本とパンのあるくらし

おいしいパンと大好きな本があれば幸せ。
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昭和の濃い濃い物語

2017年04月24日 | 小説
なんとも激しい濃い小説を読みました。
昭和の戦中戦後という特殊な時代を生き抜いた一人の女性の物語です。

「月下上海」 山口恵以子

    

主人公は財閥令嬢の八島多江子。
戦時統制下の日本を離れ、上海に渡った多江子は画家。

スキャンダルを逆手にとり、人気のある著名な画家となった多江子。
彼女の激しい生き方には、圧倒されます。

愛情深くて、嫉妬深く、優しくて、怖い。
そんな彼女をとりまく男達も、濃いキャラクターがそろっています。

この物語、一時ブレイクしていた昼ドラなどで映像化されそうな感じ。
でも、主役の多江子ができそうな女優さん、いるかなあ。

かなりの美人で強烈な個性を発揮できる女性。
…んんん…むずかしいかも…。

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