ラップ紹介:パート2! | ブラウンの熊たち

ブラウンの熊たち

ブラウン大学在学中の日本人学生(熊たち)がブラウン大学のクレイジーな日常生活をあなたに届けるぜ!


こんにちは!蛙です。

火曜日にブログを書くなんて違和感しかないのですが、
火曜日担当という役割を背負って頑張ります!

2年間も金曜日担当をつとめさせてもらって、やっぱり愛着を感じるんだけど、
金曜日って僕にとって結構きつかったんですね。
毎週の金曜日に行われるパーティーで忙しいとかじゃなくて、
クラスからのキューブサットからの遅くまでのバスケからの友達との食事が日課になってきたので、
12、1時くらいにブログを書き始めるとかなりきつかったし、
毎回いいことが書けたか確認する間もなく寝てしまうことが多かったんですよね。。。
今回からはちょっと元気回復ということで、頑張ります。

では、今回のトピックに移りましょう。
この前書きたいと言っていた記事です:

ラップ紹介:パート2!


前回ラップについてのブログを書いた時は2013年の3月、要するに1年生のころでした。
(リンク:前回のラップブログ

あれからいろんな新しいラッパーの音楽に出会うことができたので、
好きなラッパーを改めて紹介させていただきたいと思います!

ラップはとても誤解されることが多いジャンルだと思います。
とても考え深くて、質の高いラップが存在するのに、くそのラップと比べて少なく見えます。
ラップのファンとして、素晴らしいラップをいろんな人に見せないと、悪いイメージが続いてしまいます。

これからもも
っともっと紹介したいきたいので、あるテーマをつけてみたいとおもいます。

今回は、前回の記事のころ以降、よく聞いてきたラッパーの二人です。




J. Cole
ジェイ・コール

J. Coleはラッパー・プロデューサーなんだけど、どっちもくそうまいです。
1年生の時にパンドラという音楽アプリをよく使ってました。CMとかあるけど無料でいろんな音楽が聴けます。
選んだ音楽じゃなくて、ステーションというのを作るのです。たとえばTupacステーションだったらTupacがいっぱい出るし、Tupacのスタイルに合った他のラッパーが聞けます。ラップだけのアプリじゃなくて、いろんなジャンルがあります。残念ながら前回チェックしたとき、日本語の音楽がほぼなかったですけどね・・・
とにかく、1年生の時にランダムにJ. Coleというラッパーの音楽をちょくちょく聞くことがありました。
何を聞いても好きだったので彼のステーションを聞いてみました。そしたらすごくはまりました。
彼は自分の曲をプロデュースすることが多いので、彼の声にとても合ったビートとかメロディーがあります。

彼が作った曲(アルバムだけじゃなくてミックステープもリミックスもランダムなフィーチャーも)をほぼ全部持っていると思います。
いまどきのラッパーは8割聞いてらんねーって感じだけど、彼には本当に期待してます。
このペースだと、20年後みんながラップレジェンドについて語る時に出てくるような人の一人だと思います。






Kendrick Lamar
ケンドリック・ラマー

この最初の二人は今生きているラッパーの中で一番好きです。
せめてこの二人が音楽を作り続けてくれれば、ラップのレガシーが何とか生き残るんじゃないかなと思います。

1年生の時にブラウンのスプリングウィークエンドに来た人です。
当時もそうだったけど、彼はラップの1番売れっ子です。
でも、当時は大嫌いでした。なんて残念な勘違いでした。。。

彼はSwimming Pools (Drank)という曲で1年生の時に半端なく売れたのだが、
その曲だけ聞くと、こいつは泥酔になることについてラップを作って、めっちゃ売れたけど何が面白いんだかさっぱりわからん。
というスタンスでした。
彼がそれをシングルにしたのはとても頭いい作戦だったと思います。
シングルというのは、ラジオに流れるように作るもので、アーティストのほかの曲を聴きたいと思わなくても簡単にアクセスできるような曲です。意味が分からない、聞きながら考えなくてもいいような曲が多いです。

彼は実は、lyricistなのです。歌詞を読んでみると、社会的な問題だったりとか、出身のComptonみたいなghettoの問題についてラップすることが多いです。
本当に意義のある内容のラップを書く人なのです。(そのシングルじゃわかんないけどね)

さっき言ってた曲はgood kid, maad cityというアルバムの一曲なんだけど、
そのアルバムはpeer pressure(同調圧力)のテーマが多いアルバムでした。
そのほかにも、ギャング暴力とか若者の死亡とかいろんなテーマがつまったアルバムで、このアルバムでストリーテラーとして注目を集めました。
シングルだけじゃなくて、アルバムごとをちゃんと聞くと、
「俺は普通はこんなことをやらないんだけど、仲間といると仲間がやってることに参加してしまう。なんてばかだ、俺は」
というメッセージが実はすっとあるのです。Swimming Pools (Drank)もそのテーマにつながってたし、自分の弱さを披露してたのです。
だから天才だと思います。アルバムを聴く人にしかわからない深さが含まれてて、
聞きやすくて踊りたくなるようなシングルがほしい人たちにも完璧でした。なんて頭いいマーケティング戦略だ、ってアルバムを聞いた時に思いました。

おすすめの曲
Rigamortis
Good Kid
Compton
Keisha's Song
Poetic Justice



ぜひおすすめの曲に聞いてみてください。
ラップが好きでこの二人を聞いていなければマジで損してますよ!

では、また来週!
おやすみなさい



*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^

1クリックよろしくお願いしまんもす!