経済を男に頼らない | 小日向るり子の徒然ブログ

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心理カウンセラー小日向るり子のブログです。
職業「カウンセラー」としての枠を少し外して、人間心理、人間観察、恋愛心理、日々のことなどをつづります。

飲食はミスタードーナッツのバイトしかしたことがなかった私が40歳を目前にして飲食の世界に足を踏み入れたのは、なんと夜のクラブでした。

お通しの買い物など開店準備から始まり、オーダーが入るとお酒を注いだり、お通しを盛り付けたりお会計をしたりして、閉店後に掃除をして洗い物をするまでが私の仕事でした。
 

その店ではごくたまに、チーズの盛り合わせとかフルーツ盛り合わせのオーダーが入りました。
基本的にはお酒とすでに用意しているお通しと渇きものしか提供しないのですが、常連さんがお土産で持ってきたり、大人数で来ると同伴したホステスさんがお客様へのサービスとして自腹でそうしたものを買ってきたりしていたのです。


ある日、「これ、盛り合わせて持ってきて」とホステスさんからチーズと果物を渡されました。

でも、これまでそうした経験がなく、しかもチーズや果物って盛り合わせまで考えながら食事をしたことがないのでとっさに言われてもよくわからない。

適当に盛り付けていると、あるホステスさんがカウンターの中にやってきて、奥でタバコを吸いながら私が盛り付けたチーズを見てこう言いました。
「ねえ、○○ちゃん(←私)ってさ、きちんとしたレストランとか行ったことある?」
 

え?
と思ってその方の方を見ると、
「ほら、しっかりしたレストランとかで盛り付けとか見た事ないのかと思って」
と言われました。

「いえ・・あ、すみません。変ですかね??なんかよくわからなくて」

と言いつつ、ムカつく気持ちを抑えるのに必死でした。

 

そのホステスさんは私と同じ年代。お客様の一人に気にいられて週に3~4回くらい同伴をしていました。彼女の言葉からは「あたしは○○さん(そのお客様)とよく高級なレストランに行ってるからわかるけど」と言いたげな様子が感じられました。

 

今から書くその時の私の感情には否定の言葉もあることは十分承知で。その時私はこう思いました。

 

男の金で食事して偉そうに言うな!こっちは自力で稼いだお金であなたよりずっと美味しい食事をしてきてますから!!

 

そして、やっぱり私はこの世界は合わない、と強く思いました。

女性性を売ることは、それに対価を払う人がいる限りアリだとは思っていましたが、男性の経済力や地位や名誉を自分が築いたものと勘違いする女性は軽蔑以外の何者でもなかった。
でもそうはいっても、その世界にいて偶然にそういった人に気にいられたら、いつか人は勘違いするようになるのではないだろうか・・・

そんな風にも思った。


この時ホステスさんに言われた言葉と自分に湧き上がった感情は今でも私の心に残っています。
そして、あの時の感情を思いだすたびに、自分は私一人の経済力だけで生きていこうと思います。
経済を男に頼らない。
私はその先に、本当に大好きな人とだけ好きなものを食べたり飲んだりできる自由な人生があると思っています。

 

紀州のドンファン事件。
犯人が妻ではなかったとしても、あの妻。もうネット上では本名も写真も出てしまっていますし、過去の知られたくなかったであろう仕事もバラされてしまっていますよね。
結婚の動機を
「結婚したら毎月100万くれると言われた。正直おいしいと思った」
と週刊誌に語った妻。
でも、被害者男性が亡くなるまでの数ヶ月間の数百万では割りが合わないほどあなたの失ったものは大きいと思うよ。

 

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6月2日(土)
 
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