13番札所新奥の院
保存協会編の遍路道には13番大日寺の奥の院の一宮神社も国中寺も掲載されていなく、殆どのお遍路さんはその存在自体知らないので、お参りすることがありませんが…
外国人用の遍路道地図には一宮神社も国中寺も13番大日寺の奥の院として掲載されてあります。
しかも国中寺に寄る場合の遍路道も示されてあります。
※2枚並んでいる画像は肉眼で観れる3D画像です。
パソコンは画面と目の間を40~50cm、スマホなら25cm位で頭を傾けずに水平にした状態で写真と目の中間位の位置に人差し指を立てて指先をじっと見つめて下さい。
視線が寄り眼の状態になって右目で左の写真を左目で右の写真を向見ている状態です。
人差し指の向こう側にぼんやりと3枚の写真が見えて来るので、寄り眼の視線を保ちながら、真ん中の写真に焦点を合わせると真ん中の写真が立体に見えて来ると思います。
という訳で、13番大日寺の3番目の奥の院は県道を東へ1km行った所にありますが、保存協会の遍路道地図に掲載されていないために、道しるべの目印のステッカーは1枚も貼られてありませんでした。
国中寺の看板を右折すると階段があります。
その階段を上ります。
するとその上にお寺がありますが、山門が無い小さな無人のお寺です。
先ずは手水場で清めましょう。
清水は大日寺や一宮神社と同じように龍の口から流れ出ています。
手水場の横にお地蔵様があります。
かなり年月が経過している感じですね。
年号が安永とあります。
如意山國中寺だそうです。
建物は一つしかなく、本堂のみと思われます。
本堂横の庭の感じですね。
陶器のテーブルと椅子があります。
観音様です。
ローソク立ては錆びて悲惨な感じです。
立派な像です。
花立に『おんあろりきゃそわか』と御真言が書かれてあります。
台座に並べられているのは子供達でしょうか?
足元に縋るのは老夫婦のような感じです。
綺麗なお顔ですね。
建物の正面。
屋根は元々茅葺だったのですね。
正面は凄い石の階段が付いていますが、ご住職が亡くなられたのか?残念ながら無人のお寺みたいです。
納経は13番大日寺で頂きました。
・・・という事は歩いて大日寺迄戻らなきゃなりません。
ホントは納経(経を納めてから)してから頂くものですが、先に大日寺で頂いてからお参りすると引き帰して来る必要が無いと思います。
大日寺の納経所のおばちゃん…国中寺の納経は大日寺で行うのなら…それを先に言ってよね!
御本尊の御影は大日寺と同じという事ですが、国中寺も十一面観音でしょうか?
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