ああ、もうすぐ2015年も終わってしまう・・・・。
もうすぐ年越しだ・・・。
そんな中、
ついに3年半の職業学校生生活が終了しました…
3年半、色々あったけど・・・。
一番に思い出すのは初日の出来事だ。
学校第一日目。
早朝5:56発の電車に乗るため、
余裕を持って5時30半すぎに駅に到着。
ワクワクとドキドキで興奮状態の私。
対し、不安そうな顔でソワソワする我が家のドイツ人(夫)
そんな彼が一言。
ドイツ人:
"Kommst du wirklich nach Hause?"
「ちゃんと帰ってくるよね」
それは、「前フリ」というやつですか
帰ってこなくていいの?
…う~ん
・・・・どうも様子が違うようだ・・・。
わたし:
"Natürlich. Wo sonst?"
「当然でしょ。どこに帰れっての」
ドイツ人:
"Ich hab das Gefühl, dass du nicht mehr zurückkommst..."
「なんだかこのまま帰ってこない気がして。」
え、それは第6感というやつですか
私の身に何か起こるってー!?
…いや、どうも違うらしい・・・。
ドイツ人:
"Ich bin immer traurig, wenn ich zum Bahnhof komme."
「駅に来ると悲しくなる。」
"Wir haben uns immer auf dem Bahnhof verabschiedet."
「駅って別れの場所だったでしょ。」
はあ、そーいうことですか
ようやく理解しやした
そうだ…。
「駅」といえば私たちにとっては「別れの場所」だった。
2006年、出会った当時はまだ学生だった私たち。
日本の大学生と、ドイツの大学生。
それぞれ大学卒業後はそのまま母国で就職。
つまり、約5年は遠距離だったのだ。
今は通学で利用するこの駅も、当時は別れの場所。
ドイツに遊びに来た私はいつもここで別れ、日本に帰国。
いつも駅から見送る立場だった彼。
それは3年半前の学校初日もそうだった。
期待と不安で興奮状態のわたしはそんなの思いつきもせず
もう…不安なのは私のほうだよ
何でアンタが泣くのよ~
と少々あきれてしまうが・・・。
「絶対帰って来てね」
とウルウルした目で懇願されたら…。
私もついつい涙が…
早朝5時半に揃いもそろってなにやってんだろう。
アホで恥ずかしい夫婦だ・・・。
思い返しても自分で笑える。
3年半後の登校最終日。
駅に向かう車の中でその話をしてみたが、
「えー?泣いてないよー!」とすっ呆けるドイツ人。
「何かの間違いじゃないの」
「ボクが泣くわけないじゃーん」
ありゃ全力否定されてしまった。
消し去りたい過去なのか
さすがに恥ずかしかったのね←羞恥心なんてあったんですね?
まあ、今となってはいい思い出だ。
ともかく、どうにか3年半の職業学校が修了できました
今更だが、職業学校を完全に舐めてきっていたな
こんなにテストや試験が多いとは思いもせず・・・。
働きながら実技を身につけ、学校で理論を学ぶ
「デュアル・ズィステーム(Dualsystem)」
つまり・・・仕事があるので毎日学校には通わない。
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先生も学生の成績集めに必死
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学校あるたびにテストを詰め込みまくって成績評価・・・
しかも、職業学校はだいたい2~3年制が多い中、
なぜか歯科技工士は3年半なのだ
46クラスあるうちの学校でも、
現在4年生なのは私たちのクラスのみ
なぜ無駄に半年も長い
30歳の私に半年の差は大きいぞ…
なんでよりによって一番長いの選んだ!?
と自らの選択を恨んだこの3年半・・・。
…が、ようやくそんな日々を乗り越えた今、
Abschlussprüfung(最終試験)が目前に…。
いよいよだ・・・。
ああ、がんばります