黒龍つかまる 2 | 児童虐待をこえて ~画家・野口一の世界

児童虐待をこえて ~画家・野口一の世界

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もう、黒猫を保護して2週間以上たちました。
保護した当時はカラスに突かれたのか、
背中に五百円硬貨より大きな傷が、穴を開けていました。



「はじめさん、黒龍に会ってきましたよ。」
今日も、妻が獣医さんから帰ってきて言いました。
小さくて毛が抜けてしまった黒猫に、
『黒龍』という名前をつけました。
少しでも、元気になってもらいたいと思ったからです。



「で、どうだい?少しは傷がよくなったかい?」
と、私が聞くと、
「やっと、少しだけ肉がついてきたかなと思います。
傷は、小さなかさぶたになりました。」
と、妻が答えました。



「で、いつごろ退院できそうだい?」
と、私が言いました。
「何しろお腹にも虫がいて、
背中の皮膚状態がひどいので、もう少しかかりそうです。」
と、妻が言いました。



「捕まえた日、ほとんど毛が生えていなかったね。
皮膚も、象みたいに硬かったしね。」
と、私は言いました。
「でも、とっても目がきれいなんですよ。
まるで本物の龍の目みたいです。」
と、妻が答えました。



小さな黒い龍に会うのが楽しみです。



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