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デスクワークを仕事にしている人は、あまり筋肉を動かしません。ほとんど一日中、前かがみの姿勢をとり続けています。そのため内臓は圧迫され、血液の循環が悪くなっています。
血液の循環が良くなければ、新陳代謝が悪くなり、老廃物が体内にたまります。この結果体がこわばり、肩や背中のコリに悩まされることになってしまいます。
人の生理は睡眠中にリラックスし、活動中は緊張しています。
慢性の肩こりの人は寝ているときでも首や肩の緊張が取れないでこのこわばりを翌朝まで持ち越しているのが原因です。
肩こりに限らず、健康の基本は緊張を上半身から下半身に移動させることです。成人病の予防法の基本もこれですが、その方法を紹介しましょう。
①足を肩幅に開き膝を緩めて足を平行にし、頭の頂点が吊り上げられているような感じで立ちます。
②頭の中を空っぽにして首筋の力を抜き、肩の力も抜き、下あごを自然に引きます。胸の力も抜くと、両肩が少し前に移動した感じになり、背中が広がります。
③しばらく静かにたっていると、体の中の重心が下がってゆくのを感じます。
④両腕を前後に振り始め振った数を数えることに集中し呼吸は自然に行いましょう。
⑤１日１～２回振る数は１００回から始めましょう。１回にかける回数は３０分ほどまでが良いです。
気持ちが良く、身体中が喜んでいるのを実感しながら行います。
途中で、体の中のある部分に熱感や、シビレ、軽いさすような感じ、おなかが動き出す、ゲップや、オナラ、足裏に熱感や痛みなどを感じる方がいますが、これは体内のアンバランスを調整している兆候です。心配せず続けましょう。
この一連の動きは肩こり、高血圧、不眠症、肝臓病、四十五十肩、胃腸病にも効果がありますが、自律神経系統の健康にも効果があります。
リンク集
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トリガーポイント治療の第一人者 加茂 淳先生のホームページ
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