2/20(土)より全国順次公開の『もしも建物が話せたら』、2/13(土)から上映が始まる『創造と神秘のサグラダ・ファミリア』の渋谷アップリンクでの公開を記念し、『建築映画特集』の開催が決定しました!!
磯崎新、安藤忠雄、伊藤豊雄など1970年代から現代に至までの日本の建築史を振り返るドキュメンタリー映画『だれも知らない建築のはなし』。 謎の死をとげた孤高の天才建築家ルイス・カーンの生涯を、実の息子であるナサニエル・カーンが世界中を巡り追い求めるドキュメンタリー『マイ・アーキテクト ルイス・カーンを探して』の上映も決定。 書籍『観ずに死ねるか!傑作ドキュメンタリー』でも紹介されるなど映画的評価も高い作品が、今回劇場で観られる貴重なチャンスです。 |
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その他には、日本初の大規模展が六本木ヒルズで開催され大きな話題を呼んだ建築家ノーマン・フォスターにまつわるドキュメンタリー『フォスター卿の建築術』。
“ミッドセンチュリー・モダン”の旗手、イームズ夫妻の素顔に迫ったドキュメンタリー『ふたりのイームズ:建築家チャールズと画家レイ』。 世界的に注目を浴びる日本のトップ建築家14人の実像を「外国人」の視点から探る『sur/FACE 14人の現代建築家たち』を上映。 新国立競技場の騒動を機に建築ブームの昨今、改めて建築の奥深さを考えてみてはいかがでしょうか。 |
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◆開催概要◆ 知らなかった!もっと知りたい建築の世界 建築映画特集:http://uplink.co.jp/tatemonofes2016/ 日程:2016年2月27日(土)~3月中旬 |
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上映作品
2/27(土)~3/4(金) 2014年ベネチア・ビエンナーレ国際建築展で上映された映像作品「インサイド・アーキテクチャー 日本社会への挑戦(Inside Architecture – A Challenge to Japanese Society)」に追加撮影を施し、製作された。さまざまな建築物が乱立している現代の都市。一見カオスのようにも思えるそれぞれの建築物は、その時々の社会を背景にして生みだされてきた。高度経済成長期から現在にいたる日本において、これらの建築を生み出してきた建築家たちはどのような夢をみて、どのように社会と関わり合いながら、何を作り出してきたのか。数多くの現代建築を実際に手がけた建築家たちによって現代建築史が語られる。 監督:石山友美 3/5(土)~3/11(日) 製作・監督・脚本・出演・ナレーション:ナサニエル・カーン |
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日程調整中 『フォスター卿の建築術』 半世紀近く建築界の一線で存在感を示し続けるフォスターという建築家の実像。 1935年にイギリスのマンチェスターで生まれたフォスターは経済的には決して恵まれた家庭環境ではなかった。両親の安心の為に市役所に就職するものの、自然に建築の世界に惹かれていく。空軍で兵役を終えた後、運よく建築事務所に就職するが、仕事は設計士ではなく、契約の補佐だった。しかしフォスターの建築に対する情熱は強く、ポートフォリオを作成し、ボスに建築家として働きたいという意思を伝え、そしてある家の設計を任されることになる。それが1つめの転機となる。仕事上のパートナーであったリチャード・ロジャースや構造家、芸術家などのインタビューに加え、80年当時の若かりしフォスターの映像や師であり、フォスターにとっては重要な対話相手であった、バックミンスター・フラーの当時の映像など、フォスターの実作と共に様々な角度からノーマン・フォスターの創造的建築人生に迫る。 監督:ノルベルト・ロペス・アマド&カルロス・カルカス 出演:ノーマン・フォスター、バックミンスター・フラー、リチャード・ロジャース、リチャード・ロング、ボノ、蔡國強、他 (2014年/イギリス/74分/英語/カラー/16:9) 公式ホームページ:http://www.uplink.co.jp/foster/ 日程調整中 1940~1960年代、アメリカの近代主義から生まれた新しいデザインの潮流 “ミッドセンチュリー・モダン”の旗手、イームズ夫妻の素顔に迫ったドキュメンタリー。二人がやりとりした手紙やたくさんの写真、生み出された美しい作品たち、そして当時“イームズ・オフィス”にいたスタッフや家族へのインタビューを通じて、20世紀をハイスピードで駆け抜けた伝説のデザイナー・イームズ夫妻の軌跡を鮮やかに描く。今も世界中に影響を与え続けている二人の哲学とこだわりが詰まった84分。 日程調整中 監督・制作・企画・脚本:ローランド・ハーゲンバーグ ©Roland Hagenberg |