宗龍寺はかつて
岩手県盛岡市に存在していました。
(現在の十六羅漢公園の周辺)
宗龍寺
宗派 曹洞宗
ご本尊 不明
札所本尊 十一面観世音菩薩
盛岡三十三観音霊場
第八番札所
由緒
当初は花巻在の高木にあったと
伝えられます。
元禄年間(1688~1704)、
願いによって盛岡城下町松尾前に移遷。
衹陀寺十六世・天然和尚が
十六羅漢の建立を発願、
孫弟子の泰恩和尚が引き継ぎます。
嘉永二年(1849)、
大飢饉犠牲者供養のため、
13年を費やし完成させました。
明治十七年(1884)、
大火により堂宇焼失、
市の都市計画により街路となります。
(廃寺となり壱拾六羅漢のみが
残されました)
宗龍寺先代住職が親寺の衹陀寺に
ご本尊の十一面観世音菩薩の保管を依頼、
現在は衹陀寺本堂に祀られています。
『土石まで
仏になせし
宗龍寺
まして御法(みのり)に
心ある人』
衹陀寺へ
(文章を追加しました)