岩手県遠野市に鎮座しています
早池峰神社です。
文化年間(1804~1818)に建立された神門です。
初めは仁王門で仁王像を安置していましたが、
妙泉寺の廃寺に伴い随神像に変えられました。
以後、神門と呼ばれています。
早池峰神社、拝殿です。
御祭神
瀬織津姫命
由緒
大同元年(806)、
来内村(現・上郷町来内)の猟師・四角藤蔵が、
早池峰山山頂で神霊を拝します。
藤蔵は山道を開いて、
早池峰山山頂に
早池峰大権現の宮を建立しました。
(現在は早池峰神社奥宮とされています)
嘉祥年間(848~851)、
天台宗の慈覚大師が、
この地に宮寺として妙泉寺を建立しました。
(ご本尊は不動三尊、大黒一尊)
さらに新山宮を建立、
早池峰大権現を祀り
薬師如来と虚空蔵菩薩を合祀します。
寛治年間(1087~1094)、
天台宗から真言宗に改宗されました。
明治初期の廃仏毀釈で
妙泉寺は廃寺、
新山宮は早池峰神社と改称され
現在に到ります。
拝殿からの本殿。
扉に撮影禁止の標示があるのでここ迄。
(以前は禁止されていなかったので
本殿も撮影していました。
普通に考えれば、
本殿に直接参拝出来る所は
あまり有りませんね)
早池峰神社の風景