鄭州での初日の宿は鄭州のラグジュアリーホテルの代名詞的扱いをされているJWマリオット鄭州(鄭州緑地JW万豪酒店)。
流石に街一番の高級ホテルだけあって、有償での宿泊だと税サ込で一泊約16,000円。これに対してポイントによる宿泊だと10,000ポイント(=3,333スターポイント≒7,000円~8,000円)。随分と特典宿泊とした場合のポイント単価が良かったので、ため込んでたSPGのスターポイントをマリオットに移行してポイントでの宿泊とすることに。SPG然りマリオット然り、中国の地方都市は最高級ホテルクラスでもカテゴリーが低くてホント助かるわ。ここJWマリオット鄭州も9段階中、ボトムから2番目のカテゴリー2だったし。
河南省初のマリオット系列ホテルとして開業したJWマリオット鄭州。千璽広場に建つ60階建て高さ280メートルのランドマーク的ビルは「ビッグコーン」として中国河南省で最も美しい現代建築物の一つとされているそうだ。確かに形状的には言われてみればトウモロコシっぽくもあるけれど、開封の鉄塔のようにも見えるけどな。
開封の鉄塔。改めて見るとやっぱ似てなかった。
2014年オープン、全416室を持つJWマリオット鄭州は、トウモロコシビルの41-55階に入っている。中国本土で営業する他の多くのマリオットホテルと同様、ここも超高層仕様のホテルである。
一階はカフェとコンシェルジュ程度の機能しかなく、チェックイン・チェックアウトは38階のロビーフロアで行うことになる。
ロビーには独立したカウンターが3つ。その内2つしか使われていないのでチェックイン時もチェックアウト時も10分程待たされた。マリオット会員用カウンターも一般客用に開放されてしまっているし、ラウンジでのパーソナルチェックインをクラブ特典としてるのにラウンジにはロビーでルームキーを入手しないとアクセスできないし…。たかが10分とは思うが、されど10分。直ぐには捌けない順番待ち列ができてるんだから、3つめのカウンターを使って列を早く消化できんもんかと。
ホテルに入ってから20分弱、ようやくルームキーを入手して部屋へと移動する。
客室フロアは真ん中が吹き抜けで円筒のような構造となっている。建物の外周部分に設けられた各客室には床から天井までのフルハイトウィンドウが備わっており、見晴らしの良さが当ホテルの特徴の一つ。出来れば景色の良い部屋を指定するのが良いだろう。
何も指定しなかったら展望の良さとは無縁の部屋をあてがわれる可能性大で、今回の小生の場合も窓の外に大きなフレームが被さった部屋が用意されていた。これで高層階のお部屋を用意しておきましたって言われても…。大陸のホテルで言うとやっぱりSPGの方が細かい気遣いをしてもらえるかなーという印象。マリオットはアップグレードにも渋いし基本はプラチナ会員でも塩対応というところが多い。まぁアップグレードに関してはチェックイン時に空きがあったらスイートまでアップグレードしちゃうSPGが凄すぎるんだろうけど…。
部屋:プレミアルーム+ラウンジアクセス
モダンなロビーフロアから打って変わって古風で渋いデザインの客室。ソウルCOEXのインターコンチネンタルもそうだったけど、緑のカーペットってどうも自分の好みには合わんところがある。どうせなら館内パブリックスペースと同じくモダン路線で纏めてくれればよかったのに。
窓際に設置されたソファにテーブル。ワークテーブルもソファサイドのテーブルもちょっと小さすぎて、ソファをテーブル代わりに使わざるをえなかった。
水周りは新しいホテルだけあって清潔だし、深く大きなバスタブで湯に浸かりながらテレビを見れたりと文句のない造り。バスアメニティもアロマセラピーの上質な物だし。
エグゼクティブラウンジ
41階のエグゼクティブラウンジは、ウッディで落ち着いた空間となっている。利用客は殆どいなかったな。白人カップルが一組と、昔の古田敦也のメガネのようなパーティーグッズですか?といった感じのメガネをかけた中国人メガネマン1人。
部屋からもこの展望を期待していたのに…という圧巻の見晴らしで、中国内地随一の交通の要所として今や1,000万人都市となった大都会・鄭州の町を一望できる。静かだし広々としているし夜は証明を落してムーディーだし、このラウンジは中々気に入った。
イブニングカクテル&オードブル
ミールはお世辞にも美味しいとは言い難いが、オードブル・サラダ・ホットミール・デザートとバランスよく揃っている。肉系のガッツリ系メニューも充実しているので、十分に夕食代わりには使える内容と言えるでしょう。
ドリンクも、とりあえず安くてベーシックなリキュールは全部揃えてみましたよ的な内容。とりあえず何でも揃ってます。
朝食
朝食はロビーフロアの朝食会場で。チェックイン時にあれだけいた人民様は朝からツアーで出払っているのか、こちらもすっごく空いてます。
大好物の牛肉丸(肉団子)ヌードル、しかも肉団子食べ放題が食べれて大満足。
蜂蜜に謎の拘りを持っているようで、“ハニーバー”には蜂蜜が6種類も用意されていた。蜂の巣ごと蜜を供するホテルはあれども、これだけの種類の蜂蜜を供するホテルは初めてだ。スタッフに鄭州は蜂蜜の名産地なのか訊いてみても、どうやらそういう訳ではなさそうだし…。単にオーナーの趣味か?
プール・フィットネスセンター
誰も利用客がいなかったんで独り占めで使わせてもらったわ。水温が低めで、火照った体にちょうど良かった。天井が低くて開放感はないけど、高級感溢れるプールを独り占めできてヒャッホーだったわ。
【JWマリオット鄭州(鄭州緑地JW万豪酒店)】
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ホームページ:http://www.marriott.co.jp/hotels/travel/cgojw-jw-marriott-hotel-zhengzhou/
住所:鄭東新区商務中央公園2号千玺広場
電話: +86 371 8882 8888
マリオットカテゴリー:2
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