5月後半の土日に、道南の未踏峰に登ってきました
土曜日は北桧山の山「遊楽部岳-ゆうらっぷだけ-(1,275m)」です
頂上まであと20分ってところ...
せたな町(旧北桧山町)から八雲町にかけて流れる遊楽部川という川を、
以前カヤックで下ったことがありますが、遊楽部岳はその川の源頭で、
日本海側(北桧山)と太平洋側(八雲)の分水嶺となる山塊です
■7:00 登山口
札幌から高速を使わずに240km程度走ってきました
何故かわかりませんが、道南ってそれはそれは遠い感じがして、
今まであまり足がなかなか向かわなかったわけ。
けれど、走ってみると意外に近い
そんな感じがしました。
朝3時半出発だもんねー
道南の山と言えば、“ブナ”ですが、
この山のブナ林もそれは美しい。
ブナ林の下は落ち葉がいっぱい
秋に敷きつめられたブナの葉がそのまま雪解けまで残って
いて、春になっても絨毯のまま
だから保水力バツグンなんだなあ~
さて、
やっと視界が開けてきて、空は予報通りの晴れ天気、
ここまでやってきた甲斐があるというものです。
長い尾根歩きに入る途中やっと目に飛び込んできた頂上?(・・ではなく臼別岳)
ところで、
Toshiのブログで山名の由来など書き込んだためしがありません。
それは、
そんなものは“夏山ガイド”を見れば良し・・・と、していましたが、
読者の中には大九州の兄さんも居ることなどを思うと...、
たま~に山名に纏わる話など書きましょうかねぇ~
遊楽部(ユー・ラプ=温泉が・下る)
だそうです。
北海道の山にはアイヌ語で呼ばれるものが多い中、このYou、love
はいいんでないかい
夏山ガイドでは、この山の別名「見市山(けんいちやま」」の由来も
書いていますよ。
ハンノキが群生する山ってことらしい、
いやぁ~このハンノキはダメ
Toshiの花粉症アレルゲンです。
やっぱりブナだけにしてくださいって言ってもだめですなぁ~
そうこうして、前衛峰の
■9:40 臼別岳(1,251m)に到着
立派なピークなのに、
夏山ガイドには“ニセピーク”と書いてありますよ。
“不遇の山”の三指に入れておきましょう
はいっ、
ここから本ピークまで約30分の画
どんどん近づく本ピーク、
道南の山でもこれだけの雪渓です。
東西を分かつ“分水の峰”ですから、積雪の量は多いはず、
ストック持参は正解です
■10:25 頂上
(ここは旧頂上とあるけど、新しく決められた手前の頂上には標柱も
何もなかったのでした)
Toshiの右腕、小枝の陰に白く狩場山塊が望まれて・・・
その北向、「狩場山(1,520m)」はやはり雄大
来し方の「臼別岳(1,251m)」も忘れずに
頂上は適度に風があって涼しいばかりか、
途中の雪渓で煩かったブヨもおらず快適に過ごせました。(無人)
快適ついでにスマホを覗くと、“ミニ山の会”の皆さんからそれぞれ
本日の情報が
皆さんそれぞれ楽しんでいるようです
■11:10 下山
下山の時刻になって、山の景色はさらに遠望が効いてラッキー
でした。
南には、白水岳、冷水岳...なんていう1,000mを超える山の
雪渓も美しい...
連なる尾根を順番に下っていきます。
下山は北方の狩場山がどんどん近づいてくるロケーションで、
登り返し..と言っても雪渓下りは実に楽しい
先客なし、
こつこつ登る奴ぁ~ご苦労さん
っで、この日出会ったのは下山途中1組2名様だけでした...
■13:35 登山口
・総距離 19.2km
・累積標高 ±1,850m
この日のうちに今金町まで移動し、ピリカ湖畔「ピリカレラホテル」の
日帰り温泉で汗を流し、明日のカニカン岳に備えて車中泊、
(ピリカ自然公園キャンプ場は昨年を持って閉鎖していました、残念)
明日も宜しくお願いしまっす
それでもいい時に行ったよ。残雪模様が実に美しい。
秋の紅葉シーズンもこれまた良さそうな山域ですね。
それでも、長い道のりを車で走っている間、急に白い壁のような
山塊が迫りくるという意味ではこの遊楽部岳山域も素晴らしいです。
今金町は、
北に狩場山塊、南に遊楽部山塊が綺麗に望める素晴らしい町である
ことが初めて分かりました。
住みたい町の一つに躍り出ました。
いつ出たか?
いまかね?
むしし。
素晴らしい景色ですね♪
夏は鬱蒼とした感じで道南の山、恐くて行けてません
残雪のこの時期いいですね!
希望が湧いてきました
行ってきましたよ。
道南。
道路標識、アオカンに函館まであと100Kmとか出てくると、
「あ~道南に来たなぁ~♪」と思います。
それと海が近くにある風景、これは独特なものがありますね。
僕にとって北海道にはまだまだ未踏の山が沢山あります。
貪るように、登れる時期に登りたいとも思っています。
登れない時期、きっと来るのだとも・・・
頑張ろう
な~んもさぁ
花の名前なんて覚えきれるのは一握りで、複雑な名前は無理!
それよりも木の種類を覚えられるものなら誰かに指導を仰ぎたいです。
ブナ林は素晴らしい。
目に優しい青葉が秋には紅葉して一年中楽しませてくれるからね。
道南の山、“ミニ山の会”でも今度遠征しようや