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ツィプラス前首相の辞職に伴う9月20日のギリシャ総選挙に向けた選挙戦が正式にスタートしたけど、ツィプラス氏率いる与党急進左派連合 （ＳＹＲＩＺＡ）は世論調査で野党をリードしているものの、難しい連立協議を回避するための十分な議席を確保できない恐れが
アゴラ紙のためにＭＲＢが実施した世論調査の結果によれば、現時点で選挙を行った場合の得票率は、ＳＹＲＩＺＡが24.6％とメイマラキス党首率いる最大野党・新民主主義党（ＮＤ）に1.8ポイントの差をつけている模様
アルファＴＶの世論調査では、ＳＹＲＩＺＡのリードは2.1ポイント、スカイＴＶがマケドニア大学に委託した調査では3ポイント
これらの世論調査結果は、ツィプラス氏率いる与党が、絶対多数を占めるために必要な票を十分確保できない見通しを示唆
【ユーロドル 1時間足】
1.1350-60ドル 断続的に売り厚め
1.1300ドル OP1日NYカット
1.1250ドル OP1日NYカット
1.1200ドル 買い、OP1日NYカット
ユーロ圏経済に総額1兆ユーロ超を供給するECBの量的緩和（QE）はまだ計画の3分の1にも到達していないけど、世界の経済成長をめぐる懸念や不安定な金融市場、原油価格の急落を背景に、ECBはすでに追加緩和を求める圧力に直面
QEが決定された1月以降、世界経済は大きな変化に見舞われていて、中国は期待ほど成長しておらず、他の新興国は困難に直面している。米国や英国の利上げ時期もあまり明確でなく
ECBのQEを見据えて急落したユーロは、このところ上昇
これらの要因により、ECBは現在ゼロをやや上回るインフレ率を2％弱の目標に近づけるという主要な使命の達成が難しくなる可能性？
インフレが極端に低い場合、債務負担の増大や投資の低迷によって経済成長は抑え込まれるけど…
憂慮すべき兆候として、市場ベースのインフレ期待がここ数週間で低下し、ECBのインフレ目標達成能力に疑問を投げ掛けている模様
ECBは経済成長と消費者物価を後押しするため、すでに積極的な施策を打ち出しているけど…
政策金利は過去最低で、市中銀行がECBに預け入れる預金の金利はマイナスにとなっていて、た、QEの下で月額600億ユーロの債券を買い入れている上、金融機関に低金利で4年物資金を供給
これらの政策によってECBのバランスシートと欧州のマネーサプライは拡大しているけど、それでも十分ではない可能性
ただ、特に中国やアジアの刺激策、あるいは米国の利上げ先送りを受けてユーロ相場が上昇した場合、ECBは最終的に行動を強いられる可能性が
金融緩和は一般的に通貨安を招く事に
ユーロは昨年初めに1.40ドル近辺で推移していたけど、今年3月には1.05ドル付近まで下落し、ドイツをはじめとする域内の輸出を後押ししたけど、FRBの利上げ期待が後退する中、ユーロが安全通貨に
キャピタル・エコノミクスのエコノミスト、ジェニファー・マッキューン氏は『ユーロの上昇と原油価格下落が続いた場合、デフレのリスクはかなり大きくなるだろう』と指摘
消費者物価を押し上げるための選択肢の1つは、ECBが債券購入の規模を拡大する可能性がるけど、保有できる国債の額に制限があることを踏まえると、ECBは買い入れを拡大する上で他種類の民間債券も対象に含める可能性も？
また2016年以降も買い入れを継続することも視野に？
ECBはすでに、インフレ目標がそれまでに達成できない場合、QEを延長する構えであることを示唆しているけど…
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