青森県弘前市にあります
覚應院です。
行峰山覚應院、本堂です。
宗派 真言宗醍醐派
ご本尊 金剛界大日如来、波切不動尊
津軽弘法大師霊場 第七番札所
津軽七福神霊場 寿老人札所
由緒
元中二年(1385)、
長慶天皇の武官・溝口左膳亮が
本堂向かい側の山に茶臼館を建て、
東方の守護に当たります。
応永元年(1394)、
長慶天皇が崩御、
溝口氏は御陵を守りながら
同館に残り修験者となりました。
これが覚應院の始まりと
伝えられます。
享保十三年(1728)、
津軽五代藩主信寿公の家老・
喜田村政方が波切不動尊を寄進、
別当職になり藩の祈願所としました。
(初めは長楽寺と呼ばれていたそうです)
明治初年の廃仏毀釈で
廃寺の憂き目に遭いますが、
同七年(1874)に真言宗に入帰し
覚應院と改称します。
津軽七福神
寿老人が祀られています。
本堂向かい側の茶臼館跡、
現在は不動堂があります。