなさん、こんにちは。三連休の中日にようやく札幌に帰省できた「よそじSE」でございます。この時期さっぽろ雪まつりシーズンで観光客がドッと押し寄せるのは有難い反面、私のような帰省客には飛行機は高いし混んでるしとあまり良い事がありません。子供たちも特に興味を持ってないようで、今年も大通公園には近付くことなく終わりそうです。

では続けますね。

8/26(日)です。リハビリ中最後の日曜日でしたがそんな事気にすることもなく、朝6:00に目を覚ましました。起きてすぐ(こことは別の)ブログを書き始めました。どうしても書きたい事があったので朝から全開モードでパソコンに向かってキーを叩いていました。
1時間半ほど掛かってようやく自分で満足の行く出来になり、一段落したのでジョギングに出ました。コースはいつも通りの5kmコースでしたが、初めて45分を切れました。いや〜継続は力なりって本当ですね。それでも9分/kmですから本格的なジョガーから見ればまだ全然遅いですけど、タイム向上が目的じゃないんで、これでいいんです。

そして気になる体重は・・・平日5日間ジョギングをサボったせいでリバウンドしているかな?と思いきや66kg台をキープ。以前、「ジョギングのハウツー」 でも触れましたが、2ヶ月半前は78kgだったので-12kgに成功しました。ダイエットも本気で取り組めば出来るんですよ〜、と実感。

さて、この日はいつものように朝食をファミレスで・・・と思ったのですが、日曜日なのが災いしてか9時頃訪れたファミレスは生憎満タンで待っている人が数人いました。お店に「並ぶ」とか「待つ」とか大っ嫌いな自分としては引き下がるしかなく、仕方ないので24時間営業している某定食屋さんに行きました。普段は朝食パン食派ですが、たまには和食もいいもんです。腹持ち良すぎて昼時にお腹が空かないという弊害はあるものの、まぁ日曜日なんで無理に12時にお昼食べなくてもいいので、朝から目玉焼き、ソーセージ、サラダ、冷奴、海苔などと共にご飯を2杯おかわりしてガッツリ食べておきました。

食後は一旦帰宅した後、近所のスーパーに日用品なんかを買い出しに出掛け、あとは夕方からのサッカー観戦に備えて家でのんびり過ごす事にしました。ここでいつもなら読書・・・というパターンですが、積み本もだいぶ減ってきていたので、今日は借りてあったDVDでもゆっくり見ようかと、選んだのは原田知世さんと大泉洋さん出演の映画「しあわせのパン」でした。

しあわせのパン [DVD]




この映画、いいですね〜。洞爺湖のほとりでパンカフェを営む若い夫婦(原田知世さんと大泉洋さん)とそこに集うお客との関わり、日常の中のちょっとした幸せを描くという構図です。大きく分けて3本の短編の集まりで、そのストーリーに連動性やアッと言わせる展開も何もないのですが、色んな幸せのカタチが北海道の綺麗な風景と共に描かれていて、心がほっこりとする映画でした。リハビリに向かって頑張っている自分にとっては、何故か心が癒されたような気がしました。まだ観てない方で「癒しを求めている方」は是非観てみてください。

さて映画を見終わったらすでに16:30。「17:30代々木駅集合」と言われていたのですぐさま自宅を出発し、電車に乗って代々木駅に着きました。程なくして先輩と合流し、駅前の居酒屋に入ってまずは腹ごしらえ。休職後初めて(家族以外の)他人と二人きりの食事で、途中で具合悪くなったりしないかと心配ではありましたが、とりあえずウーロン茶でセーブし、サラダから恐る恐る箸をつけ始めると意外と胃腸は何でもなさそう。付き合いの長い先輩なので気兼ねしない部分もあったので、思ったよりちゃんと食べることが出来ました。とりあえず病気や薬のネタなんかで軽く盛り上がり、飲み会がメインじゃないので1時間ほどで切り上げ、国立競技場に向かいました。ヤングなでしこの試合はバックスタンドでたったの2千円でした。やっす〜。

ゲートを通りパンフレットを貰って中を見るとヤングなでしこの選手がズラリと載ってます。しかし知っている選手は一人もいません。とりあえず顔写真だけ見てビビビッと来たのが浦和レッズレディースの和田奈央子選手。「奈央子ちゃんめちゃくちゃ可愛い!!」と一人舞い上がって、残念ながらベンチ。やがてヤングなでしこ vs スイス代表の試合が始まりました。

ピッチに整列した選手たち。↓バックスタンド側からなので背中を向けています。


試合の内容はというと、ヤングなでしこはスイス代表にまったく付け入る隙を与えず(多分スイス代表のシュートはたったの1本だったような気がします。)田中陽子選手の左右フリーキックでの2得点を始めとして4-0の完勝でした。周りで一緒に見ていたお客さん達も「いやぁこんな気持ちいい試合が見れてもう最高!ビールが美味いんだこれが。」と盛り上がってます。私もビールこそ飲めませんでしたが気分は同じでした。

試合後、勝利したヤングなでしこが場内一周するのに合わせて、この試合で予選リーグ敗退が決まったスイス代表の選手たちも場内一周。日本のサポーターも「Switzerland!!」の大エールを送り、大団円でヤングなでしこ観戦は終わりました。

終わり際、20年以来の友人にばったり遭遇。久しぶりの再開で帰路途中まで一緒に帰ることにしました。本当は一杯飲んで積もる話したかったのですが、すでに時間は21時を回っており、21:30には薬を飲んで22:30には眠ることを日課にしていたので「ごめん、実は体壊しちゃってさー、本当は一杯飲んで帰りたいんだけど、また今度ね。」と自制しておきました。友人との付き合いも大事ですが、自分の身体の方がもっと大事でしたから。

そんな訳で22:00には自宅に帰り着き、薬を飲んですぐに寝ました。
明日からはまたリハビリ続行、残り時間は少なくなってきてはいましたが、先週の疲れ具合から考えるとまだ油断は出来ないとなと本能的に感じていました。ここでリハビリ休むのはおろか、遅刻さえもしたくなかった、そういう重要な時期なんだという事は本能的に感じていました。

こんな感じで、日曜日は過ぎて行きました。

通勤練習6日目、無事終了

このブログを読んでくださっているみなさん、こんにちは。最近ちょっと忙しくて毎日肝臓を酷使している「よそじSE」でございます。ブログも更新4日ぶりとなってしまいました。お待たせしてすみません。

では続けますね。

8/24(金)、通気練習6日目の朝を迎えました。ついに6日目、月~金まで通して5日連続というひとつの山場、5:30に目を覚ましましたが、ちょっと疲れもあったのか二度寝して6:30に起き上がり、椅子で少しうたた寝して7:00になってしまいました。これでジョギング5連敗、しかしまぁリハビリ優先ですし、カウンセラーさんからも「朝のジョギングは止めておいたら?」と止められていたので、それで自分を納得させていました。

そして自宅を7:50に出発し、電車に乗って会社へ向かいます。電車に乗った瞬間、もう気分は会社に着いたも同然、この5日間連続で遅刻もせず、ちょっと疲れた日もあったけど、無事に通勤練習継続できた事の満足感を感じていました。耳にはいつものPower Songである「Girls Just Want to Have Fun」を聴きながら。

会社に着いていつものようにミネラルウォーターとコーヒーを買って、IT業界雑誌を読み始めます。昨日読んだ号は記事がイマイチでしたが、この日の号はそこそこ面白く、あっという間に午前中が過ぎていきます。

お昼は一人で社員食堂で食べるのも虚しいですし、しっかり一人前食べきる自信がないので、相変わらずコンビニでサンドイッチとサラダで軽めに済ませました。図書館通勤時代から含めて、この「ランチがしっかり食べられるか否か」が自分の調子のバロメーターでした。

そして午後は日報をまとめ始めますが、1時間ぐらい経った頃に少し飽きて会社の中を散歩。オフィスはビルの21Fにありましたので、眺めがいいんですね。窓の外に見える遠くのビルや近くの木々を眺めながら気持ちをリセットし、また自席に戻って日報書きを進めました。15:30にまとめ終わり、やり遂げた感いっぱい。コーヒー好きで一日2杯も3杯も飲みたい私ですが、あまりうつ病にとっては良くないという説もあり、いつもコーヒーは朝の一杯だけと決め、午後は飲まないようにと自分を律していたのですが、この日は1週間のリハビリ(ほぼ)終了のご褒美にとエスプレッソを一杯。美味かったです。

やっぱり、ご褒美のエスプレッソは最高ですね。

残り時間は自分の手持ちの本を読んで終了。人事の担当者さんに日報を提出し、
「一週間お疲れ様〜、土日ゆっくり休んで、また来週ね〜。」
というお言葉を頂いて、気分良くオフィスを後にしました。

さてこの日は、会社内のとある集まりがあって、そこに顔を出しました。普段は全国に散らばっている社員が一同に東京に集まり会合をしているので、久しぶりに行ってみると、懐かしい顔がいっぱい。10人くらいに挨拶し、みんな口をそろえて
「元気?大丈夫?いや〜元気になって良かったね〜。」
と言われ、私も感激。闘病中はとてもじゃないですが他人と話をするのも無理だと思っていたのですが、普通に会話出来るようになってきた事で自信を深め、気分よく帰宅しました。しかし、帰りの電車の中で身体が急に重くなり、がっくり疲れて少し冷汗が出ました。やっぱり5日間連続で通勤し、沢山の人に会って色んな話をして、それなりに付かれたんでしょうね。

そして翌8/25(土)はお休み。朝6:30に目を覚まし、今日はリハビリないんだからと久しぶりにジョギングに出ました。いつものコースを5kmを45分掛けて走りきり、膝もまったく痛くなく気持ち良く走れました。この日も暑かったので汗ダクで、シャワーを浴びてサッパリした後はファミレスで朝食を摂りました。食後はコーヒーを飲みながら読書です。

帰宅した後は家の掃除、洗濯など家事をして過ごしました。水回りなど徹底的に掃除してみたのは「これから復職だから今のうちに家を綺麗にしておこうかな。」という気持ちの現れでした。
そして早めの時間にブログを更新して19:00からのJリーグ中継に備えました。ガンバ大阪 vs コンサドーレ札幌 アウェイの一戦は2-7という記録的大敗。私の体調は上向いていましたが、コンサドーレ札幌の成績はまったく上向かず、また奈落の底に突き落とされたような気分でしたが、それでもTwitterやブログで大荒れのサポーターの意見を比較的冷静に受け止められる自分がそこにいました。当たり前ですけど応援しているチームの成績と自分のうつ病の体調にはまったく相関関係はないです。(笑)

こんな感じで、通勤練習中の土曜日を過ごしていました。
明日日曜日は先輩と共にヤングなでしこ観戦。闘病を始めてから初めて(家族以外での)他人と二人で行動を共にする機会でした。これを越せると、またひとつ自信になるなと感じていました。

・・・
さて、今日もこの頃読んでいた本から一冊、いや二冊ご紹介しておきます。いつもビジネス書やうつ病のばかりですが、今日は小説です。息抜きがてらたまにはこんな本も読んでるんですっていう意思表示も込めて。

●マルク・エルスべルグ著「ブラックアウト」上下巻 角川文庫

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これは私の2012年読んだ小説の中で文句なくイチオシの一冊(いや上下巻で二冊)です。発売直後は売り切れ続出でAmazonでもなかなか買えなかったのですが、今はもうだいぶ在庫も落ち着いたようですね。

ストーリーは、ヨーロッパ中がテロで大停電になった・・・というもので、あまり詳しく触れるとネタバレになってしまうので言えないんですが、東日本大震災での福島第一原発事故をヒントに、もしヨーロッパ全土が停電になってしまったら、どんな事が起こるのか?人々はどんな行動を取りどんな事件に繋がっていくのか、というのを非常にリアリティ溢れて書かれており、確かに電気がなくなったらこんな風に生活もままならなく荒廃してしまうかもなと考えさせられます。
この本は「新刊ラジオ」というサイトで、「ドイツ発、衝撃のリアリティでおくるサスペンス巨編!」というラジオドラマとして少しだけ紹介されていますので、詳しくはそちらを是非聴いてみて下さい。

私はこのラジオドラマをiPhoneのPodCastで聴いた瞬間、これは面白そう!ビビッと感じすぐ本を買ってしまったほどスリリングなドラマになっています。

映画ミッション・インポッシブルでトム・クルーズ演じる「現実とかけ離れた諜報部員」ではなく、「本当のハッカー」というのはこういうものだというリアリティさが、システムエンジニアを生業としている自分としても納得性が高くてすごくイイと思います。絶対オススメです。

意外なところで「自信が確信に変わる」

このブログを読んでくださっているみなさん、こんにちは。明日の東京は雪だ!と散々煽り報道を受けてビビリ気味の「よそじSE」でございます。降るのかなぁ?降ると交通機関がマヒするのでイヤなんですけどね。

では続けますね。

8/23(木)、通気練習5日目の朝を迎えました。前日色々な人のお誘いを受けてグッタリ疲れ、22時にはベッドに入ったので、5:15のアラームと共に身体を起こしました。しかし、眠い、眠すぎる。なんとかうたた寝する事はありませんでしたが、ジョギングするほど気力もなく、カウンセラーさんに「朝のジョギングはやめておいたら?」と言われたのを逃げ口実にボーっと過ごしていました。これでジョギングは4連敗。

朝食を摂ってシャワーを浴びて、7:30には自宅を出発し会社に向かいました。この日はちゃんと携帯を忘れずに持って。

会社に着いて自席に着き、いつものようにミネラルウォーターとコーヒーを買って飲みながらパソコンを立ち上げ、ボーっと始業を待っていると、フト気づきました。

・・・今日は疲れてない。頭も重くない・・・。

前日感じた頭が重くて、身体が重くて、何とも言えず具合が悪いという感じはまったくなく普通でした。思うに、昨日の午後の時間に意識的に30分ほど窓の外を眺めて気持ちをリフレッシュしたのと、早めに寝たのが功を奏したのかなと感じました。(こういう、心を意識的に再起動してリフレッシュする術を身に付けているか否か、は大きいと思います。)

これは朝から良い感じかも?と思いながら午前中はIT業界雑誌である日経コンピュータを読み始めました。これで5日連続似たような雑誌を読んでいますが、この日手にとった号はあまり面白い記事がなく、どの記事をまとめようかとしばし頭を悩ませながら、昼休みに突入。

午後に入って、うーーーんどの記事もイマイチだなぁと思いながら、違う雑誌にしようかという邪な考えも浮かんできましたが、この号から逃げるのも何か悔しい、いえ別に誰にも束縛されている訳ではないんですが、何故かこの号から逃げたくない、いーーや絶対この号から一本意見をまとめてやるという気概が出てきました。このヤル気、不思議なもんですね。

そしてまぁこれでいいやと意を決してメイン特集記事についてまとめてみると、意外とスラスラ書けてしまいます。悩んだ割には1時間ちょっとで分量一杯にまとめ終わりました。

残り時間で会社のメールをチェックしていると、プロジェクトの同僚がメーリングリストに送信している仕事のメールが色々と目に付きました。それを読みながら、

あ、YさんとE君は今こんな風に仕事やってんだ。お、I君頑張ってるな。N君は休みがちで大丈夫かなぁ?あれ、I君の質問は俺が昔やってた仕事のところだ。今の俺でも答えられそう。

と、仕事や仲間のことに思いを巡らせていました。

リハビリもあと半分、もうちょっと、もうちょっとでそこに戻るから、待ってておくれ〜。

と、誰に言うでもなく心の中で呟いていました。

すると、人事の担当者さんから、
「一応、復職した後の事を上司と相談しておいて下さい。事前にどんな仕事をするのか、どんな役割になるのか、一度話ししてみた方がいいと思うんで。」

と言われ、上司にお伺いメールを立てると、8/28(火)の夕方に来なさいと快諾。まぁ話さなくても仕事の内容は大体想像は付いていたのですが、リハビリで煮詰まっているのも良くないんで気分転換に外出するのも悪くないと予定に入れました。

そんな感じで空き時間は手持ちの本を読みながら、終業時間を迎えました。
この日は昨日とは大違いでスッキリとした気分で終わりました。

帰り際にタバコで一服していると、昨日の飲み会のお誘いを断ったS先輩にバッタリ。「お前大丈夫か?大丈夫だったら来週月曜日(飲みに)行くか?」とまたもお誘い。断れませんって。S先輩とは日曜日に国立に行って月曜日は一緒に飲みに行ってと二連投が決まりました。ま、ダメそうだったらドタキャンしてもいいから、という約束付きだったのでとりあえず了承。

と、そこに背後から「お久しぶりです!」という明るい声が聞こえました。振り向くと、かなり昔に1ヶ月共に海外出張で苦労したした仲で今も同じプロジェクトで仕事している後輩のH君でした。久しぶりでしたがまったく変わってない様子に私も嬉しくなります。

私「おぉ元気か!?今日はどうした?」
H君「今日は研修で本社来ました。たまたまですよ。よそじSEさんも研修ですか?」
私「ちゃうちゃう。ほら俺、ずーっと休んでたじゃん。今リハビリ中よ。本社通って通勤練習ってヤツ。で、もうすぐそっちに戻るから。」
H君「マジっすか!そうすか!こっちは相変わらずですよ。いつから戻ってくるんですか?」
私「最短で来週末ってところかなぁ〜来週(産業医の)ジャッジしてからだけどね。」
H君「ホントっすか!?待ってますよ!みんな元気ですから。」

てな感じで軽く会話を交わし、あぁついに俺、自分の口から復職を意味する言葉を吐いたなぁ、いよいよ俺戻れるんだ、ついに復職出来るんだ、という喜びを噛み締めていました。

産業医のジャッジはまだ出てないのに、復帰できるんだと自分で確信したのはこの瞬間でした。不思議なもんで、意外なところで「自信が確信に変わる」もんなんですね。医者でも上司でもなく、復職に確信を与えてくれたのは、この日の後輩H君との何気ない会話にあったのです。H君には言ってませんが、心の中で感謝しています。

そこからまっすぐ帰宅し、2つのブログの記事を書き上げ、この日は22:40には眠りにつきました。

さて今日は久々にこの頃読んでいた中のPHP新書から一冊ご紹介しておきます。新書らしく過激でちょっとドキッとするタイトルですが、別に会社を辞めたい訳ではありません。人材マネジメントに関する真面目な面白い一冊です。

●太田肇著『社員が「よく辞める」会社は成長する! 』PHPビジネス新書
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会社と言うのは組織であり、人間が集団を形成すると「優秀な人が2割、普通の人が6割、パッとしない人が2割」になるという「2・6・2の法則」があると言われている。じゃあその優秀だけ掻き集めれば超優秀な組織になると思いきや、その優秀な2割の人々だけで集団を形成すると、またその中で「2・6・2の法則」に分かれてしまうというもの。

著書の太田肇氏がこの書で言いたいのは、
会社にはよそに移れるような優秀な人材は2割はいる。その人材がどんどん会社を辞めると、普通の6割の中から優秀な2割が出てきて会社を引っ張っていくので、「社員がよく辞める会社は成長する」
と断言しています。

一昔前に比べて不景気で転職がもてはやされない世間となり、若手の終身雇用志向が高まっている。がしかし、それは今の若手を「草食男子・草食女子」と揶揄するのはお門違いで、ひとつの会社に留まり続けるとアンハッピーになる場合が多い事が分かっており、いつでも他所に移れる能力やスキルを見えない机の下でひっそりとしたたかに磨いている。会社がそういう若手に対してスキルが磨ける環境にあるか否かが、会社が成長するか否かに掛かっているとしています。

企業の人事部もバカではないので、その流れを感じ取っており、終身雇用を前提とした人材を抱え込むストック型から、抱え込まないフロー型へ転換しつつあり、その実例を挙げて納得性高く解説しています。

ここ十数年、企業はM&A、合併、ホールディングス化などを繰り返して大組織化させてきました。その弊害によって企業にぶらさがり現状維持で満足している社員を多く生み出し、組織は硬直しつつあり、成長どころか衰えていく一方の企業が沢山ある日本の現状を鑑みると、この本の指摘は至極真っ当なのかな、と思います。

ちょっと変化球気味の一冊ですが、読んでおいて損はないでしょう。

通勤練習4日目、疲労困憊

このブログを読んでくださっているみなさん、こんにちは。今日の東京は生温い感じで急に暖かくなりましたね!コートを着ていると少し汗ばんだ「よそじSE」でございます。でもまた今週は雪予報があるので、まだ予断を許しませんが。

では続けますね。

8/22(水)、前日に色んな人と色んな話をして、通勤練習4日目の朝を迎えました。
この日は朝4時頃目が覚め、何かいつもの中途覚醒と違う、トイレかな?と思ってみたんですがいざトイレに入っても出る気配はなく、何なんだと釈然としないまま寝直して5:15にアラームで起きました。何とか身体を起こすもののの椅子の上でうたた寝し、ハッと気付くともう6:30。ジョギングする時間は無くなっていました。やむなく断念、これで3日連続サボりです。

朝食を摂りながら日記を書き始めたのですが、今読むとこの時はっきりと「頭が重い」って書いてあるんですよね。頭痛ともちょっと違う、どこが具合悪いのかはっきり言えないのですが、何となく具合が悪い、頭が重い感じです。

昨日は色んな事があったからかなぁ〜と思ってはみたものの、どうしていいか分かりません。
とりあえず昨日は出社時間ギリギリだったので、今日は早めにと7:30に自宅を出発しました。

電車に乗って、フト思い付いた事が・・・。

・・・携帯忘れた。・・・(冷汗)

私はiPhoneとガラケーの2台持ちしているのですが、ガラケーはおサイフケータイでedyを愛用しているので必須のアイテムなのです。会社の自動販売機はすべてedy対応でしたので、おサイフケータイが無いと困るんです。

そして私は滅多に忘れ物をしません。いつも持ち歩いている携帯を忘れるなんてとても珍しいことです。それがこの時、大事な携帯を家に置いてくるという大失態をしてしまいました。

頭が重かったり、携帯忘れたり、どこかこの日はヘンでした。

取りに戻る訳にもいかず、仕方なくそのまま出社。会社には8:30過ぎには着きましたが体調の悪さは相変わらずで、まずはタバコで一服していると、以前一緒に仕事をしていた後輩に久しぶりにバッタリ遭遇。会うなり「よそじSEさん、実はちょっと相談したい事があって、来週月曜日にランチ一緒に出来ませんか?」とのお誘い。可愛い後輩の為にノーとは言えず、とりあえず約束しましたが体調は悪いままでした。

そしていつものようにミネラルウォーターとコーヒーを買ってIT業界雑誌を手に取り、9:00から読み始めます。コーヒーを飲みながら読書しているうちに頭はだんだんと冴えてきましたが、具合の悪さは相変わらずで、だんだんと身体も重くなって来ました。

そんな時に会社のメールに着信。私がリハビリで本社に通っている事を知っている先輩からでした。「今日○○君(別の後輩)が東京に来ているから、久しぶりに3人で飲みに行こうや。」というお誘い。なんか、今日はあちこちから誘いが多いなーと若干ウンザリしながらも、○○君に会うのは久しぶりだから、あんまりムゲには断れないぞと一旦承諾メールを送信。

また雑誌に戻って1時間ほど読書を続けましたが、どうにもこうにも具合が悪い。これはダメだとても(自分は酒抜きとは言え)飲みに行ける状態じゃないと判断し、「すいません体調悪いっす。今はリハビリの時期なので、大事を取らせて下さい。」とお断りのメールを送信。思い切って断るという決断も大事だと思います。幸いにも先輩からは「了解、あんまり無理するなよ。」というお返事を頂き、人間関係を壊すことなく事無きを得ました。

そしてこの日は産業医診断が午前中に入ってましたので、読書を中断して本社内の診療所へ行きました。何を話したのかあまり覚えてませんが、提出していた睡眠チャートと私の顔色が悪いのを見かねたのか、産業医の先生は、

「ちょっと頑張りすぎじゃないのー?オーバーワーク気味だよ?自分の力が10割とすると、5割か6割ぐらいの力でやらないと、また再発しちゃいますよー。余力を残して、詰め込みすぎないようにならないと。」

というお叱りを受けてしまいました。ま、確かにジョギングを取り入れたり、慣れないリハビリをしている上に、毎晩このブログを毎日書いてましたし。

実はちょっとバラしちゃいますけど、私はこの時ブログを2つ運営していました。1つはここ。もう1つはうつ病とはまったく違うブログで、完全に別人として書いています。(探してもきっと分からないと思います。もっと言うと、今は更に増えてブログ3つに分けて運営しています。笑)そして色んな人から色々とお誘い、アポイントはどんどん入ってくるという状態、そして通気練習も4日目という事で、ちょっと疲れていたのかもしれません。

「とにかく、欲張りすぎないで、今の半分ぐらいの力で、リハビリやってみましょう。じゃあ次は・・・8/29(火)に診察して、そこで問題なければ復職できるかどうか、判断しましょうか。」

という感じで、産業医診断は終わりました。

昼食は、少し疲れているので甘いものでも補給しようと、菓子パンなどを中心に糖分補給。具合が悪いのは変わらずでしたが、なんとか完食出来ました。

そして午後も読書を14:30まで続けましたが、疲れたので意識的にサボってみました。サボると行っても自席にいるだけではあまり気分転換になりませんし、会社の外に出るわけにもいきません。暑かったので扇子で仰ぎながら、意識してオフィスの中を散歩のように歩きまわってみました。でも周りはみんな忙しそうに仕事をしてますので、足は自然と窓の方に向かいます。ビルの外を見渡してみると、ところどころの木々や草花の緑がよく見えました。

疲れた時、外の景色や緑を見るって、心のリセットには結構良いようですね。

30分ほどボーっと眺めていると、何となく心のリセットが出来たような気がしたので、自席に戻って日報書きにチャレンジです。体調悪いので時間が掛かるかなと思いきや、いつものように1時間ほどでまとめ終わり、残り時間は手持ちの本を読んで過ごしました。

そうすると人事の別の担当者からメール着信。休職していた事に関するある社内手続きの申請書が出てないのですぐ出して下さいとのお達しでした。慌てて書類を作り上司に送信。こういう時に飛び込みの急な仕事が降ってくると慌てますが、何とか体裁を繕ってこなすことが出来ました。

さて帰ろうかと支度していると、また違う後輩にバッタリ遭遇。「あれ?何してるの?」と声掛けると、実は彼もうつ病から復帰を目指してリハビリ中とのこと。「じゃあ同じだね〜」としばし談笑し、一緒に会社の玄関まで行って会社を出ました。会社に出た後、タバコで一服していると、また更に違う後輩に二人遭遇。今の会社の状況を伝える結構重たい話を聞きながら、私はもうグッタリでした。今日は色んな人に会いすぎ。

人事の担当者に、「よそじSEさんは人気者だから、お誘いとか多いとか思うけど適当にやらなきゃダメだよ〜」と言われていたのが、実はこれの事かぁと気が付いた一日でした。

そうです。人との関わりも多いのに越したことはありませんが、多すぎるのも困るんです。
そしてリハビリ4日目という疲れを迎えた自分にとって、ある程度お誘いを選別するのが必要なんだと思い知らされました。

そこからまっすぐ帰宅し、夕食をとって、薬を早めに飲んでさっさと寝ることにしました。

通気練習4日目、私は明らかに気疲れ、肉体的な疲れ、精神的な疲れで一杯でした。それでもこのブログだけは書ききって、一日を終えました。
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