サブタイトルは
「先日の釣り」を振り返る・・・
「平日の仕事帰りにちょっと向かえたら・・・」
静かに計画していた「強行突破」というのか・・・
「フラっと出かけてみたかった」水辺の癒しというのか・・・
実際の釣りはこの季節、「ちょっと難しい」合間でもある・・・
魚たちが産卵に入っている・・・それを終えて体力回復の時期・・・
年(とし)によって前後するからなおのコト・・・(・o・)
「まだ産卵前か・・・ナカか・・・アフターか・・・」
これらスポーニングとは関係のない回遊魚を狙いたいんだが、多くの魚体が
上記のいずれかに入っているようでそれは承知しながらも・・・
「夏のパターンをちょっと先取りしてしまったな~」
連日の高気温で気が早まった面もある・・・(^_^;)
あえてバイクで行った・・・
「山の気候と下界の真夏日と・・・」これらを肌で感じながら・・・
しかしこのような行動は「自分の中の風物詩・・・キセツ行事」でもある・・・
(今となってはネ・・)
かつてはビジネスルートだった
「仕事やって成果を出し・・・大阪への帰り道・・・琵琶湖本湖とその水系で
ロッドをひと振りして釣果も持って帰る・・・」
そんなことを15年間も毎日やってきたから、今でもたまにそれをなぞると
「あの頃の自分」と「今の自分」がイコールで紡がれる・・・
二つの影の輪郭に狂いはない
私は滋賀県で自営業をやっていました(そんな大したモンではないけども)
その前は西の湖や奥琵琶湖へ毎週のように通っていた・・・
そのような「釣りで始まった縁が仕事でも世話になり始めるとは」・・・
これがきっかけで「釣りに足繁く通った地域には必ず後(のち)に仕事でも
縁が生まれている・・・」
(ちなみに釣り業界とは全く関係のない職業なんだけども)
必然なのかフシギなのか・・・
目に見えない「つながりでもあるのか」とさえ思ってしまう
やがて「性同一性障害と向き合ってみるか」といよいよ症状が悪化し、周囲に
その事を告げてすべての縁を切らざるを得ない方向へと相成った
「もう釣りかゴルフ以外では近江国へ来ることもないだろう・・・」
それもたまに向かうぐらいだろう
実際私は当時、だいぶと疲れていた・・・
早いものであれから十数年経ち、ようやくあの頃を「懐かしめる余裕」が出てきた
よほどでなけりゃ「もう行くことはない」と嫌った「東の方向」ではあるが、やはり
たまには「前と同じこと」をやっている・・・・・・(*^_^*)
向こう岸に居る「あの頃の自分」を引き寄せると、ちょっと今の自分に活力が戻る・・・
「ひとつも自分は変わってやしない・・・」それを確かめるために・・・
釣竿片手にシャカシャカとバイク飛ばして水辺に向かっているハナタレ小僧・・・
心はいつまでもそのようにありたい
「言葉はいま必要さをなくしてる・・・
高鳴るこの鼓動が聞こえてるか・・・」
さんざめく気持ち抑え切れずに・・・
通り過ぎる雨の向こうに夏を見てる・・・」GLAYより抜粋
太陽が沈みゆくと同時に真紅のリストバンドを外した・・・
5月夕暮の風は少し冷んやりとした・・・