2017J2リーグ第7節 群馬戦プレビューもどき | 酔っ払った犬(♂)のちょっと長い呟き

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今節も、前節京都戦に続いて“ホーム”フクアリでの試合。
エスナイデルジェフは、如何にして勝利を目指すか
今日も勝手にプレビューします!





2017J2リーグ第7節
ジェフユナイテッド千葉 VS ザスパクサツ群馬
フクダ電子アリーナ 4/8 15:00/kickoff





前節 10位
勝点 8
得点 7
失点 8
得失点差 -1
完封試合 2





今季得点

清武 功暉①②③
町田 也真人①
船山 貴之①
西野 貴治①
近藤 直也①



今季警告(累積警告)/退場

多々良 敦斗 警告②
清武 功暉 警告①
町田 也真人 警告①
ラリベイ 警告①
船山 貴之 警告①
アランダ 警告①
羽生 直剛 警告①
イ・ジュヨン 警告①
西野 貴治 警告①
ホルヘ・サリーナス 警告①
佐藤 優也 警告①
熊谷 アンドリュー 警告①





前節“ホーム”フクアリでの京都戦は。
連敗を止める事は出来ましたが。
勝つ事が出来ませんでした。


ただ、自分達のやりたいfootballは。
結果以上には出来ていたと思いますし。
選手の新たな可能性や役割等。
新しい発見もあった。


同時に、課題も見えた試合でしたが。
私は、バックスタンドで参戦していて。
本当に面白い試合でしたし。
エスナイデルジェフの進む道は、これで間違えてはいない!と思える試合でした。


京都戦の“観戦記”では、その辺の話を語れなかったので。
ここから勝手に語ろうと思います!





勝てなかった京都戦ですが。
私は、“観戦記”でも書きましたが。
やりたい事は“ある程度”出来た試合だったと思います。



自分達がやろうとしているfootballは。
メンバーやポジションを若干入れ替えながら。
ピッチで実戦する事が出来た。


選手の“戦術理解”は。
確実にチーム内で進んでいると思います。


ただ、選手間の“連携”の部分で。
まだまだ足りない事があった。


結果、特にディフェンス面でチームがバタバタと慌てる場面が見られ。
ミスから相手につけこまれ。
自分達で、相手に試合の“流れ”を渡してしまった時間帯があった。



“ハイプレス・ハイライン”と言われるエスナイデルジェフの戦術ですが。
試合をパッと見れば。
非常に“リスクの高い”footballだと感じる人が多いと思います。
やたらと高いディフェンスライン。
その後ろでGKが広範囲に必死で走り回っていたり。


私の個人的な考えでは。
エスナイデルジェフは、“自分達のfootball”が出来れば。
“リスクが高い”のではなく、相手を“圧倒出来る”footballと思っています。



ただ、相手を“圧倒する”事は簡単ではありません。
“ハイプレス”をベースにした戦術は。
最近で言うと同じJ2の“湘南”だとか。
かつてのオシムさんのチームもそうでしたが。
“運動量”が強調されてしまいがちですが。
私は、とても“頭を使う”難しい戦術だと思います。


ただ走るだけで強くなれるならば。
誰だってやり始める。
走る上に“頭を使う”事を求められる。
しかもそれをチーム全体で“共有”する必要があるし。
当然“技術の高さ”だって必要。
簡単に誰でも手を出せる戦術ではない。


“自分達のfootball”が出来れば、相手を“圧倒”出来る。
でも“自分達のfootball”をする為には。
選手が戦術を“理解”し、チームで“共有”し。
“連携”して戦う必要がある。
そこが中途半端だと。
“弱点”のはっきりしている戦術ですから。
当然相手に付け入られ。
“リスクの高い”footballになってしまう。



エスナイデルジェフのfootballを。
超簡単に説明すると、こんな感じと思います。


今はまだ、相手を“圧倒”出来るチームになる為に。
一歩一歩進んでいる段階。
私は、そう捉えています。


相手を“圧倒”して勝つ試合もあれば。
隙を突かれ負ける試合もある。
それは、“強いチーム”になる為の過程であると思っています。


ここまで6節終えて、2勝2分2敗。
ここ3節は1分2敗と結果が出ていませんが。
試合内容は、結果程悪くはない。
ホンの少しの“差”なんだと思います。


ただ、この“ホンの少しの差”を埋める事が。
とても大変な事。
私はそう捉えています。


ここからエスナイデルジェフが。
どう戦い、どうやってこの“差”を埋めていくのか。
酔っ払いの勝手な思いを、ここから勝手に語ります!





プレシーズンの途中からエスナイデルさんは。
試合開始の時の布陣は。
3バックで、アンカー置いた“3-5-2”システムを貫いています。


インサイドハーフの也真人や、CBの近藤といった。
恐らく今季の“チームの中心”になるであろう選手の怪我での欠場がありましたが。
それを考慮しても、エスナイデルさんは選手を頻繁に“入れ替える”傾向があると思います。


選手を入れ替えるだけではなく。
その選手が、本来“得意”とされるポジション以外での起用や。
試合中に、4バックの“4-3-3”へのシステムチェンジ等。
かなり選手を動かす印象です。



これは、今ジェフが目指しているfootballが。
レギュラー11人と準レギュラー数人の選手だけでシーズン戦える訳ではないと。
エスナイデルさん自身が考えているからだと思います。


GK含め、選手全員が90分間走り回り。
球際では厳しく相手を競り合い。
“相手を殺してでも”ボールを奪えと要求されるfootball。
試合だけでなく練習からこれやってれば。
怪我人は当然出てきますし。
夏場の暑さやシーズン進むに連れ蓄積する疲労等考えれば。
“チーム全員”で戦える事を要求するのは。
私は、当然の事と思います。


細かい事は、後の項で書きますが。
今季のチームの中で“絶対的な存在”と言われていたアランダをベンチに置いて。
前節京都戦では、熊谷に90分間“アンカー”としてプレーさせました。


アランダがピッチにはいませんでしたが。
自分達から“自滅”する時間帯もありましたが。
90分間戦って、京都とはドロー。


4節松本戦以来となる、試合中の“システムチェンジ”。
“3-5-2”から“4-3-3”への移行も。
松本戦からは、前進していたと思います。
最後パワープレーだったとはいえ。
ロスタイムに同点に追い付けた京都戦。
それは、チームが“前進”している結果と思います。



上の方で書きましたが。
エスナイデルさんは、かなり“高度”な事をチームに要求している。
それは、戦術や理論等footballに詳しくない素人の酔っ払いでも分かる。


そういう面で、チームが着実に進化・前進していると。
私は感じます。
それは、エスナイデルさんを始めとした指導陣の“チームを導く”力の高さと。
選手達の、基本的な“能力の高さ”と思います。




ただ、そうは言ってもここ3試合は勝てていない。
それは何故か、と酒飲みながら考えてみると。
“選手を入れ替える”事によって。
まだまだ意図の共有が徹底されていない。
これかな、と思いました。


松本と湘南に関しては。
チームとしての“練度”の違いは、確かにあったと思います。
それはここ最近のブログ記事に書いているので。
お時間あったら見てみて下さい。



ここ3試合の課題だと思うのですが。
前節京都戦の“観戦記”で書いた。
“プレーの意図と選択”の共有。
これが、まだまだ徹底されていない事。


“ハイプレス・ハイライン”戦術のエスナイデルジェフ。
“攻撃”と“守備”を明確には分けられないと思いますが。
特に“攻撃から守備への切り替えの時”と、“自分達がボールを保持し試合を動かす展開”に関して。
意図の共有が進んでいない部分があると思います。


今のジェフのfootballでは、攻守それぞれの場面で。
簡単に分けると、三つの選択肢があると思います。


・リスクを掛けて、相手が嫌なポジションにボールと人を動かすプレー。
・無難にボールと人を動かすプレー。
・安全第一、セーフティーなプレー。


超大雑把に言うと、この三つが挙げられると思います。
試合のあらゆる局面で、この選択肢がありますが。
どの選択肢を選んでも、当然自分も周りの選手も“求められる”プレーがある。
ここが、まだまだ“共有”が進んでいない。
ここ3試合、特に感じます。



例えば、相手にボールを奪われた場面で。
ジェフは高いディフェンスラインを敷いているので。
その裏へのパスは、一番怖いプレー。
そのパスを、正確に出させない為に。
ボールに厳しいプレッシャーを掛ける必要がある。
相手に自由を与えてしまえば。
ジェフの“ハイライン”の裏を狙う、正確なパスやプレーが出てくる。
逆に言うと、相手が“ハイライン”の裏を狙う為に前に出てくる局面で。
プレッシャーを掛け、ボールを奪う事が出来れば。
高いポジションから、ジェフがカウンターを仕掛ける事が出来る。


ボールにプレッシャーを掛けると言っても。
パスコースを塞ぐのか、前に出る進路を塞ぐのか。
パスコースを塞ぐにしても、相手の持つパスの選択肢の中のどれを塞ぐのか。
当然これは周りの選手と意図を合わせないと。
プレッシャーを掛けても交わされてしまう。


周りの選手も、プレッシャーを掛けた選手が空けたコースで待ちそこでもプレッシャーを掛けるのか。
敢えて前に出させ、オフサイド・トラップに掛けるのか。
GK優也に任せるのか。


更に言うと、相手の攻撃を止めた後にどう前に出るか。
一発で相手ゴール前まで仕掛ける事を目指すのか。
相手の“隙”や“穴”を狙って、ボールを動かすのか。


この辺の“意図の共有”が徹底出来ていないと。
簡単に一発で大ピンチを向かえるし。
それが続けば、選手の中にもどうしても“弱い”気持ちが出てきてしまう。


前に“強く”出ていく事は。
“ハイプレス・ハイライン”戦術の、根本的な部分と思いますが。
ここで迷いや、弱い気持ちが出てしまえば。
チームがバタバタ慌てたり、落ち着かない試合になってしまう。


ここ3試合の結果は、得点3失点7。
この大きな要因の一つは。
この辺にあるのかな、と勝手に感じています。



この課題は、選手の“戦術理解”や“意図の共有の徹底”だけの課題ではないとも思っています。


本来得意とするポジション以外でピッチに立つ事も含め。
選手個々の技術の課題も出てくる。
技術っていうのは、ボール扱いだけではなく。
例えば自分で仕掛け前に出るプレーだったり。
長短のパスの精度だったり。
相手に自由にプレーさせない身体の使い方だったり。
スペースの埋め方や、相手の誘い方等。



ジェフは“ハイライン”戦術ですから。
狭いエリアに、敵味方含め多くの選手がいる中で。
“主導権”を握り、相手を“攻守に圧倒”する為には。
選手の“早い”判断と“速い”プレーが、絶対に必要な事。
その上で、“意図を共有”するって。
とても高いレベルの事を、エスナイデルさんはチームに要求していると思っています。


私は、そんなに簡単に出来る事とは思っていないので。
毎週少しでも前に進む事。
それが“形”になって見える事。
これをチームに期待しているし。
そういうスタンスでエスナイデルジェフを見ています。




ちょっと難しい事を考え過ぎて。
頭がフラフラしてきたので。
妄想フォーメーション貼って、簡単に終わりにします。





群馬戦の妄想フォーメーションです!





簡単に意図を。



まずCB。
ここ3試合複数失点している現状を考えると。
“セーフティーファースト”でプレー出来る選手を考えました。


“ハイプレス・ハイライン”戦術にとって。
GK含め“後ろの安定”は、やっぱり必要だと思います。
後ろが安定しているから、前でもリスクを掛けられる。
卵と鶏どっちが先か、みたいな話ですが。
スペースを埋められる・球際で競れる・身体を寄せ自由を与えない。
CBとしての基本的な“技術”の高い3人に期待しています。
多々良真ん中で近藤右ってのも。
私はありと思います。
なかなかディフェンスリーダーの“変更”は難しいとは思いますが。



アンカーは、今節も熊谷でしょうか。
アンカーっていうポジションを。
ボールの動かし方や“ゲームメイカー”として考えれば熊谷。
リスク管理やボールを狩るプレーとして考えればアランダ。
酔っ払いの妄想です。


今季まだ勝利が無い群馬は。
無理して前に出ずきっちり守ってカウンター、という試合をしてくると勝手に妄想しているので。
“守る”事よりもきっちり守ってくる相手を“崩す”、と考えると。
熊谷先発と妄想しています。



WBに関しては。
右は北爪で決まりでしょう。
今季の充実ぶりは、サポとして本当に嬉しい限りです。


ゴール前にも詰め、常にゴールを狙う姿勢は。
私は大きく評価しています!


対して左WB。
ここまでプレーしたサリーナスと比嘉。
エスナイデルさんとしては。
どちらに対しても、よい面と課題を感じているのだと思います。


サリーナスは、単独でも前に仕掛けられる。
そういう意味ではインサイドハーフの負担を減らせますが。
ディフェンスを考えれば、インサイドハーフの負担は増える。


比嘉は、攻守にそこそこまとまったプレーをしますが。
単独では仕掛けられないし。
ディフェンス面でも、ポカミスが多い。


アンカーと同じ理由で、サリーナスと妄想していますが。
前節CBでプレーしたキム・ボムヨンもあると思います。
乾の台頭も待たれますね。



インサイドハーフの2枚は。
真希と壱晟と妄想。
前節京都戦のプレーは、二人共素晴らしかった。
あと足りないのは、それぞれ“ゴール”だけ。
そう思います。


怪我明けの也真人は、今週練習に復帰しているみたいですが。
真希と壱晟からポジションを奪い返せるか。
注目ポイントですね。



2トップ。
私は前節に続きラリベイと功暉と妄想。


船山は、とてもセンスのある選手と思います。
関塚さんも長谷部さんも、船山を攻撃の“中心”に据えていました。
スペースを狙う動きや、チャンスメイク等非凡な才能を感じるのですが。
何故かジェフではゴールが遠い。
功暉は逆に、ゴールに“特化”したタイプと感じます。
私は、アタッカーの軸はラリベイだと思っているので。
功暉と船山がポジションを争うと思っています。
それと本来は、前線に人数掛けるエスナイデルジェフでは。
2トップは“チャンスメイカー”ではなく、あくまでも“アタッカー”だと。
私は勝手に思っています!


ラリベイは、私はとても能力の高い選手と感じます。
ただ現状、“ポストプレー”をする場面が多く。
よりゴールに向かうプレーをさせてあげられていない。


ここがジェフの“攻撃面”の課題の一つと思っていますし。
ラリベイ爆発し出したら。
結構簡単に昇格出来るんじゃないかな、くらいまで思っています!




今日は難しい事考えて。
頭から煙が出てくるくらい疲れたので。
この辺でお仕舞いにします。



最後に少しだけ。
ここ最近また応援論みたいなのをよく見掛けます。
この前twitterで呟きましたが。
私は幼い子と指定席参戦なので。
大人しくしている事が多いのですが。
よいプレー、勇気のあるプレー、諦めずに頑張ったプレーには。
必ず拍手をしています。
私の拍手は音が大きいので。
結構周りの人がつられて拍手してくれます。


色々な考えがあると思いますが。
私は、こういう事も大切な事なのかなと。
勝手に思っています。



群馬戦も、フクアリ参戦です。
毎試合結果に一喜一憂しながら。
試合をジェフを楽しむ。
私は、そういうスタンスでいきます。
エスナイデルさんのfootballは。
毎試合、本当に面白いし楽しいですから!



今日はお仕舞いにします!





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今日の一言「次こそ勝つよ!ラリベイと壱晟ゴールに期待です!」