青森県大鰐町にあります
居土普門堂です。


杉林の山道を登ると
開けた場所に出ます。
畑に囲まれて観音堂が
鎮座していました。


熊野神社です。
主祭神
伊弉諾尊、伊弉册尊
相殿神
倉稲魂神


由緒
元和六年(1620)、
村中によって建立されたと伝えられます。
初めのご本尊は十一面観世音菩薩でしたが、
いつの頃からか千手観世音菩薩に
変更になっていました。


明治初期の神仏分離令により廃堂、
ご本尊は上納となります。
跡に熊野神社が置かれる事になりましたが、
三ツ目地の貴船神社に相殿されました。


その後、
村人により熊野神社が建立。
秘かに隠し持っていた観音像が
安置されました。

さらに時は流れ
熊野宮が新築されると、
旧拝殿に観音像が祀り直され
居土普門堂と名付けられます。


昭和三十三年(1958)、
観音堂が新築されました。
(旧堂は観音堂右奥にあります)


居土普門堂(観音堂)です。
ご本尊
千手観世音菩薩
津軽三十三観音霊場
第三十一番札所


『わが国を
めぐり巡りて
巡礼の
めでたく帰る
もとの居土へ』




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