前回のブログ記事↓
では、理数系は本当に無理!!!な私が、
日独の数式記号の違いに戸惑いながらも大事な試験を受けた・・・。
という話を書きましたが・・・。
ついに結果が…
なんと、アレだけわめいていた筆記試験、
正解率94%で成績は1(最良)でしたっ
運が良かったわたし。
ワーイワーイと素直に喜んでみる。
…がしかし・・・。落ち着くんだ・・・。
不正解の6%=計算問題
の可能性は十分あるんだ←というか、かなりの確立で。
180点満点で、計算問題は計15点配分でしたので・・・。
やっぱりここら辺でトチった可能性が・・・。
私としては、ちゃんと不正解だった部分が知りたい。
そして、正答も知りたい。
計算問題以外にも、かなりあやふやな部分はあったし。
だけど、解答用紙が返ってくるわけでもなく、
結果はただ正解率とそれに従う1(最良)~6(不可)までの評価だけ・・・。
試験するなら、ちゃんとフィードバックはしてほしいもの。
結果よりも、これからが大切なんだし・・・。
ちなみに実技のほうは、140点中、117点という採点で、
評価は2(良)という結果でした。
116点以上が2という評価だったらしい。
つまり、あと2点足りなかったら、あやうく3(可)だったって事
…おっと・・・危ない、危ないっ
とことんついてたらしい。
実技に関しては、きちんと試験官がフィードバックし、
なぜこういう評価になったのかを説明&改善すべき点を教えてくれた。
さて、そんな話はおいといて・・・・
今回は、我が家で取り組み始めたとある企画について書こう。
どんな企画かと申しますと、
No-Debu-Project
(ノー・デブ・プロジェクト)
なるもの。
何かって、文字通り、
我が家のデブを撤廃する壮大なプロジェクト
ことの始まりは今から2,3ヶ月ほど前にさかのぼる…。
朝、バタバタと出勤準備中の私の元へすっとんできたのは…
我が家のドイツ人改めまして、
我が家のおデブちゃん(夫)
無言でババン!!と大公開なさったのは…。
何ともしまりのない腹まわり。
そしてポツリと一言。
「ボク・・・・デブデス。」
衣替えの時期で、久々夏用のズボンを履いてみたらしいが…
本来、ズボンの中にしまってあるはずの肉が・・・・
あのぅ・・・なぜそこに…
ベルトの上に乗っているのだ・・・・。
こう見えても、
子どもの頃はバンビのようにヒョロリとしていたらしい。←本人談
10代後半はジム通い+兵役で筋肉隆々←にわかに信じがたい。
今まで、あまり体型を気にしたことはなかったらしい。
まあ、欧米人特有の小顔
+185cmの高身長で手足はスラリ。
傍からみて、完成形のデブとはいいがたい。
まだ成長段階だろう。
だけど・・・。
やっぱり、ベルトの上に乗った肉の衝撃は大きい。
本人も、近年なんとなく体型の変化に気がついてはいたらしいが、
今回ベルト上のデブを目の当たりにし、
さすがに自分でもガックリきたらしい。
いやぁ、私もビックリしましたよ
さわやかな朝を平然とぶち壊すこの男には。
正直、朝っぱらからこんなものを見せられてゲンナリ…
でも…。
珍しく気にしている
人並みにショックを受けている
そんな姿をみて、なんだかちょっと可哀想に・・・。
なのでとりあえずフォローしてみようと…。
わたし:
"Weißt du? Das heißt "Shiawase-Butori."
「知ってる?それ、幸せ太りっていうのよ。」
ドイツ人:
「シアワセ・・・プトリ…?」
わたし:
"Bei uns sagt man so."
「よく言うのよ日本じゃ。」
"Nach der Hochzeit wird man fetter, d.h. "Glücklich"."
「結婚したら太るもんだってね。つまり、幸せってこと。」
"Dein DEBU beweist, dass du glücklich bist,"
「アンタのデブは、幸せの証ってことよ。」
ドイツ人:
"....Hast du gesagt, dass ich DEBU bin!?"
「…ボクがデブだって言った!?」
"Ich bin nicht DEBU!!!!"
「ボク、デブじゃないもん!!!!」
わたし:
"Was haben Sie voher gesagt?"
「アナタ、さっきなんておっしゃいました」
「ベルト上のものはどう見てもデブでしょうが。」
"Was du auf deinem Gürtel hast ist doch deutlich DEBU,"
ドイツ人:
"Uh,,,,,,,"
「…うぅ・・・・。」
".....Du bist doch DEBU!!"
「…オマエこそデブだっ…!!」
は…?なんだって?
「オマエこそデブだ」
なんたる失言!?
わたし:
"Bin ich fett_?"
「私がデブって?」
"Meinst du das ernst...?"
「オマエ、本気で言ってんのか」
"Ihr habt so ein Theater gemacht, dass ich zu dünn bin..."
「私が痩せすぎだと一家で大騒ぎしてたくせに。」
ドイツ人:
".....Es ist deine Schuld"""
「…オマエのせいだっ…!!!」
わたし:
"Häh?"
「は?」
ドイツ人:
"Mein DEBU ist deine Schuld!!!"
「ボクのデブはオマエのせいだっ!」
わたし:
"Waas?"
「はあ?」 (失言もほどほどにしとけよ。)
ドイツ人:
"Weil du jeden Tag Abend kochst!!!"
「だって、毎日晩ごはん作るから!!!」
わたし:
"Was? Möchtest du jeden Abend ne Stulle?
「なに?毎晩パンがいいわけ?」
"Du willst immer etwas Warmes essen!!"
「暖かい食事を食べたがるのはアンタでしょうが。」
ドイツ人:
「………」
言い返すことができなくなったらしい。
そりゃそうだ。
いつも私が作ったものを自らモリモリ食べているんだから。
それにしても、
「オマエこそデブだ」
「オマエのせいでデブになった」
言いたい放題のドイツ人には呆れてしまう。
これ以上言いたい放題、太り放題というわけには・・・。
勝手に私のせいにされて腹が立ったけども、私もちょっと反省。
確かに、今までけっこう甘やかしてきた。
毎日「オイシオイシゴハ~ン」
といってパクパク食べる姿は見ていて嬉しいもの。
私も張り切って好きなものを作りすぎていたかもしれない。
そういう次第でこのNo-Debu-Projectを始めることに。
デブの素だと、ケチつけられた私の日々の手料理。
献立を見直して、野菜中心のメニューに変更
よく作ったのは、ボリュームのあるサラダ。
もちろん、サラダなので主体は野菜。
でも、野菜のみで動物性のものが全くないものは食べ応えもない。
なので、炒めたベーコンやチーズをトッピングしたり、
シーフードサラダにしてみたり。
冷やし中華や、野菜炒めなども作った。
さて、結果はどうかといいますと…
ハイ、見事失敗に終わりました。
というのも、文句言う言う、我が家のドイツ人。
一週間も立たないうちに文句垂れだした。
別に「野菜のみ」の献立でもないのに、キッチンに来るたびに
"Schon wieder Gemüse?"
「また野菜なのぉ?」
といちいち文句いうように。
やってられんわ、マジで。
私だって肉食べたいわ。
アンタに合わせて野菜中心にしたっていうのに・・・。
結局、アッサリ元の食生活に戻ってしまった…。
そんな私たち、明日日本に帰国します。
さしみ・寿司・焼肉・エビフライ・いかげそなどなど・・・・。
ともかく日本食大好きな我が家のドイツ人
もちろん、
もう食べることしか考えていません。
日本の家族も、
彼が食べたいものをはりきって用意してくれている模様。・・・。
No-Debu-Project
いつの間にか、
Go-Debu-Projectに
まあいいか・・・・。