リードを捨てる前に | 吹奏楽・上達のヒント

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過去に吹奏楽コンクールで全国大会金賞を受賞した経験をもとに、皆さんがコンクールで全力を出し切ってベストな演奏をできるためのアドバイスをブログに書いていきます。

こんにちは。

大会までいよいよラストスパートですね。


練習のことについては、もうさんざん書いてきたとおりです。

これまでしっかりブログを読んで頂いた皆さんには、とくに

改めてお伝えすることは何もありません。


さて、今日は大会直前の木管の悩み「リードがない!」

この問題について、少しだけ皆さんの力になれるかもしれ

ません。


それはズバリ、使いすぎてダメになったリードを熱い緑茶に

砂糖を少量溶かしたものつけて、1時間放置してください。

できるだけ濃いやつで。


(あくまでもうダメになったものでやること。新しいリードや、

現在使用しているものではやらないでね)


1時間経過したら、風通しのよいところで乾かします。

あとは翌日からまた使い始めてokです。


そうすると、少し吹き心地が回復して、あと1日くらいリードが

持つようになることがあります。

(ただし、割れているものは復活しません)


もう、リードがなくなってきたらとにかく1日分でもいいから

合奏や本番で使えるリードが必要になりますから、ダメで

もともと、一度取り組んでみてください。どうせ捨てるだけの

ものですから、うまくいけばラッキーぐらいに考えて下さいね。


この方法はもともとは東儀秀樹さんでお馴染みの篳篥と

いう楽器のリードを長持ちさせるためのものだそうですが、

サックスやクラリネット、オーボエ、ファゴットなどにも応用

できるようで、僕自身もサックスで試してみたところ、一時

的にリードが蘇って喜んでいます。でも全部が全部蘇る

わけではないです。


また、固くて吹けないものもこの方法で多少柔らかくなり、

吹きやすくなることがありますから、あくまで「捨てる予定の

リード」に限定して試してみてくださいね。


これが大会前最後のアドバイスになるかな…


みんな頑張ってね(^O^)/