【深い海の物語】
思いのままに描いていったら、
なんだか海を思わせる曼荼羅が完成しました。
魚とクラゲと、泡?
私が描くオリジナルパステルアートは、海の中のモチーフは何気に多いです。
それもそのはずで、
アートセラピーで海とは、
潜在意識の象徴
とされます。
面白いもので、アートセラピーの際に、
「なんでもいいので自由に絵を描いてみてください」
とテーマフリーで課題を出すと、
海や水を描く方が多いのです。
(あと花ね)
水とは西洋占星術やタロットでは、
「感情」「愛」
の象徴とされていますが、
感情や愛とは、生き物における原始的なメンタルの在り方あり、「潜在意識」とは、それら原始的なメンタルの在り方をひっくるめた呼び方のことです。
私たちは自分の心と向き合い、整理をする時は、
論理的思考(損得勘定や常識、理性など)を取っ払い、自分が本当はどう感じているのか、
即ち自分の感情の動きとはどうなっているのかをみていく必要があります。
そのためには、自分の潜在意識の海の中に深く入っていかなくてはなりません。
特に現代社会は、感情より論理的思考が強くなっているので、自分の感情に鈍感になりがち。
だから深く深く、潜っていく必要があるんですね。
海の絵を描く時は、
自分の感情と向き合いたい時。
または、
自分の感情を水に流してスッキリさせたい時。
自分の感情が迷子になっている時は、
どんどん海の絵を描けばいい。
この曼荼羅は私にそんなことを言っている気がします。
あなたは、どんなふうに感じますか?