韓国側代表、「WHOは韓国の対応を信頼していない」 | Korea Economic News by KANI

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韓国経済を主題に日本語では報道されていないニュースを紹介します

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 <患者の発生がとまり沈静に向かうと思われていたMERS(中東呼吸器症候群)は、昨日陽性反応者が確認されたこともあり、まだ安心できる状況ではないようです。WHOとの共同評価団で韓国側代表を務めた、イ・ジョング ソウル大医学部グローバル医学研究センター所長は討論会で、韓国側の対応に至らぬ点が多く、感染症に対する韓国の体制が未熟だと批判しました。


http://anago.2ch.net/test/read.cgi/asia/1434776927/615-616
615 名前:蟹 ◆Uy8zHC0F8E [sage] 投稿日:2015/07/01(水) 16:46:53.27 ID:56+cod6C
WHO、韓国のMERS対応を信じられず合同調査要求 【朝鮮ビズ】
http://biz.chosun.com/site/data/html_dir/2015/07/01/2015070102228.html
http://image.chosun.com/sitedata/image/201507/01/2015070102130_0.jpg

 世界保健機構(WHO)と国内保健医療専門家が共同で活動した、‘韓国-WHO MERS合同評価団’韓国側代表であるイ・ジョング(写真)ソウル大医学部イ・ジョンウク グローバル医学研究センター所長は1日、“海外の保健専門家は、韓国でMERS患者の発生は減っているが、規模も大きく状況も複雑で、当分簡単に終わらないと評価している”と、明らかにした。

 イ所長はこの日、ソウル中区(チュング)プレスセンターで、韓国科学技術翰林院主催で開かれた‘MERS現況および総合対策’討論会で、“WHOを含む国際社会は、韓国政府が初期対応に失敗して、患者が中国へ渡航したことを正しく知らせなかったため、韓国を否定的に見る視角が増えた”として、“このような状況は国を本当に危険にするこもの"と話した。彼は2003年にSARS(重症急性呼吸器症候群)がアジアを強打した当時、仁川(インチョン)検疫管理所長として勤務しながら検疫を総括したSARS専門家だ。

 イ所長は、“WHO側は事態が落ち着く兆しを見せないため、韓国側へ透明に調査を進めたら良いという意を伝えてきた”として、“WHOが共同調査を遂行する理由も、事実上、国内状況を知るための一種の査察に該当する”と話した。

 韓国は昨年から、米国が主導する新しい国際保健医療同盟である‘グローバル保健安保構想(GHSA)’に積極的に参加している。GHSAは、172ヶ国が参加するWHOがエボラやSARSのような感染症はもちろん、地震や津波のような国際的災害に能動的に対応できないことから、米国が主導して44ヶ国が参加して作った新しい国際保健同盟だ。今年9月にはソウルで44ヶ国の閣僚が集まる、GHSA閣僚級イベントを開催する予定だった。しかし韓国で発生したMERS事態により、生物脅威に対する韓国政府の準備が不十分だという事実が明らかになり、国際社会で体面を失った。

 イ所長は、“MERSはSARSやインフルエンザほど多くの資源を投じるほどの病気ではなかったが、1ヶ月間で途方もない事態に進行した”としながら、“システムの問題よりも、技術的にいくらでも解決可能だったのに、未熟な初期対応に問題があった”と話した。

 イ所長はまた、今回のMERS事態と関連して、社会的経済的損失は避けられないと指摘した。2002年に米国で炭そ菌騒動が発生して10億ドルの社会的費用が、2003年には中国と香港で発生したSARSでは400億ドルの社会的費用が発生した。イ所長は“すでに感染症は単純な病気の問題を離れて、国家安保と経済に直結する問題”として、“しかし韓国は伝染病に対する予防と探知、対応の側面でまだ中間水準に留まる”と話した。

 実際に昨年実施したエボラ対応訓練過程では、相当数の医療スタッフが保護服の着用方法が分からず、困りきって再び訓練を行うという事例があった。イ所長は、国内医療スタッフの訓練経験不足も今回の事態を拡大した要因と見られると話した。

 イ所長はMERS再発防止のためにはワクチンと診断方法開発も必要だが、何より‘ガバナンス’の再編が必要だと強調した。イ所長は“疾病管理本部を改編して人的資源問題とともに技術的な問題を解決し、公衆保険危機対応基本法のような法を制定して、今回のMERS事態進行過程で発生した避けられない不法な問題を、全て解決しなければならない”と話した。

 イ所長はこのほか、MERS検体を入手してワクチン開発に努める専門病院を作ったり、空気中からウイルスを捕集するサーベイランス(監視)システムを備える案、新しい候補物質を探すのではなく、すでに知られている物質から迅速にワクチン物質を探す案も考慮しなければならないと指摘した。イ所長は“すでに予防医学と基礎学、人獣共通感染病分野が全て、互いに額を突き合わせなければならない”として、“MERS対応問題は公衆保険医問題にとどまらず、政策を越えて、予算と法を変える政治的問題に移った”と話した。


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 <先日のエントリー では、使用済み保護具の取り扱いに不備があったのではないかと疑問を提示しましたが、保護服の着用の仕方が分からなかったという点から見ても、「着ていれば大丈夫」ということだけを信じて行動していたのではないかと、可能性が濃厚になってきました。

 ソウル大の専門家の発言ですので、学者様のことなら無批判に信じる韓国人には良いクスリかもしれません。そのうちに、保護具の切れ端を持っていれば感染しないという方向へ変化しないとも限りませんが。

(☆) <それこそ、イワシの頭でも首からぶら下げておけと。

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 <WHOとの共同調査は、危険性の高い感染症が国境を越えて広まった場合の国際協力のあり方を模索するものだと思う。入国時に全員を検疫するなど不可能に近いから、発生国はどのように封じ込めるかが主眼になる。ここで、「封じ込める気があるのか、あるいはその知識・技術があるのか」が疑われているわけだ。

(☆) <やる気まで疑われたって。

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 <最後から2番目の段落だね。政府だけでなく、国民意識まで低かったことまで事例研究の対象にしなくてはならないということだ。政府の対策機関や法整備も重要だけど、「避けられない不法な問題」とあるように、感染しない、感染させないために、それぞれが立場に応じて行動することが出来ていなかったんだ。そういう意味で最後の段落は理想ではあるけれど、行く道が遠いとしか言いようがないね。


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