2013年ウォール・ストリート・ジャーナルが選ぶ“ミステリートップ10”に選出、中村文則の傑作が玉木宏主演で初映画化『悪と仮面のルール』
サスペンスと純粋な愛が交差する、一級のエンタテインメントが完成です。 これは特殊な環境で育ってしまった男の、究極の愛の物語。 相手を思うからこそ、離れなければならない…歪んだ目的のためだけにつくりだされたことを知り、自身の存在意義を見失っていた主人公は、ひとりの女性と出会うことで、自分の存在意義の可能性を見出す。 それは、彼女を守ること。人間の闇、社会の闇が現実を動かす世界の中で、⾮道なシステムに翻弄される主⼈公が見せる、たったひとつの揺るがない思いと、それに突き動かされるように犯す罪。彼の⾏動は間違いなのか? ほかの生き方があったのか? サスペンスと純粋な愛が交差する。 |
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玉木さん、中村哲平監督。そして、原作者の中村文則先生からコメントが届きました!
主演:玉木宏(久喜文宏/新谷弘一役)コメント Q.本作品のオファーがあった時の第一印象 玉木さん:中村文則さんの持ち味である、深く深く出口のない溝に落ちていくようなスケールの大きい作品を映像化するというのはチャレンジングだと感じました。 Q.主人公はすべてを秘めて押し殺した役柄ですが、演じてみてのご感想や、演じる際に意識したことなど 玉木さん:非常にデリケートで難しい役柄だと感じました。結論から言うと、文宏は整形をして他人の顔を手に入れ、覚悟を決めて進もうとするが、人の内面は整形出来ない。悪に対して理性があるが故の脆さを大切に演じたいと思いながら、この作品と文宏という役に向き合いました。 Q.出来上がる作品への期待 玉木さん:特異な作品だからこそ、「善悪」「真の愛」「家族」「友人」の事を、改めて見つめ直すきっかけになるのではないかと思います。 |
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中村哲平監督のコメント
監督:中村文則先生の描く世界を映像化することは、プレッシャーと共に大きな喜びでした。闇の中に一筋だけ感じる温かな光。作品は重くて、苦しくて、ズシリと心に来るけれど、それを乗り越えた先には、純粋な愛が感じられる。玉木宏さんを筆頭に、魅力的なキャスト、優秀なクルーが集結し、素晴らしい作品になりました。先生の表現する光や空間や熱、繊細に描かれた人物にストーリー、そして心に響く言葉たち。その全てを大切に、この映画の中に込めました。 原作:中村文則先生のコメント 素晴らしい役者の方々に演じていただけて光栄です。現場にお邪魔して、とても面白くなると肌で感じました。大変楽しみにしています。 |
キャスト:
玉木宏 他
監督:中村哲平
原作:中村文則『悪と仮面のルール』(講談社文庫)
(C)中村文則/講談社
(C)2017「悪と仮面のルール」製作委員会