エレミヤ27章・北朝鮮はなぜ米国に平和的な態度をとるのが賢明ですか | ヨハネのブログ

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エレミヤ27章・北朝鮮はなぜ米国に平和的な態度をとるのが賢明ですか

 

 現在、米国と北朝鮮の間で戦争が始まるのではないかということが懸念されています。米国が北朝鮮に対してカールビンソンという空母を派遣しました。日本は、米国と軍事的に歩調を共にしているように見えます。米国がこのような行動に出たのは、北朝鮮が米国に対して、ミサイルを発射して米国に敵対するからです。

 

 

 

米国空母のカールビンソンが朝鮮半島に向かい緊張が高まっていますー北朝鮮はどのように対応するのが賢明ですか

 

 

 

 私は、北朝鮮は、米国に対して平和的な態度をとる方が、これから経済的な発展を続けていくことができると思います。反対に、米国に対して、敵対的な態度を取るならば、北朝鮮には、シリアに起きたようなことが起きえると思います。つまり、戦争によって国内が空爆を受け、シリアのように荒廃してしまい飢きんが続くことがありえると思います。

 

 

シリアは米国と敵対し空爆と戦闘で荒廃してしまいました

シリアに起きたことが自国に起きないようにする必要があります

 

 

 

 北朝鮮は、聖書の次のような神の勧めから益を受けられると思います。

 

 

 

(1)昔エホバはバビロンに敵対するのではなく協力するよう勧められた

 

 

 バビロンが世界の覇権を握っていた時代に、エホバ神はユダ二部族王国だけでなく、その周囲のエドム、モアブ、アンモン、ティルス、シドンの王たちに、「バビロンの王ネブカドネザルに仕えようとしない国民や王国、また、バビロンの王のくびきに自分の首をあてようとしないもの、わたしはその国民に剣と飢きんと疫病とをもって注意を向けることになる」「ついには、彼の手によってわたしはこれを滅ぼしつくすであろう」と告げさせました。(エレミヤ27:8)

 

 

古代バビロンの地域

Kassite_Babylonia_EN.svg: MapMaster

 

 

 

映画『イントレランス』のバビロンのセットの位置図

 

 

Location of Edom

 

 

 

 

  ユダヤ人の歴史家ヨセフスによると,ティルスはエホバの勧めに聞き従わず、バビロンに抵抗し、バビロンのネブカドネザルはティルスを13年の間攻囲し続けました。(「アピオンへの反論」,I,156[21])そして、最後にティルスはバビロンに貢物をささげることに同意したようです。そして、確かにティルスは今日小さな漁村となっています。古代ティルスの跡地は荒廃しています。

 

 

 

Roman Hippodrome in Tyre

ティルスはバビロンに反抗して荒廃した場所もあります

 

 

Petra

バビロンに服さず今日荒廃しているエドムのペトラ

 

 

 

 

 この昔のバビロンは何を表しているでしょうか。それは、その時代、時代に世界に第一の覇権を奮っている軍事大国を表していると思います。少なくとも、このエホバ神の勧めは、今日の世界の覇権国に対抗して戦争をして悲惨な結果を刈り取ることを避けるようにというエホバ神の勧めを表しています。

 

 

 

 当時のバビロンの軍勢はとても強力でした。聖書の預言の中でバビロンの軍勢はワシの翼を持っているライオンとして描写されていました。(ダニエル7:4)百獣の王ライオンのように強く、あたかも翼を持つかのように敏速に軍事行動を行うことができました。

 

 

ワシのつばさを持つライオンのように強力だと描写されたバビロンに諸国家は服するよう勧められました

 

 

 

 

 バビロンが存在していた時代に多くの諸国家は軍事攻撃を受けて、大勢の人々が命を失い血を流しました。それは、あたかも血の色をしたぶどう酒を人々が飲まされたかのようでした。

 

Uncalno TeknoBy: Uncalno Tekno

 

 

 

 

 そして、エホバ神は、「バビロンの王のくびきの下に置き、実際に彼に仕える国民は、わたしもこれをその国民の土地の上で休ませる」と言われました。(エレミヤ27:11)そして、「その国民は必ずそれを耕して、そこに住むであろう」と約束されました。

 

 

 そして、預言者エレミヤはさらに、ユダの王ゼデキヤに「バビロンの王とその民に仕えて、いきつづけなさい」と勧めました。さらに「どうして」あなたの民は、「剣と飢きんと疫病とによって死ななければならないのですか」と言いました。(エレミヤ27:13)

 

 

 

 当時も、今も戦争が国内で起きると同じ事が起きます。人々は、戦争で命を失い、国民が兵士になり、田畑が戦火でだめになるので飢きんが生じます。また、栄養不良になると人々の免疫力が落ち不衛生になるので疫病が蔓延することになります。

 

 

 

 しかし、現代は、気象改変兵器などの電磁波武器や生物兵器も存在するので、古代世界よりももっと飢きんや疫病は起きやすく悲惨な結果になります。それで、北朝鮮は、諸国家がバビロンに服するように勧められたように、バビロンのような世界強国、米国に服するのが賢明です。

 

 

 米国に服したほうが、剣による死、つまり、現代兵器による死や飢きんや疫病などの死や国土の荒廃を避けることができます。

 

 

 

 そして、エホバ神はバビロンに服する諸国家が平和に農業をして命を脅かされないことを保証されました。ですから、通常、世界強国は自国に協力的な諸国家に必要のない攻撃はしない傾向があるでしょう。

 

 

 

 

The Harvesters. Pieter Bruegel – 1565

エホバは昔バビロンに服する国家が平和に農業ができることを保証されたので飢えを避けられたでしょう

 

 

 

 

 

 

(2)米国はダニエルの夢の中に出てくる凶暴な四番目の獣の頭に生えている小さな角

 

 さらに、ダニエル7章によると米国はダニエルが見た四番目の「すさまじく際立って強いもの」の頭にある十本の角の後で「生えてきた」「小さな」角です。(ダニエル7:7,8)ですから、米国は際立って強いということになります。

 

 

 また、その四番目の獣により、他の国家はむさぼり食われ、踏みにじられることになっています。

 

 

 

米国は四番目の際立って強い獣の頭の十本の角の後で生えてきた小さい角です

 

 

 このように米国が聖書の預言の中で、凶暴な獣で表されていることは、やはり、米国に平和的な態度をとるのが賢明であることを示していると思います。

 

 

 

 

(3)大いなるバビロンと平和な関係を結ぶことにより諸国家は経済的な益を得られる

 

   さらに、啓示の書の中には、「大いなるバビロン」と呼ばれる世界強国が登場します。そして、今日、大いなるバビロンのようになっているのは、軍事強国の米国です。それは、大いなるバビロンの内に「地上でほふられたすべての者の血」が見いだされることになっているからです。(啓示18:24)

 

 

 そして、「地に住む者たちは」彼女、つまり、大いなるバビロンの「淫行のふどう酒に酔わされた」と述べられています。(啓示17:5)

 

 

 

全地は南の王の淫行のぶどう酒に酔わされます

 

 

 

 「淫行のぶどう酒」とは、米国が軍事同盟を結んで諸国家に対して軍事行動をとることを意味しています。確かに、米国は、朝鮮戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争、イラク戦争、シリア紛争と他の諸国家と軍事同盟を結んで多くの人々の血を流しています。

 

 

 

 しかし、啓示の書によると、大いなるバビロンと良い関係を結ぶ諸政府の指導者たちが存在しています。それらの国家は、大いなるバビロン米国と経済的な益と繁栄を享受しています。そして、「大いなるバビロン」が倒壊したことを「気の毒だ」と言って嘆いています。(啓示18:9,10)

 

 

 

 このことは、米国に同情するほど、米国と良い関係を結び、おそらく、良い関係を結ぶことによって経済的な益だけでなく、何らかのメリットを享受していることを示しています。おそらく、他の軍事強国からの保護を経験することになるのでしょう。

 

 

(4)南の王を倒す北の王は中東のイスラム圏の国

 

 聖書は世界の覇権国が移り変わっていくことを預言しています。これは、諸政府が次々に戦いあうからです。そして、現在の南の王がさまざまな変遷を経て北の王に移り変わることを預言しています。しかし、聖書は北の王に味方しているわけではなく、南の王に味方しているわけではありません。

 

 

 聖書は基本的に私たちに剣、つまり武器をとって戦うことを勧めていません。ですから、北の王の味方になることも南の王の味方になることも勧めていません。そして、諸政府が和平交渉によって互いに軍事的な衝突を避けるように勧めています。(イザヤ2:4)

 

 

 しかし、聖書は北の王が登場することになり将来南の王を倒すことになることを預言しています。

 

 

 その王国は中東のイスラム圏の国家であるので北朝鮮ではありません。ですから、北朝鮮は米国を倒すことはできず、反対に米国によって国土が荒廃する危険があると思います。

 

 

北の王はアレクサンドロス王の領土の後継国で北朝鮮ではありません

 

 

 

(5)北朝鮮が米国と協調する方が国土の荒廃を避け経済的な発展を続けられる可能性があります

 

 私は、上記のような聖書の預言を考慮すると、北朝鮮が米国にいたずらに敵対するのではなく、態度を変えて、平和的な良い関係を結ぶようにするのが賢明だと思います。

 

 昔、バビロンと敵対した国家は攻撃され、その国家は崩壊してしまいました。ユダ王国も国土が七十年も荒廃する結果になりました。しかし、バビロンに敵対しない国家は存続し、生き続けることができることになっていました。

 

 

 また、啓示の書の中には、米国を表す大いなるバビロンと平和な良い関係を築くことにより、諸国家が経済的な繁栄、その他のメリットを享受できることを示しています。北朝鮮がさらなる経済発展と国土の保全を望むならば、米国と敵対するのではなく、柔軟に平和的な態度を示し、できるだけ米国の言うことに聞き従うのが賢明です。

 

 そして、現時点で韓国の核ミサイルは役に立ちません。米国その他の諸国家のサイバー攻撃や電磁波武器により、核ミサイルで米国本土を攻撃することはできないです。

 

ミサイル攻撃はおそらくサイバー攻撃でうまくいかないでしょう

 

 

 米国といたずらに敵対するのではなく、平和な関係を結び協力する方が北朝鮮も経済的な益を享受できることになるでしょう。

 

 

 北朝鮮がもし、米国と戦争を始めるならばシリアに起きたと同じ事が起きえます。シリアは国民の半分が難民になってしまいました。また、国土は荒廃しました。それで、北朝鮮が自国とって良い結果をもたらす選択をし、米国に対して敵対的な態度をやめて協調することをお勧めします。