手が大変なことになった | 憧れの(?)Italia Firenze生活

憧れの(?)Italia Firenze生活

イタリアはフィレンツェに住みつき早十数年。
日本語を教えながら、イタリア人の夫と息子と暮らしています。
私の平凡なイタリア生活の実態を御紹介♪

NICU 歴5ヶ月以上。

人生でこんなに手を洗った事はありません。

NICUに入るのに手を洗い 、息子に触るたびに手を洗います。

病院の洗剤がこれまた強烈。

もともと、手の皮膚が弱い私。

息子が生まれて数日後には手にひび割れができました。

家に帰ればハンドクリームを塗りたくり、寝るときは綿の手袋をして寝てました。

それでも、ひび割れては回復しの繰り返しでした。



それが…



最近、NICUでゴム(ラテックス)の手袋を使い始めてから…


手が大変な事になった滝汗
おそらくアレルギー。


最初は小さな水疱が手にできて、それが弾け、血が出始めました。



かなり痛かったし、そんな手で息子に触れないので、NICUの看護師さんに相談。
そしたら、傷口を塞ぐテープのようなものをくれて、それを貼り、ガーゼでくるんでくれました。

が、翌日と翌々日には症状が悪化。

涙が出るくらい痛くて、看護師さんに見せたところ、NICUのドクターを呼んでくれました。

なぜかNICUでたくさんの看護師さんとドクターに囲まれる私。

ドクターは「あららら、酷いことになってるなー。でも、これ、皮膚科に見せないとね。」

ですよね?

看護師さんたちも「ここ、病院だけど、小児総合病院だから、診てくれないのよね。」

ですよね?


看護師さんとドクターが「ホームドクター通してたら時間がかかるし、今から大学病院の救急へ行ってこーい。」「抗生物質を処方するには医者に診てもらわないといけないからね。」


というわけで、息子がいる病院から徒歩5分くらいのところにある、大学病院の救急へ行ったのでした。

まだ8月バカンス中だし、週末だったので、救急に人はあまりおらず、すぐに診てもらえました。

でも…

救急のドクターも「皮膚科がいないから、あまり役に立てないけどね。とりあえず、NICUでもらった貼り薬を続けて。化膿してるから抗生物質も出しとくね。そんで、ホームドクター通して皮膚科に診てもらうように。」

ですよね?



でも、 抗生物質を処方してもらえました。

それを飲んでるんですが 、だいぶ良くなってきました。

おそらくホームドクター通して皮膚科に行くことはないと思います。
(行く頃にはきっと治ってる。)


ちなみに、今回は診察料を払いました。

イタリアの医療費、本当に緊急を要する場合と命に関わる場合は全て無料ですが、今回のような場合は支払いが必要です。

救急で行っても、医者の診断で緊急性のレベルが判断され、大した事がなければ順番も後回し、診察料金も発生します。


で。

その後、NICUにまた戻ると、「どうだった?どうだった?」と看護師さんや先生が心配して聞いてくれました。

本当に酷いことになってたんでね…。


その日以来…

その日は息子の担当でない看護師さんたちが息子のところに来たかと思うと、「お母さん、手はどう?」と、息子の様子ではなく、私の手を心配して様子を聞きに来てくれる看護師さんたち…

NICUで息子より心配される私滝汗

それだけ息子は順調だってことですよね〜。
そして、看護師さんたち本当に親切なんです。


現在も抗生物質を服用していますが(一週間飲むように言われた)、今は瘡蓋ができて、痛みもなくなりました。

あーよかった。

現在はNICUの許可をもらって、持参した刺激の低い石鹸で手を洗ったり、ゴム手袋は使用しないようにしています。


たかが手荒れと思ったら…

けっこう悲惨でした真顔侮れぬ…


ま、おかげでまた新しいイタリア語覚えましたけどね。
"皮膚炎"と"皮膚科"。




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