【山崎ひろさん講演レポート その2】
 
 
センターに持ちこむ人には
リピーターが多いのですが、
さらに分析したのが以下の表。
 
 
複数回持ち込む人で
中には6回も来た方がいたそうです。
 
 
 
 
そこでその対象を絞って
不妊去勢手術をすすめたら・・・
 
2013年から2017年の4年で
 
リピーターによる引取り総数(推定)は
362匹から85匹に激減しました。
 
それに伴い、
収容施設全体の引取り数も
1092頭から461頭に減っています。
 
 
 
リピーター対策が収容数(殺処分数)削減に
大変、効果的であることがわかります。
 
 
 
 
 

 

 

山崎さんは、

不妊去勢手術の効果を

実証するために

 
 
 

 

不妊去勢手術のクリニックを開設し、

徹底的な猫のフィールド調査で

外の個体数をモニターしながら、

最終的に、その区のおよそ9割を

不妊去勢手術し、収容数を減らす実証をしました。

 
 
 
 
私達も実際に8年間
町の中で地域猫活動を推進しているので
よ~くわかります。
 
繁殖元になっている※問題の家1件だけ
全頭手術したら、近隣一帯が平和になる経験を
何度もしてきました。
 
(※不妊手術しない、放し飼い、逸走、置き餌で猫を集める、など適正な管理ができていない家)
 
 

 

「ペットの過剰繁殖問題と70%ルール」

 
「ペットの不妊去勢手術は
異常繁殖という病気に対する
「ワクチン接種」のようなもの」
 
最大の予防措置ということです。
 
 
「外をうろつく猫の70%が手術されたら
残り30%が繁殖しても
その後の頭数の自然減へと移行していく」
 
 
 
 
 
 
私達も地域猫活動で8年間
頭数の推移を記録し
保健所に報告しています。
 
 
 
 
 
私達の場合、1コロニーで、だいたい9割の
不妊・去勢手術をしているので、
その後の出産による繁殖はありません。
 
 
年に数頭の迷子・捨て猫などの
流入はあったとしても、
地域住民の協力で、もれなく手術をするので
頭数は年々、減っていきます。
 
一匹もいなくなったコロニーも出てきました。
 
 
 
全国殺処分数の比較が
取りざたされますが、
人口比を無視した分析は無意味です。
 
だから、1000人当たりで何頭なのか
という考え方が必要です。
 
 
 
そうして分析すると
日本中で最も人口が多い東京都は
全国で最も人口比あたりの
収容数・殺処分数が少ないことがわかります。
 
 
 
 
 
 
今回の講演で、
数値を使い科学的に、
説得力のある分析をされて
 
 
自分達が
日々行ってきたことが
最も効果的だったと
あらためて気づかされました。
 
 
 
続きます。(*‘∀‘)
 
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
 
 
ぎゃおくん、おもちゃ遊びが大好き。体は大きいけどビビリの優しい子です。よろしくね。
 
 
 
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