ブログ4周年!辺境・偏屈ブロガーとして生きる決意「アメブロよ、さようなら」#鈴木則文復活祭 | 映画時光 eigajikou

映画時光 eigajikou

世界の色々な国の映画を観るのがライフワーク。
がんサバイバー。
浜松シネマイーラの会報にイラスト&コラム連載中。
今は主にTwitterとFilmarksに投稿しています(eigajikou)

ブログ5年目に突入!




2012年7月27日に
ブログを始めたので4周年になりました。
私のブログにコメントを下さったり
いいねを下さるアメブロブロガーさんは
ベテランの方が多く、
私よりブログが先輩の方は
まだ4年ですか、これからですねと
思われるでしょう(^o^;)
浜松の自主上映会「シネマ★アジア」会報に
「映画時光」イラストコーナーの連載を始めたのは
2004年なので「映画時光」の名で
映画について書きだして12年。
その前は自分が編集長で出していた
ミニコミに書いていたりもしました。

ブログを始めたのは
浜松シネマイーラに連載している
イラスト&エッセイ「新・映画時光」コーナーの
ブログ版としてでした。
シネマイーラの応援になったらいいなと思って。
今もイーラ会報の連載は続けています。
イーラのお客さんでこのブログを
読んでくれている方は
きっともういないと思いますけど(^_^;)
私はブログを個人的な備忘録としては
書いていない(つもり)です。
映画を楽しむ情報提供ができたらいいなと
思っているのでそれを中心に
これからも書いていきたいです。
アメブロ始めた当初は
映画ジャンルで100位以内に入れたいいなと思いました。
今は大体50位以内にいるので
アクセスは多い方かと思うけど、
なかなかアメブロブロガーさんに
共感してもらえるような記事が書けなくて
コメントを寄せてもらえることは少ないです。
コメント欄がにぎわっているブログを見ると
正直なところうらやましいですが
人望ないのは仕方ないですね。
ブログはこれからも書き続けますが、
4周年を機に辺境ブロガーとして
生きる決意をしました。(・ω・)/
辺境にいる偏屈なブロガーかな。f^_^;

コメントを下さるブロガーさんには
できるときにはコメントさせて頂こうと思いますし、
今後もコメントを頂けたら嬉しいですが
「アメブロは交流するためのツール」
ということからは気持ち的には離れる決心をしました。
自分はダメなブロガーだという
自己嫌悪と雑念を捨てて
これからも書いていくために(苦笑)
なんだ、やめるんじゃないのかと
タイトル見て読みに来てくださった方には
ごめんなさい。
「アメブロよ、さようなら」は、ケイズシネマで公開中で
応援している
『映画よ、さようなら』←クリックで公式サイト
の、25年間務めたシネマテークが閉鎖され
新たな人生の一歩を踏み出す
主人公の心境にあやかったタイトルです。
今後もこのブログを読みに来ていただけたら
とても嬉しいです。
5年目もどうぞよろしくお願いします。

映画は今年は新作中心の劇場鑑賞になっていましたが、
8月からはまた名画座にも通いたいです。
上の画像は9月のシネマヴェーラ渋谷での
「鈴木則文復活祭」のチラシ。
混むだろうなあ。(^o^;)
新文芸座の特集で観た作品も結構あるけど、
観てない作品中心になるべく通えたらいいなと
思っています。




今週劇場鑑賞した映画


『アナーキスト 愛と革命の時代』
カリコレ2016エリ・ワジュマン監督。
無政府主義者の活動を探るために
潜入捜査をする警官ジャン(タハール・ラヒム)は
アナーキスのトリーダーウジェーヌ(ギョーム・グイ)
の恋人ジュディット(アデル・エグザルコプロス)と
恋に落ちる。
タハール・ラヒムが好きなのもあって観ましたが、
アデルが存在感を示す作品でした。


『マン・アップ!』
カリコレ2016ベン・パルマー監督。
34歳ナンシー(レイク・ベル)は
4年前に6年付き合った相手に
突然別れを告げられて以来新しい恋もできずにいたが、
ひょんなことから他人のブラインドデートの相手
40歳のジャック(サイモン・ペッグ)
を横取りして一緒に過ごす。
笑いました!
気取りのない人間味溢れる
抜群に面白いロマコメです。


『神様の思し召し』
カリコレ2016エドアルド・ファルコーネ監督。
イタリアの大人のコメディー。
エリート心臓外科医で傲慢なトンマーゾ。
医大生の息子が突然神父になりたいと言い出す。
型破りなピエトロ神父に洗脳されて
神父志願になったと思ったトンマーゾは、
奇抜な手を使いピエトロ神父に近付くが
彼との交流で自分を見詰め直す。
神の存在を押し付けない
ドラマと構成が上手くて
面白いコメディーでした。
8月27日にロードショーです。


『AMY エイミー』
アシフ・カパディア監督
2011年に27歳で亡くなった
エイミー・ワインハウスのドキュメンタリーで
今年のアカデミー賞長編ドキュメンタリー賞受賞作品。
こんなにも素晴らしい才能を持ったアーティストを
誰も守れなかったという事実が悲しすぎる。
同じく今年のアカデミー賞長編ドキュメンタリー賞
ノミネート作『カルテル・ランド』観て、
国家権力も絡んだメキシコ麻薬戦争は
収束などのぞめそうにないし、
麻薬の供給が終わることはないのだろうと
どんよりした気分になりましたが、
『AMY エイミー』では、
ドラッグとアルコールで命を縮めてしまった
エイミーの音楽家としてあまりに純粋で
繊細で孤独だった存在に胸が塞がりました。
未公開映像などを集めた
安易な回顧ドキュメンタリーではないです。


『人生は狂詩曲(ラプソディ)』
私の好きな『ネコのミヌース』フィンセント・バル監督の
ベルギー映画。
ベルギーはオランダ語圏、フランス語圏、
ドイツ語圏に分かれています。
北部のフランドル地方のオランダ語圏、
南部のワロン地方のフランス語圏が大きく、
言語対立が国家分裂の危機も招くこともありました。
音楽と恋が取り持つ和解を描く
ミュージカル・コメディー映画です。
フランドル地方代表吹奏楽団サン・セシリアと
ワロン地方代表吹奏楽団アンナバンが
同点でベルギー代表として
ヨーロッパの吹奏楽決勝コンクールに出場することに。
面白いミュージカル仕立てになっているのに
予告見てもあまりわからないし、
チラシやパンフにも謳ってないのが不思議です。
そして日本ベルギー友好150周年記念作品
ということになっていますが、
全国3館での公開って寂しすぎます。(゚_゚i)
このところテロや大量殺人など
暗いニュースが多いですが、
この映画のような明るい楽観性に
フィクションだと分かっていても
なんだかホッとします。


『SHARING』
篠崎誠監督
大学で東日本大震災の予知夢を見た人に
インタビューしている
社会心理学者の瑛子(山田キヌヲ)は、
震災で死んだ恋人清志(河村竜也)の夢をずっと見続けていた。
同じ大学の演劇学科に通う薫(樋井明日香)は、
3・11をテーマにした卒業公演の稽古で仲間と衝突してしまう。
薫もこの芝居を始めてから、同じ夢にうなされていた...
夢、虚偽記憶、ドッペルゲンガーなどが
ドラマに織り込まれていて、
主演山田キヌヲさんや
出演俳優の青年団の舞台も近頃見てるし
映画の内容に影響されて
何が夢だか現実だか分からなくなり
最高な映画体験でした。
怖いって評判に構えてたけど本当に怖かった(汗)。
確実に記憶に残る映画で、
暫定今年の日本映画マイベスト1。
3.11と原発事故を扱った本作の上映機会が
あまりないことがとても残念。
別バージョンがあるのでそれもぜひ観たい。
7月は平田オリザ新作・青年団
「ニッポン・サポート・センター」観て、
深田晃司監督作品2本見て青年団づいてた。

↓『SHARING』予告動画




鑑賞した映画の短評は↓

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