青森県弘前市にあります

覚應院です。

 

覚應院17 7

 

行峰山覚應院、本堂です。

宗派 真言宗醍醐派

ご本尊 金剛界大日如来、波切不動尊

津軽弘法大師霊場 第七番札所

津軽七福神霊場 寿老人札所

 

覚應院17 3

 

由緒

元中二年(1385)、

長慶天皇の武官・溝口左膳亮が

本堂向かい側の山に茶臼館を建て、

東方の守護に当たります。

応永元年(1394)、

長慶天皇が崩御、

溝口氏は御陵を守りながら

同館に残り修験者となりました。

これが覚應院の始まりと

伝えられます。

 

覚應院17 m

 

享保十三年(1728)、

津軽五代藩主信寿公の家老・

喜田村政方が波切不動尊を寄進、

別当職になり藩の祈願所としました。

(初めは長楽寺と呼ばれていたそうです)

 

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明治初年の廃仏毀釈で

廃寺の憂き目に遭いますが、

同七年(1874)に真言宗に入帰し

覚應院と改称します。

 

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津軽七福神 

寿老人が祀られています。

 

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本堂向かい側の茶臼館跡、

現在は不動堂があります。

 

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