カテゴリ:撮影日記
先日の連休を利用して黒姫高原に行ってきました。 そこは季節の花が見どころなんですが、10月の閉園間近だとダリアが見ごろを迎えていました。 そこで今回は、愛用の SONY NEX-6 にて、ダリアの撮影に的を絞って、ほぼ半日を費やした成果をご紹介します。 (ダリアといっても、種類も数もハンパなかったです (^-^; ) また自分の備忘録的なものも含めて撮影方法など書き留めておきます。 花をふんわり撮る 花をやさしくふんわりした感じに撮るには、ボケと明るさが大きなカギになります。 Aモード(絞り優先)でF値は3.5以下。 明るい単焦点レンズか、ズームレンズを望遠側にして被写体にグッと近づいて撮ります。 なるべくボケは大きい方がいいのですが、レンズによっては諸々の条件で寄れない場合もあるので、ボケの大きさ自体はレンズの性能に因るところが大きいと思います。 SEL50F18 F1.8 75mm(35mm換算) SELP18105G F4.0 70mm(35mm換算) 自分の手持ちの中では、単焦点よりズームレンズの方がよりボケが大きくなっています。 次に明るさですが、露出補正を+にして明るめにすると、ふんわり感がアップします。 ただし今回のような日差しの強い日は、部分的に影ができてしまいあまり綺麗でない場合もあります。 そこで今回のように屋外で花を撮る場合の必須アイテムがあります。 日傘で影を作り、露出を上げて花が明るくなるようにします。 傘を持ちながら片手でシャッターを切るので、慣れないと大変です。 また周りにも気を使わなければなりません。 SELP18105G F4.0 1/400 0.0EV + HDR6.0EV + 補正あり SELP18105G F4.0 1/160 1.0EV + HDR6.0EV + 補正あり ちょっと大げさな例ですが、これだけ印象に差が出てきます。 またこのような逆光気味なところは、HDRをかけると背景を白くすることなく花を明るく撮ることができます。 マクロレンズを使う さらに花を印象的に見せたい場合は、やはりマクロレンズの出番でしょう。 AモードでF値を小さくすれば、ボケもちゃんと表現できます。 SEL30M35 F3.5 1/1000 45mm(35mm換算) +0.3EV + 補正あり SEL30M35 F3.5 1/400 45mm(35mm換算) +1.0EV + 補正あり 上のようにちょっとのっぺりとした感じの写真も SEL30M35 F3.5 1/320 45mm(35mm換算) +0.7EV + 補正あり 同じ花で同じレンズでも、さらにぐっと近づくと、すごく神秘的になって全く印象が違います。 以下もほぼ同条件で撮影、RAW を Photoshop にて補正してます。 あと、花とマクロといえば虫(蜂)がつきものなんですけど、今回は蜂も蜜に夢中らしく、顔をのぞかせたところは撮らせてもらえませんでした (^-^; 以上のところまで、ポイントをまとめておきますと
かなりボリュームが多くなってしまったので、文字数の都合上続きはまた次回。 次は構図について少しまとめてみます。 関連記事 ◆三連休は黒姫・野尻湖へ行ってきました ◆東京の桜はもう終わってしまいましたが・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.10.21 19:24:39
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