小さな窓 | 起業成幸サポート横田塾 税理士横田光弘の公式ブログ

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会社設立準備、資金調達、税務対策、ソーシャルメディア戦略、経営者マインド(心構え)など『経営者として知らないとヤバい!』とはなにか?を発信します!

人はそれぞれ、自分の中にある小さな窓から世の中
や社会を眺めています。

その窓はとても小さく、いわばマジンガーZ(古いで

すが(笑))の操縦席から世の中をのぞくようなもの。

ただでさえ小さな窓なのに、その中にいるとロボット、
もとい自分のコントロールに追われて、冷静になって
世の中や社会を顧みる暇もなくなってしまいます。

そのため世の中や社会を正確に把握することが難しく、
周囲にいる人やその状況を理解しようという余裕も失
いがちで、人と人とのすれ違いも増え、人を思いやる
気持ちをつい失ってしまいやすくなります。

どうあがいたって生きている以上は、その操縦室の中
からは出られないのですから、そこで社会や世の中、
周囲の人を見て、何かを判断し、どこへ向かい何を
するのかを決めていかなければなりません。

それでもやはり、自分がとても小さな窓からしか物
事を見ることができない人間だということは、忘れ
ないようにしたいものですね。

自分が井戸の中の蛙だということを自覚していれば、
きっと思い込みによって、人を傷つけることも少な
くなるのではないでしょうか。

自分を信じることは大切ですが、自分を過信しすぎ
ると、本当に大切なものを見失ってしまうことがあ
ります。

また自分が小さな窓しか持っていないことを知って
いれば、自らが動き、自らの目で見てものを感じる
ことの大切さもきっとわかるはずです。

経営者が時にやってしまいやすいのが、自分はいつ
も社長室にいて、社員の目でものを見て、社員の耳
に聞こえたものを信用し、社員の声に従ってしまう
という経営です。

人を信じる気持ちは大切です。

しかし自分が見るべきもの、聞くべきもの、信じ
るための根拠をすべて誰かに委ねてしまうのは,決
定権を誰かに委ねるのと同じくらい危険な行為です。

自分にとって大切なものは、自分の手で守らなくては
なりません。

ぜひ自分の足で動き、その目で見て、その耳で聞いて
みるという「自分で動く経営」を忘れないようにして
ください。

会社のトップであろうが、どんなに偉い人であろうが、
またそうでなかろうが、人は自分の中の小さな窓から
しか、外の世界を見ることはできないのです。

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