秋田県大館市にあります
実相寺です。
山門です。
微妙山実相寺、本堂です。
宗派 曹洞宗
ご本尊 釋迦牟尼佛
比内三十三観音霊場
第二十三番札所
由緒
かつては城ヶ森や扇山と呼ばれる、
微妙山の麓・橋桁集落付近にあった
真言密教寺院でした。
万治元年(1656)、
別岑宅伝和尚が天徳寺第十三世・
吉峰薫貞和尚を開山に勧請、
曹洞宗に改宗・開創しました。
ご本尊の釈迦如来像は
鎌倉幕府五代執権・北条時頼公が
諸国を廻った際、
青森県の藤崎で入水した
侍女・唐糸御前の供養の為に
この地で作りました。
(釈迦内神明社の由緒では
明治の神仏分離令により、
この地に遷座したと伝えられます)
本堂の笈には大日如来像が祀られ、
諸国行脚の修行僧が
奉納したと伝えられます。
その後、
修行僧は橋桁地区・
筑紫森付近に穴を掘り、
中で念仏・入定しました。
また本堂には慈覚大師作の
地蔵菩薩像も安置されています。
唐糸御前供養の為に作った
釈迦像が安置されている、
初七日山釈迦堂です。
『草枕
其有明を
松風乃
復おと路かす
実相の寺』
境内の風景