藤井寺にお参りしたら…
藤井寺の奥の院は本堂左側の横から焼山寺へ向かう遍路道の途中にあります。
焼山寺道の入口から少し歩いた所。
※へんろみち保存協会編の地図には掲載されていません。
※2枚並んでいる画像は3D画像です。
3D画像は交差法でご覧下さい。
まだ3D画像に見えない方は…
パソコンの場合は画面と目の感覚は40~50cm、スマホからなら25cm位で頭を傾けずに水平にした状態で画面を見ましょう。
交差法では右目で左側の写真を、左目で右側の写真を見ましょう。
まず写真と目の中間位の位置に人差し指を立てて指先をじっと見つめて下さい。
中央の指先を見る事によって視線が寄り眼の状態になって右目で左の写真を左目で右目の写真を向見ている状態です。
人差し指の向こう側にぼんやりと3枚の写真が見えて来るので、寄り眼の視線を保ちながら、真ん中の写真に焦点を合わせると真ん中の写真が立体に見えて来ると思います。
※3枚の写真が見えたら真ん中の写真だけに集中して下さい。
3D(立体)で見えるのは真ん中の写真です。
次の霊場の焼山寺へ歩くにはここから歩かなければなりませんが、いきなり山道が始まります。
焼山寺へお遍路する時はトイレも済まして準備万端の体制で向かいましょう。
『これから阿波の国廿三ヶ寺』はミニ四国八十八ヶ所参り、地図にも載っている『Mini Shikoku 88 Temples Site』ですね。
ミニ八十八ヶ所参りは第一番霊山寺から始まっています。
『最後まで残った空海の道』を歩かせて頂きます。
ミニ八十八ヶ所の他にもいろんな石仏が沢山あります。
みんな古い石仏ばかりです。
ミニ四国八十八ヶ所の各霊場を順番に通り過ぎながら歩いて行きます。
ミニ八十八ヶ所はそのまま真っ直ぐですが、奥の院と焼山寺は左折です。
この先で再びミニ八十八ヶ所と合体します。
ミニ八十八ヶ所巡りは、これから土佐の国十六寺です。
第四十五番は伊予の国の岩屋寺ですね。
第五十番繁多寺を過ぎると・・・
少し開けたトコロが…
奥に引っ込んだ所にもミニ八十八ヶ所でしょうか?
足元に転がっている石にも文字が刻まれています。
四国十一番奥院 弘法大師作 大日如来とあるのでしょうか?
これが十一番藤井寺の奥の院みたいです。
祠の奥の岩壁に穴をあけて祭られてあります。
形がハッキリしていないので、何となく弘法大師ですね。
足元に奥の院の立札が転がっていました。
岩窟に安置された大日如来像は弘法大師作とありますが、こんなトコロに雑なカタチで安置していて盗まれる事はないのでしょうか?
奥の院の隣の第五十一番石手寺の先に階段があり、観音像が見えています。
階段を上ってみましょう。
石板に『虚空蔵菩薩御詠歌』とあり、御詠歌が刻まれています。
その虚空蔵菩薩。
台座の足に虚空蔵菩薩とあります。
その先にある石板にも文字が刻まれてありますが、文字が良く読めません。
その石板の先に、ポツンと一つだけの祠があり…
西国第六番とありますが、中の帽子の仏像は御本尊じゃないですよね。
その先は焼山寺へと山道が続いています。
こちらの橋を渡った先にはミニ四国八十八ヶ所が続いています。
再び上って来た道を藤井寺に戻ります。
この石には『實道法師』とあります。
こちらは弘法大師でしょうか?
蔦のようなものに絡まれています。
木の向こうに見えている尖った屋根は白龍弁財天。
アップで見ると、こんな感じです。
焼山寺道の入り口まで戻りました。
再び藤井寺の境内へ…
再び納経所に立ち寄り、奥の院の墨書・御朱印を頂きました。
おまけ動画…藤井寺山門前から奥の院まで動画で歩いてみよう!
藤井寺には駐車場がなく、民間の有料駐車場を利用する事になります。
通常普通・軽は\200-ですが、車を置いて次のお寺に行く人は\500-徴収されます。
帰り道でJAの産直市場に立ち寄ったところ、大きな筍が・・・
\100-でした。
そして本日のお遍路出発地の切幡寺駐車場の車まで戻ると、満車状態でした。