Netflix でひとりドンイル祭りしていますw
ドラマ『恋のスケッチ~応答せよ1988~』でも主人公のお父さん役やってた名バイプレイヤーのソン・ドンイル。
最初に意識したのはシム・ウンギョンの『怪しい彼女』でのお父さん役。
ラストのこの名演技で何回泣かされたことか(´;ω;`)ブワッ
もともと演劇出身で、ドラマや映画ではコメディ要素の多い役が得意な俳優さんですが、『怪しい彼女』では監督があえてコメディ映画だけどコメディ演技を封印させたため感動シーンが一層深くなったみたいです。
コメディアンが泣かせる演技とかヤクザの演技するのは反則ですね(;´∀`)
実力あればあるほどギャップの破壊力すごいもんね。
まずはそんな彼(実はオレより3つも年下。・゚・(ノ∀`)・゚・。)の最新作見ました。
『必ず捕まえる』 (The Chase)2017年
映画『インサイダーズ/内部者たち』で、イ・ビョンホンを陥れるフィクサー役を演じてたペク・ユンシクが頑固で嫌われ者の合鍵屋でアパートの大家している。
この大家のアパート周辺で老人がふたり事故死として亡くなるが、アパートの住人でこれは事故死じゃないと大家に話してた老人が自室で首吊りしたことから事態が急変していく。
韓国映画お得意の猟奇連続殺人事件のスタートだ。
30年前、ソウル・オリンピックの時同じ手口の未解決連続猟奇殺人事件があった。
まず老人が練習のように殺され、最後は髪の長い若い女が狙われる。
この首吊り事件の直後に現れるのがソン・ドンイルなのだ。
けど登場の仕方、演技、主人公や他の人との絡みがなんかちぐはぐで、なんかひとりだけ大根役者というかコメディにしようとしてるような印象を受けた。
だが、そこは韓国映画!まさかのそこが伏線かよっ!って展開になります!
もともとコミックが原作で、割とその作品世界を忠実に再現してるとのことだ。
にしても韓国映画、えっ?!そっち?!ってシナリオや伏線うますぎる!
定番とかお約束を裏切る展開で最後まで楽しめました!
もう一本は『カエル少年失踪殺人事件』2011年。
タイトルでなによそれってなるんだけど、韓国三大未解決事件のひとつで、実話の映画化なのである。
映画化されたものでは「華城連続殺人事件」をモチーフにした『殺人の追憶』が有名で、「イ・ヒョンホくん誘拐事件」の『あいつの声』、そして「カエル少年失踪事件」の本作である。
↑予告編でヤバイ雰囲気出まくりで、映画として盛ってる部分は多いけど息詰まる面白い作品だった。
主人公はパク・ヨンウ演じるMBCのプロデユーサー。ヤラセ番組で左遷されて、なにか特ダネで一発逆転を狙っているが、左遷先がこの未解決事件の地だった。
そこで出会うのはこの事件を独自の解釈をしているリュ・スンリョン演じる犯罪心理学の大学教授。『サイコキネシス・念力』のダメ親父の時とは違うw
ソン・ドンイルは刑事役で時効になっても事件は終わらないという被害者よりの人情刑事を演じていて、ほかにもソン・ジルはじめイ・ジャンユなどどこかで見たことのある名バイプレーヤー競演でスター級はいなくても見応えありました。
Netflixにはオレ的には2001年『火山高』以来となるクォン・サンウと共演の『探偵なふたり』2016年も見れるので見ようと思います。
ドンイル祭り継続中です!('∀`)ノ
そんじゃアンニョン♪('∀`)ノ