出来過ぎちゃんは危ない | dahlia/ココロのお天気 Life is still beautiful
日本人の私たちの多くは良い人すぎる。

そして、出来過ぎなんです。


今日は
私のインナーチャイルドは寂しがってるかもガーン
傷ついているかも、、しょぼんと感じる
皆さんへのお願い

一度、我がままになってみたらどうでしょう


ここで言ってるのは傍若無人のワガママではなく、


自分()の心あるがまま



そうすれば、あなたの心が
すっきり晴れるかも知れないです



なぜ、何十年も自分の気持ちにフタをしていたり、
自分のコアな『満たされない思い』に気づきにくいのか。

もっと早く気づいて何とかしてたら、
もっと過去の恋愛も人間関係も人生も
上手く行ったかも知れないのに

など、思うかも、ですが


いーや、ちっとも遅くない
むしろ今からでしょ



今からさっそく自分を取り戻しちゃいましょう


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もしあなたが普通の家庭に育ったとします。
その場合、心の飢餓に気づきにくいです。


仮にDVや機能不全の家庭に育てば、
家庭環境に問題があったと気づきやすいでしょう。



でも今のご時世、


そんな人は割合からいえば僅かです。


表面上、それなりに不自由なさそうに育てば
自分は「それなりに不自由なく育った」と解釈しています。


だから、心の欲求、枯渇わかりにくい。

なんだかんだありつつも、住む家がなかったわけじゃない、学校も出してもらった、親は親なりに自分を愛してくれたんだと思う。


自分はそんなに悪い環境で育ってない。


そう思う
部分、ないでしょうか




インナーチャイルドを癒したいと思う人の多くは、わりとそういう一般的な家庭で育っています。だから、今の自分を悩ませている問題の根っこが幼少期にあるとは気づかないんですね。


でも、大事なのはそこじゃないんです。

☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*


例えば、あなたの親御さん、
多少の問題はあったとしても、


虐待されたこともなかったり、
学校は全部出してもらったり、


端から見れば、それなりには不自由なく育てられた環境だったかもしれません。


もしくは、周りの人から


あなたのご両親は、よく出来た親御さんね、
大事に育てられたでしょう


と言われる事があるかもしれません。


または、自分で振り返ってみると、
不満は多々あったけど、それでも親は親なりにやってくれたんだ


そう自分を諭すことがあるかもしれません。


でも、もし自分の中で、

寂しかった、もっと甘えたかった、

充分に安心して暮らしていたかった

もっと愛して欲しかった、自分を観て欲しかった



そう思う気持ちが何かしらあるなら、

その気持ちを押さえ込んでいたフタ、
ここら辺で一度外してみませんか?


たとえ周りから観て、不自由なさそうと言われても

仮に本当にそういう環境だったとしても

自分が100甘えたかったのに

50しか甘えることができなかったら


残りの50は「甘えたかった」という気持ちで
自分の心に残ってるんです。




しかし、周りから観れば
自分は大して不自由な環境じゃない家庭で育った。


だから、きっと


自分が寂しいとか満たされないとか、
もっとこうして欲しかったとか言うのは
贅沢な悩みなんだろう。

そんなふうに感じる部分、ないでしょうか。


親だってよくやってくれた。
人間だから、失敗もある。


そう思うと、「もっとこうして欲しかった」と思う自分が
人として足りてないんじゃないか、ワガママなんじゃないか


そんな風に自分を思ったりしてないでしょうか?


そうやって、自分を言いくるめたり、諭そうと無理してないでしょうか。


周りがいくら、何を言おうと

一番大切なのは自分自身の気持ちです。

自分があと50欲しかった、足りなかった


そう思ってたら、あなたにとっての事実はそうなんです。



そこで周りの『自分よりもっとハードな環境で生きて来た人』と比べたり、他人が言う「あなたは恵まれている」という言葉を聞いて、あぁそうなんだろうな、やっぱり自分が求め過ぎなんだろう


そんな風に思ってしまうと

あと50欲しかったよ


そう思っている自分の部分は行き場を失っちゃうんです。


本当はもっと甘えたかった

本当はもっと自分を観て欲しかった

本当はもっと両親に仲良くして欲しかった

本当はもっと、ありのままで何も考えずのほほんとしていたかった


そうやって生きていたかった


そう思っている自分のことを分かってあげられるのは自分だけです。


自分が何を感じても本当は良いはずなのに
出来の良い大人になる事ばかり上手くなってしまって
自分の気持ちにフタちゃうんです、私たち。



出来の良い大人になることで
あなたが失って来たものはないでしょうか?


もし今まで『出来過ぎ君男の子』『出来過ぎちゃん女の子』でいたなら


一度その仮面、取っちゃうことをお勧めします

素直に認めちゃうんです。


私がしっかりしなくちゃって頑張ったけど、

本当は本気で嫌だった。やりたくなかった


甘えちゃいけないって思ってたけど
もっと甘えたかった

やっぱり自分をもっと褒めて欲しかったんだ
そんなふうに自分が心底認めちゃうと、すっきりします。


戦後生まれの人と、今の私たち世代は環境が違います。
物質的な生活水準だけみれば、今は充分に恵まれています。


だからこそ、人の心、内面の枯渇には目が行きにくい。


「この上、何が不満なの?」

そんな風に言われたら、言い返せないです、だいたいの人は。


時代や他人の言う言葉、考え、文化、習慣と
自分の気持ちを相対的に比べるのは無意味です。

だって


自分の心は他と比べるものではないんだもん



悲しい、悔しい、憤りも

嬉しい、楽しい、幸せ と同じです。

比べられないですよね、何が自分にとって幸せなのかも。


他人の考える満足と
自分が感じる満足は違うんです。

素直に自分の気持ちを認める。

それをやるのに、
誰かを傷つける必要もなければ、
誰かの許しを得る必要もないですよね。

全部自分の内側で起こってる事ですから





自分だけは自分の味方でいる。

自分に正直に。

何から手を付けていいのかわからない。


もし自分の気持ちを吐き出す事に慣れていなければ、
ここら辺で一度それを外に出してみましょう。

あなたのインナーチャイルドも喜んでくれると思いますよ






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