「松山千春 『ビクビク』に思うこと~松山千春 全作品解説210~」S2829/R


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更新履歴

V1.0: 2015.2.10初稿


■ 「ビクビク」 編曲者:飛澤宏元

1997年8月30日発売のアルバム『叫び』の3曲目/全10曲。

◇松山千春選曲のベストアルバム『季節の旅人~春・夏・秋・冬~』 DISC-4(冬)の3曲目。

◆レコーディングミュージシャン(楽曲個別のはなくアルバム『叫び』全体のクレジット) 

01. ギター(AG):笛吹利明、丸山ももたろう、古川昌義
02. ギター(EG):松原正樹、好永立彦、徳武弘文、土方隆行
03. ドラム: 島村英二、渡嘉敷祐一

04. ベース:美久月千晴、高水健司、岡沢章
05. キーボード:エルトン永田、夏目一朗、中西康晴、山田秀俊
06. パーカッション: 浜口茂外也、菅原裕紀

07. ストリングス:KATOH JOEKATOH JOE groupMASA SINOZAKI group
08. サックス: 佐野博美、平原まこと

09. 二胡(èrhú): Jia Peng Fangジャー・パンファン(賈鵬芳)

10. コーラス:YOKO ASAI

sys.OP:渋谷年治、TAKASUMI KUNIMOTO

◆2015.2.10 夢野旅人

千春の作品の中で、

甲斐よしひろや浜田省吾のように、

怒りや痛み、欲望をドラマティックに綴った歌は皆無といっていいでしょう。


また明確なメッセージはあるのだろうが表現は抽象的である。


そんな中で、

この「ビクビク」に登場する主人公は具体的に描かれている。

汗水たらして働いてみても、いつも財布はからっぽ。

いつか「金がどれほどのものか」と叫んでみたい。

彼女なんてできやしないから、グラビアアイドルが恋人。

そんな自分を、誰かが笑っているようでビクビクしているオイラ。


だけど、善人面して阿漕なことして捕まる奴らよりは、よっぽどまとも。

大声で笑うも、ビクビク。


と、歌う。


「叫び」に主眼を置いた作品が並ぶアルバム『叫び』。


「ひとりの部屋」http://ameblo.jp/chiharu1997/entry-11826640566.html では無言の叫びを歌い、「ビクビク」では、現実と欲望の狭間で青年が叫んでいる。


「生きている」にも通じるが、

叫ぶことは、生きているという証なんだと思うわけです。 

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