“坂の上の雲”

登っていく坂の上の青い天に、もし一朶の白い雲が
輝いていてもいなくても、また坂を登っていきます。

16/10/15『白樺山』

2016-10-15 | 1道央の山

10月中旬の土曜休日はニセコ連峰の「シャクナゲ岳(1,073m)」~「白樺山(953m)

~「チセヌプリ(1,134m)」を歩いてきました

 

 

白樺山から北の方角「目国内岳(1,202m」~「岩内岳(1,085m」を望んで

 

 今週末の予報は、先週とうって変わって

ほぼ北海道中が晴れマークで嬉しい

けれど制約があります。

夕方には訳あって洞爺湖に向かわねばなりません。

 

なので、先週登る予定で登れなかったニセコに向かおうってことで、

この時季のニセコ連峰の紅葉(真っ只中)をお伝えしまっす

 

神仙沼の駐車場には、小樽経由⇒共和町からパノラマラインを南下する

ルートで走りました


朝の周辺の様子です

 

この時刻、まだ駐車台数は少ないですが、この先は沢山の紅葉見物車両で

賑わう神仙沼レストハウス駐車場です。 

 

8:30 神仙沼 駐車場(登山口)

 

ここまでの道中、シーニックバイウェイで美しいパノラマラインを走って

眺められた紅葉は今ひとつです。

標高が上がるにしたがってその紅葉がどうなるのかと思って神仙沼の

入り口を歩きますが、

どうやら今年の紅葉はまだ早いようです?

 

 

遅い紅葉なのか?それとも...これでも紅葉は進んでいるのか?

 

ちょっと残念な気持ちで沼を巡る行程から

この時間ここに立っていないと、下山時は人の列です。

 

 

長沼までやってきて朝のチセヌプリ(逆光)を写します8:40

な~んか沼の水が少ない感じがしますねぇ

これでは長沼ではなく短沼です。

 

今日歩く行程は、まずシャクナゲ岳からです。

紅葉は今一つでも晴れて陽光燦々の登山道歩きは楽しい

 

9:35 シャクナゲ岳 頂上

 

シャクナゲ岳から望む羊蹄山は冠雪の頂が眩しい

 

Toshiのブログ開始から今日まで、夏山のシャクナゲ岳(からの景色)は

お伝えしていなかったはずなので、写真は多めにアップしておきましょう。

 

 

これから向かう「白樺山」から先の「目国内岳~岩内岳」だけでなく、

岩内から積丹にかけての海岸線が美しい。

 

シャクナゲ沼の先、白樺山までの縦走路が明確です。

 

頂上では先週もこのシャクナゲ岳を訪れたけれど、生憎の天気でよい写真

が撮れなかったという登山客さんお一人と今日の晴天を喜びあいました

 

Toshiが写した何枚かの画像、ご自宅で観ていかがでしょうか?

腕前に自身なしです。

 

■10:05 下山

 

白樺山に向かいます。

白樺山は実は未踏峰で、この縦走路、シャクナゲ沼を通るのも今日が初めて

なので気分も紅葉、いや高揚します

 

 

白樺山とはよく名付けた名前だと思いました。

縦走途中背を低くしながら生えるダケカンバは全道一かもしれないと

思って歩いていました。

 

ニセコ連峰の縦走路は北西から南東、斜めに貫かれ、北は日本海

 

標高差の少ないこの間の山歩きは、ビギナーが山の楽しさを知るために

良いと思われるポイントがいっぱいです。 

 

 

 

紅葉の季節だというのに行き交った登山客は2組で、1組は白樺山側から

シャクナゲ岳という行程で歩いていました。

距離、標高差、そしてシャクナゲ岳頂上での達成感、

いつか“爽やか登山の会”の山行予定に加えたいルートと思いました

 

10:55 白樺山 頂上

 

白樺山は、白樺山だけを登ったのではビギナーにとってもやはり物足りない

感じがしますね。

 

(目立たぬように「シリーズ:岩の上の男」

 

何故かというと、標高が1,000mに満たない白樺山頂上からはニセコ連峰

最大の景色ポイントである羊蹄山が望めません。

 

 

このように晴れて遠くを見渡せる絶好の登山日和に、四季折々の羊蹄山の

姿を観られないのは如何にも残念な気がします

 

白樺山から折り返して進むシャクナゲ岳への縦走路

 

■11:10 下山

 

背の低い笹路に筋状に伸びる縦走路がこの連峰の一番の旅の印象と

Toshiは思います

 

 

背の高い笹を人の手で刈って伸びる登山道もそれはそれで美しいのですが・・・

 

シャクナゲ沼で食事休憩11:50~12:15(奥に観えるのは目国内岳)

 

山から山への縦走報告はどうしても写真が多くなりますなぁ~

Toshiも精一杯その行程を旅情感にしたいと思うものですから、

“さあ、ご一緒に道中歩きましょう”という感覚での報告になります

はい、

シャクナゲ沼を過ぎ、シャクナゲ岳分岐を越え目指すはチセヌプリです

 

冬はここをボードで滑ると楽しいんですよぉ~

 

この間は、白樺山への縦走路と違ってけっこうな登り返しです。

 

ボトム地点は湯本温泉郷ルートへの分岐地点で標高860m程で、

そこからチセヌプリの頂上(標高1,134m)までの標高差凡そ270mの

登り返しです

 

 

この間の行程は、今年の冬の景色と見比べていただくと楽しさ

ではないかと・・・

16/05/01『シャクナゲ岳~チセヌプリBC』

 

12:55 チセヌプリ 頂上

 

チセヌプリの頂上は冬よりもさらに見晴らしがそれほどよろしくなく...

三脚をちゃっちゃと出して撮るものを撮り...

 

 

即下山であります

 

13:00 下山(登山道にはうっすらと雪が...)

 

それにしても、

三山すべて登頂時そこに先客はおらず、頂上は独占です。

紅葉見物客でにぎわう神仙沼とはうって変わって静かな山旅でした。 

 

 

ここから先、人でいっぱいの神仙沼へ再び...

 

■14:00 神仙沼レストハウス駐車場

 

この日は、下山後にとぉ~ちゃこ温泉、いや洞爺湖温泉で宴会&宿泊でした。

Toshiは知りませんでしたが、洞爺湖温泉は夏の期間だけではなく、通年夜の

花火を湖面に打ち上げるというので、


本日のオマケ、某温泉客室から眺める洞爺湖名物“温泉花火”の様子です

 

暖かく穏やかな山旅の一日を温泉と花火で締めくくる、

贅沢でほんとすみません

 

 

 

 

 

 


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2 コメント

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Unknown (Tak)
2016-10-16 21:09:30
Toshiさん、最高の天気でした。ニセコの山はいいですね〜、今度是非行きたいです。今日は自撮り多いですね。
気付かれましたぁ~ (Toshi)
2016-10-16 22:18:05
Takさん

お疲れ様です。
自撮り多いとアクセス数がアップするようなので頑張りました
というのは冗談ですが、ニセコの中心部に目立ったとりえのない山は後回し
、な~んて思っていたことをこの日は反省しました

こんなに素晴らしい縦走路はこれだけで百名山です。
なのでかなり“おだって”しまいました。

これで紅葉がもう少し進んでいたら言うことなし・でした

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