発達障害と性格 | 小日向るり子の徒然ブログ

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心理カウンセラー小日向るり子のブログです。
職業「カウンセラー」としての枠を少し外して、人間心理、人間観察、恋愛心理、日々のことなどをつづります。

俳優の高畑裕太容疑者の逮捕時の様子や旬の俳優という立場で犯した犯罪の重さ、過去の成育歴などから

「彼は発達障害だったのでは?」

という書き込みがネットなどで散見されますね。

 

自身がカウンセラーという職業をしていて、今回、この発達障害やADHDについて世間が勘違いしているところがあってそれは違うと感じ、この記事を書こうと思いました。

それは

発達障害とその人の性格の良し悪しは違う

ということです。

 

確かに発達障害の方は、特徴として場の空気が読めない言動をしてしまったり世間の常識では考えにくい行動をしてしまう場合があります。

ですので、学校や社会人として組織に入ると「扱いにくい人」というくくりになってしまうことも多いです。

でも、それと性格が悪い、底意地が悪い、というのはまったく違います。

 

私は発達障害とかアスペルガー障害とかADHD等と診断された、もしくは自身でそうではないかと思っている方とカウンセリングする機会も多いですが、ざっくり言うと性格がいい方も多いです。

社会にうまく適応できずに自分を責めている言葉を聴くと「この子、優しいんだな」と感じることは多々ありますし、会社でやらかしてしまった失敗談などには思わずクスっと笑ってしまうこともあります。それをやられた同僚や上司は困るだろうなぁとは思いますが、第三者的にはなんだか憎めないんですよね。

『どうしても片付けができずに部屋が汚部屋になって1ヶ月に一回業者を呼ぶんですけどね』

と言うADHD(医療機関でそう診断されたそうです)のクライアントさんが以前いらっしゃいましたが、部屋を片付けられない自分を自覚し、他人に迷惑をかけないように業者さんに部屋をきれいにしてもらっているなら問題ないのです。

誰かができないことを誰かがやって社会は成り立っているのだから。

 

ですので、今回の高畑容疑者の事件で「発達障害者は犯罪をやらかす悪いやつ=性格も悪いやつだ」という風な決めつけはしないで欲しいと思います。

 

ただ、「じゃないか」と思う人が増えている現実も実感としてあります。

・親族など身近な者が本人に医療機関の受診をさせ、きちんと障害の有無と対策を知ること

・一般社会でもそうした障害を持つ方への理解と社会における対応方法を理解していくこと

この2点が大切なのではないでしょうか。

 

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先日実家に帰省したので、駅のキオスクで買ってみました。

普段はなかなか買わないお値段のお刺身がスーパーで2割引きになっていたのでそれをつまみに・・・

このビール美味しかったです!

 

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